美のカリスマからローグに転職:Baldur’s Gate#103

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
CHAが20になった今、美のカリスマと呼ばれる日もそう遠くはないのではないかと思う伊達あずさです。
でもそれだとなんかIKKOさんの後を継ぐみたいになっちゃってますね。それにしてもカリスマと呼ばれているIKKOさんのCHAは一体幾らぐらいあるのでしょうね・・・やっぱり25ぐらい?

美のカリスマからローグに転職:Baldur's Gate#103_挿絵1
美のカリスマへの昇格を天に誓ったところで、ソーサラスサンドリーズ前からの再開です。
いきなりの土砂降りですね。多分、私の決意に天が涙しているのでしょう。あ、もちろん、歓喜の涙で。

でもって、これからどうしましょうね。とりあえず急ぎの用事?はすべて片付いたと思うのですよ。
今ある情報から、現段階でもやれるのは、下水探索ぐらいなものでしょうか?でも、誰から乞われたわけでもないのに、自発的に下水探索するほど私も酔狂ではありません。それは最後の手段にしたいものです。

折角、バルダーズ・ゲート(東)という始まりのエリアにいるわけですし、今度はお店以外のものにも焦点を当てて探索しなおしてみましょうか。

美のカリスマからローグに転職:Baldur's Gate#103_挿絵2
手あたり次第に入れそうなところに入って行ってみます。
まずはここ。特に看板がかかっているわけではないけれど、入り口の扉に鍵もかかってないし、中に入っても咎められなそうな気がします!多分!

美のカリスマからローグに転職:Baldur's Gate#103_挿絵3
中にはローグが1人・・・ローグって悪漢とかならず者ってことだよね?
そんな人が「やあ」とか言いつつ、友好的に近付いてきたら、嫌でも警戒心が高まります。

ローグ「おい、お前ら!ここで何してんだ。パスワードを知らないんなら、ここから出て行った方が身のためだぜ」

ついさっきまで「やあ」とか呑気な言ってた人とは思えない程怒ってる!!

あずさ「知ってるわ」

つい嘘ついちゃった・・・

ローグ「パスワードを言ってみろ」

そりゃ、そーなるよね・・・
普通なら絶対に答えられるわけないんですけど、ゲームシステムというものの限界からか答えは選択式なんですよね。

  1. ダークウェル(Darkwell)
  2. ラヴェンスカール(Ravenscar)
  3. マスク(Mask)
  4. ファファード(Fafhrd)
  5. ボディ(Body)
  6. マーキュリー(Mercury)
  7. シャドー(Shadow)

パスワードってだけあって、一応、セキュリティが厳しめ(選択肢が多い)です。これだと正解率は15%もありませんね。
う~ん・・・用意されている選択肢の共通点すら見つけ出せません。
マスク、マーキュリー、ボディ、シャドーあたりは一般的な単語だけど、ダークウェル、ラヴェンスカール、ファファードは恐らく固有名詞か何かですよね?何の名前なんだろう。地名とか国名とか何かかなぁ・・・それっぽくないですか?

全く見当がつかないけど、こういう選択肢の場合、両端に答えがある事って凄く少ないのですよね。なので、それ以外から適当に・・・

あずさ「ファファード(Fafhrd)」

ローグ「その通りだ。入っていいぞ」

絶対に嘘だ・・・これ、中に入ったら、この大嘘つきめ!とか言われて皆で袋叩きにしてくるパティーンでしょ!?

美のカリスマからローグに転職:Baldur's Gate#103_挿絵4
中もやっぱりローグだらけ・・・ここはローグギルドか何かなのですか?
てっきり袋叩きにされるものと思っていたのに、今のところ誰も声をかけてきませんね。
仕方ない・・・こちらから声をかけてみましょうか。

ローグA「見慣れん顔だな、この町は初めてか?せいぜいおとなしくするんだな!この辺のこそ泥達は苦労してるから、お前らは邪魔すんなよ。くれぐれも自分の手は自分のポケットにつっこんどけよ」

ローグB「地元の人間からするよりは遥か遠くからの隊商からすった方が儲かるのに、野盗の連中め、同業者への気遣いがないよ。隊商が全然きやしない。ちょっとぐらい大目に見ろよ」

ローグC「もしよかったら、私はお金持ちを見つけて荷を軽くしてあげるのだけれど」

ローグD「普段だったら地元のことなんかにゃ全く興味はないが、最近の鉄不足のせいですりに使う鈎針も買えなくなっちまったぜ」

皆まるで同業者と世間話でもしているみたいな反応ですね・・・
ん?もしや同業者と思われてる!?いやまあ、そりゃ~確かにローグか聖人かの二択だったら、ローグなのかもしれないけれど・・・

美のカリスマからローグに転職:Baldur's Gate#103_挿絵5
部屋の奥には名のある人も結構います。

アラトス「ラヴェンスカール」スイバルド「ようこそ、友よ!どうぞくつろいで。武器は横に下ろしてくれたまえ。敵意は必要ない。シーフ達の態度は失礼だったな、謝ろう。商売柄なかなか敵意を隠せなくてな。紹介が遅れてしまった。私はアトラス・スイバルド余りこの名前を口に出さないで欲しいと思っている。君はもちろんあずさだな。驚くな。バルダーズ・ゲートで私が知らない者は少ない。君はまだ何日しかいないにも関わらず、結構騒がせているからな」

こういう紳士的な悪党こそ気を付けねばなりません。紳士的な対応に見えるけど、さり気なくマウントを取ろうとしてきてますしね。とても油断できる相手ではなさそうです。それと、システム上表記されてしまっている「ラヴェンスカール」の部分については名乗らないのですね。
そういえば、ラヴェンスカールってさっきのパスワードの選択肢の中にもありましたね。

あずさ「興味をもってくれて嬉しいけど、何が目的?」

アラトス「ラヴェンスカール」スイバルド「誉めてるわけではない。ただ、町に入って来た時から見張られていたってことだ。ここで知られていない君達に、簡単な仕事を提供したい」

別に褒められてるなんて思ってないけど・・・
「遠回しに脅したけど、気付かれていないのかも・・・」って心配されたのでしょうか。そんな心配をするぐらいなら、もっと悪党らしく直接おどしてこればいいんです。

あずさ「シーフ・ギルドのメンバーの中には、あなたのお望みを聞いてくれるやつが何人もいるはず。姿を隠すことができるなら、誰かに見られる心配はないでしょう。なぜ私が必要なの?」

アラトス「ラヴェンスカール」スイバルド「賢い、とても賢いな。ここにも有能なやつは大勢いるんだが、ほとんどこの季節休みをとっていない。しかも、野盗達が道端で暴れてくれるおかげで、守備が厳しくなって、沢山の手下が捕まってしまった。歴史上初めてのシーフ不足だな」

随分と素直に弱みを見せるのですね。
しかし困りましたね。シーフ・ギルドが斡旋してくるような仕事に興味ないんですけど、どうせ断ったら「生きては返さん!」的な流れになっちゃうんだろうなぁ・・・
別にそれでも構いはしないのですが、ひょっとしてシーフ・ギルド御用達のお店があったりするんじゃ・・・という淡い希望が。
だってほら、他の世界でもシーフ・ギルド御用達のお店といったらご禁制の掘り出し物とかを物凄い高額で取り扱っていたりするじゃないですか。

あずさ「一体何をしろって言うの?その報酬は?どれくらい割がいいの?」

実際にやるかどうかは別として、今はまだ友好関係を壊さずにいたい。

アラトス「ラヴェンスカール」スイバルド「それが結構おもしろいんだ。ウィザードのシャンドラーがハルーアン・スカイシップで暮らしているんだが、彼はこの飛ぶ宝物を再現する知識を持っていて、現在その作り方を女大公リーア・ジャネスに売る予定を立てている。様々な儀式をし、呪文に必要な工芸の一部と古来の像を使い船を動かすのだ。今のところ、これらは彼の娘達の間で分けられている。しかしハルーアの大使は彼らの船を秘密のままにしておきたいようで。君は取引の場へ入り込み、材料を盗んでくるのだ。背中に担げない程のゴールドをな。もし、私を喜ばせることができたら、魔法の武器を一つ、二つ、与えよう。君の出来次第で報酬に差がでてくる」

報酬がお金じゃないってところがいやらしいなぁ・・・お金ならにべもなく断れるのに。

あずさ「単純に、ちょっとした盗みをしろっていうんでしょ。それも私のできる範疇で。引き受けるわ。これで、私の組織での株が上がればいいけど」

アラトス「ラヴェンスカール」スイバルド「よろしい!決まったところで、ギルドにある物は全て好きに使ってもらおう。他の者達にも顔を合わせておけ。私の許可があるから殺しはしないだろう。任務としては、十日で済ませてもらう。情報によると女大公は材料を十日目にして手に入れる予定で、取引はオベロンが彼の屋敷で行うそうだ。計画は何通りか選べる。関係者からアイテムを直接引き渡すよう納得させるか、彼らの目の前で盗んでやるかだ。幸運を祈る」

シーフ・ギルドの仕事なのに合法的な手段で解決してもいいのね。
しかし、時間制限のある仕事なのか・・・そういうのってあんまり好きじゃないんだよな・・・

で、結局、入り口で求められたパスワードってファファード(Fafhrd)で合ってたのね。
時を戻す力を使わず、1回で正解を当ててしまうなんて珍しい。いやまあ、他の選択肢を選んでないから、全部正解だったという可能性もゼロではないけど・・・次回に続きます。

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