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皆さんこんにちは。
新参者のお供が粗相をしたせいで、窃盗の罪に問われてしまった伊達あずさです。
松之助ねぇ・・・結構ダメなやつです。
ただ、幸いにもじゃのうさんサイドの方に何か問題が生じたみたいなので、罪を償うチャンスかもしれません。
といった状況からの再開です。
蘭丸「あのう・・・」
じゃのう「ぶつぶつ・・・ちゅんたろう」
ぶつぶつって口に出しちゃってるよ。これはかなり重症ですね。
じゃのう「おおっ!ちゅんたろう・・・」
あずさ「ちゅんたろう・・・って、息子さん?」
じゃのう「そうなんじゃのう。それはそれは可愛い子なんじゃのう。さっきまでここにいたはずなんじゃのう」
語尾がじゃのうなんだ・・・しかし変ですね。前回私達に啖呵を切っていた時はそんな変な語尾は付いてなかったのに。
埒が明かないので外に出ちゃいました。
まあ、私達・・・というか、松之助がお酒を飲んだ件に関しては、何かもうそれどころじゃなくなっちゃってるみたいですけど、じゃのうさんには白石の泉の場所を聞かねばならないので、どっちにしてもこのままにしておくわけにはいきません。
何のあてもないどころか、ちゅんたろうさんの容姿すら存じませんけど、それでもどうにかしてちゅんたろうさんを探し出さねばなりません。
そ~いえば・・・狐のお宿にいた小狐がちゅんたろうさんのお友達でしたよね?一度、狐のお宿に行ってみる?
だがしかし!道が分からなくなっちゃいました。あれです、蛇の後を追いかけた辺りですね。
あずさ「ちゅんたろうはどこだ」
蘭丸「知らないわ」
まあ、確かにそうかもしれませんが、何だか冷たいね。
蘭丸「どう?」
りんご「怪しい気配はありません」
りんごの鼻を頼りにしようにも、そもそもりんごはちゅんたろうさんの臭いを知りませんもんね・・・
しかしここ、西の方だけ木の種類が違うらしいのですよね。
松之助「そっちは俺も行ったことがねえなあ」
松之助が行ったことないという理由だけで西に進むことが出来ません。何故!?
で・・・あれこれ試行錯誤した結果・・・何が正解だったと思います?
刀を使用することで西側の木がばっさり斬れて進めるようになる・・・っていうね。
いやさ・・・木が邪魔で進めないという状況説明すらなく、当然のようにこの解を求めてくる辺りがもうね・・・ここまでくると何かしらのハラスメント行為ですよ。
そんなハラスメント行為の先にいたのが・・・ちゅんたろうさん?
・・・思ってたのと大分違う。見るからにひねくれた顔つきです。
あずさ「君・・・もしかするとちゅんたろうくん?」
ちゅんたろう「けっ!それがどうした?てめえらまさか舌きり婆の手先じゃないだろうな!」
ガラも悪いよ・・・
あずさ「お父さんが心配してたよ。一緒に帰ろう」
ちゅんたろう「親父が?仕方ねえなあ・・・それにしてもあの婆、糊を舐めたくらいで・・・ぶつぶつ」
あずさ「よし、じゃあ、僕の肩に乗りなよ」
ちゅんたろう「男の肩なんてやだね」
あずさ「憎ったらしいやつだなあ」
左様ですか・・・蘭丸さん、後は任せた。
蘭丸「さあ、袂に入りなさい」
ちゅんたろう「でへへ・・・」
ちゅんたろうさんと共に雀のお宿まで戻ってきました。
アイテム化していたちゅんたろうさんをじゃのうさんにお渡しします。
じゃのう「わお~っ!ちゅんたろ~っ!ありがとうなんじゃのう。どうもありがとうなんじゃのう」
まあ・・・良かったね?
蘭丸「森から出る方法を教えて欲しいの」
じゃのう「・・・」
何故か取り合ってもらえません。え?
蘭丸「ねえ、ここから出る方法、教えて♡」
ちゅんたろう「けっ」
さっきまでは大分デレデレしてたのに!
あずさ「ごんたざくらのしのはらってご存じですか?」
あれ?”しのはらのごんたざくら”じゃなかったでしたっけ?逆でもいいの?
じゃのう「ほうっ!ごんたざくらを知っとるんじゃのう・・・何っ?狐のおつゆさんと知り合いか?ならば、なんとかしてやりたいもんじゃのう・・・」
あずさ「小狐から君の父さんの事を聞いたんだけど・・・」
ちゅんたろう「えっ!まるを知ってる・・・父ちゃん」
じゃのう「うむ・・・」
む・・・まだ押しが足りないか。
蘭丸「お願い♡じゃのうさん!」
じゃのう「げっ!そ!その首飾りは!もしやあなたは乙姫!」
蘭丸「そうだけあなたは?」
じゃのう「儂はここの番人です。姫が再び現れるまで番をしていました」
蘭丸「そう・・・それでお酒の匂いをさせて、鬼が近づかないようにしていたのね」
じゃのう「ごんたざくらはこの奥にあります。さあ、急いでください。これを持って行きなされ」
蘭丸「ありがとう」
じゃのうさんはそういって蔓と松明をくれました。蔓、既に1つ持ってるけどね。
*上が北で、赤い線はイベント後に進めるようになる方向
これで奇怪ヶ森はおしまい!
地図にするとこんな感じになってました。アドベンチャーゲームにしては結構広いよね。
あずさ「あれえ!なんだ!ここ」
松之助「ありゃあ、さっきの森がどこにも見えねえ」
蘭丸「ここがしのはらね」
しのはらは地名だったのか・・・
母狐が「しのはらのごんたざくらが白石の泉を守っている」っていうから、てっきり名前とばかり・・・
りんご「じゃ、桜があるはずです」
しかも、桜なの!?
あずさ「ほんとにここがしのはらかい?」
蘭丸「間違いないわ」
あずさ「何か臭わないか」
りんご「いいえ、なにも」
あずさ「何か見えるか」
松之助「何も見えねえよ」
何か皆冷たいなぁ・・・
とりあえず適当に移動してみますか。
特に移動の方向も指示してませんけど、運良く目的の場所にたどり着けたみたい。
あずさ「あの桜をどうすればいいんだい?」
蘭丸「し、知らないのよ」
あずさ「ええっ?仕方ない、一休みするか」
目的の桜を見つけたものの、これからどうすればいいのかよくわからず。
全体的にフラグが全くといいっていいほど論理的ではありませんからね。私にも見当がつきません。
そ~ですねぇ・・・論理を捨て、水平思考(Lateral thinking)に徹するなら・・・
屏風岩にいた天狗さんが持っていた「花咲か爺さんの灰」を使って、この桜を咲かせちゃうとか?こんなことなら、あっちの灰も少し分けてもらっておくんでしたよ。
蘭丸「このそばに泉があるはずなんだけどなあ」
あずさ「鬼ヶ島へ行ったって龍とはどうやって戦えばいいんだろう」
蘭丸「そうねえ、あいつは人に幻を見せる術を使うから・・・」
意外にも武闘派じゃないのね。龍のくせに随分とちまちましてますね。
あずさ「幻?」
蘭丸「そう、これに騙されるようだと、勝てないわ」
騙されなきゃ勝てるの?
モンスターハンターよろしくの戦いになるなら、この体では勝ち目が薄そうだと思っていたのですが、敵もかなり貧弱そうなので、それなら勝てるかもしれません。
あずさ「くたびれたなぁ・・・」
蘭丸「明日探そ」
そうですね。全ては明日!
というわけで、今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。