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皆さんこんにちは。
ミルクティの粉の溶媒にホットミルクを使用するという暴挙に出た伊達あずさです。
かなりのカロリーを内に秘めているであろう恐ろしく濃厚な飲み物ができてしまいました。うん、これを1食としよう。
十分過ぎるほどのカロリーを摂取したところで再開します。
まあ、今から鬼の本拠地に乗り込んで行こうだなんて無茶をするわけですから、それくらいのカロリーは必要かもしれません!
では、鬼のいぬまにいざ砦の中へ・・・と、思ったのですが、またもスタッフの方から止められてしまいました。え~鬼の数が減っている今のうちに、ささっと潜入して銅鐸を奪っちゃえばいいだけじゃん。そんなもたもたしてたら、鬼達が帰ってきちゃうよ?
仕方ないので、更に砦を良く観察してみます。
結論としては・・・砦の足元が弱い?足元が弱いという意味は良くわかりませんが、天井を支えている支柱が少なすぎるとかそういうこと?それとも広く平らな空間を確保しようと、本来の地盤から外にせり出すような構造になっているとか?何れにしてもこの距離から目視して即座にわかるものなの?恐るべき8歳児だな。
あずさ「砦の足、壊す」
蘭丸「鬼も居ないし、やるなら今ね。じゃ、私は中へ入って銅鐸を取って来るわね。うまくとって出てきたら、砦を壊してくれる?」
あずさ「わかった」
え?鬼の留守中に砦を破壊しようとしてるの?何故そんなことを・・・
だって、鬼って銅鐸によって魂を奪われた元人間で、魂さえ戻れば人間に戻れるって設定じゃなかった?下手に砦を壊して鬼を巻き込んだりしようものなら、魂を取り返しても人間に戻るための体がなくなっちゃうじゃん!地理的に考えて、この砦にいる鬼の中に元おじいさん、おばあさんがいる可能性が高いんだよ??
それに幾ら鬼の大半がいなくなったとはいっても蘭丸さんを一人で砦に送り込むなんて不安しかない・・・できれば逆がよかった。でも、中に入るのが蘭丸さんなのであれば、これを渡しておかねばなりませんね。
あずさ「これやる」
蘭丸「うわ~!凄い臭い」
せんじんたにで拾った硫黄玉を蘭丸さんに渡しておきます。これが砦の中で必要になることを私は知っているのです。
ようやく先に進むことができました。
ここからは計画通り、二手に分かれて進むことにします。
私の役目は蘭丸さんが銅鐸を持って出てくるのを待ってから砦の足を壊すことみたいなので、このままここで待機です。
あれだけ怖い怖いと言っていた蘭丸さんが一人で鬼の砦に潜入するなどと自分から言い出すなんて・・・確かになんか変ですねぇ。
まあ、そっちの話も変ではあったんですけど、今気にすべきなのはそっちではないみたい。
鬼の姿はみえないのですが、どうも誰かがいる気配がしてなりません。
しかし、後ろを振り返ってみても誰も居ません。
ふ~む・・・これ以上、先にも進めないみたいだし、どうしよう。ここは見張り台らしいので、遠眼鏡を使って周囲を確認してみる?
出て行った鬼の動向でも確認しようと遠眼鏡を覗きこむと、突然天狗に声をかけられました。
蘭丸「な・・・なによ・・・あなた、誰?」
天狗「お~っ、儂は天狗じゃ。鬼が出てったから忍び込んできたんだ!お~っ」
鬼の仲間ではないみたいですけど・・・天狗さんは何の目的で鬼の砦に忍び込んだのでしょうか。
蘭丸「私・・・怪しい者じゃないのよ・・・」
天狗「お~っ、変な筒なんだ?」
この天狗さん、大分マイペースですね・・・
蘭丸「遠眼鏡といって、遠くの物を大きくして見る物なの」
天狗「お~っ!お~っ!大きくなるのか!くれっ!くれっ!」
そして、かなり図々しい・・・
蘭丸「銅鐸のある場所を教えてくれたらあげてもいいわよ」
天狗「お~っ、鬼が怒るからやだ、お~っ。奥の部屋にあるなんていえないよ、お~っ」
前言撤回。まあまあ鬼の仲間でした。
蘭丸「約束だからあげるわ。はいっ!」
天狗「お~っ、なんでくれるんだ?お~っ、お前変な奴だなあ」
天狗「隠れ蓑の灰だ、お~っ、姿を消すことができるんだ、お~っ、この間間違って燃やしてしまった。かなし~っ、灰になってしまったから少しやる、お~っ!」
「お~っ」っていう口癖の入れ方が雑!
天狗「おっおっ!困ったな、お~っ。変な爺さんからかっぱらった袋と区別がつかなくなった、お~っ。お前、どっちがいいか?」
ノーヒントの二択か・・・でもこれは青ですね。硫黄玉の件からもわかるように、この世界を作った人はかなり意地悪な人っぽいので、二択なら正解は初期位置じゃないほうだ!よって青!!
天狗「お~っ、こっちがいいかあ、ほれっ」
見事に姿が消えました。
ちなみに、私が選ばなかった方の灰ですけど、確か振り掛けられると花になっちゃうとかそんなオチだったような気がします。おそらく天狗さんは花咲か爺さんから灰をかっぱらってきたのでしょう。硫黄玉がなくてもこの辺までは進めたのですよ。
それにしても、クリアできなかったことがよほど悔しかったのか、このゲームに関しては今でもしっかり記憶が残ってるわ~
ではいざ銅鐸がある奥の部屋へ!!
奥の部屋には天狗さんがいっていた通り、銅鐸が置かれていたのですが、居残り組の鬼もいました。
今は姿が消えているので、銅鐸のそばまでいくのは簡単なのですが、問題はどうやって銅鐸を持ち出すかなのですよ。
遂に・・・遂にリベンジの時がやってきました!!
ここだ!ここで硫黄玉を投げるのです!
蘭丸「えいっ!」
鬼めがけて硫黄玉を投げつけます。
この隙に脱出!!
蘭丸さんは無事、銅鐸をもって砦から脱出してきました。
ここからは未知のゾーンです!
爆弾を設置したら私もさっさと逃げましょう。
砦大爆発!!
銅鐸が奪われたことを知って帰ってきた鬼達と共に砦が崩れていきます。
・・・え!?さっきもいったけど、鬼を巻き添えにするのはまずいんじゃないの!?
蘭丸「おじいさん!おばあさん!」
蘭丸さんは持ち帰った銅鐸の中をくまなく調べましたが空っぽです。
すると砦の方からボロボロになった天狗さんが飛んできました。
あずさ「なんだお前誰だ!」
私は初対面ですからね。
天狗「お~っ、儂は天狗じゃ。さっきもこのセリフ言ったな。お~っ」
蘭丸「これはどういうことなの?銅鐸は空よ」
天狗「お~っ、奴等は魂をそれで吸い取って鬼ヶ島へ送ってるみたいだったぞ~」
あずさ「鬼ヶ島あ~っ!」
蘭丸「じゃあ、おじいさんとおばあさんもそこへ」
天狗「お~っ、多分そうだな~」
蘭丸「鬼ヶ島ってどこにあるの?」
天狗「お~っ、西の方にあるって聞いた事があるぞ、お~っ」
なんと鬼ヶ島へ行かなければならなくなりました。
まあ、タイトルが新・鬼ヶ島っていうぐらいですからね・・・鬼ヶ島に行くことは避けて通れないでしょう。
あずさ「これどうする?」
蘭丸「銅鐸をこのままにしておくわけにはいかないわねえ」
天狗「お~っ、お前達気に入ったから、儂が何とかしてやる」
そういうと天狗さんは銅鐸をもってどこかへ飛んでいきました。
あずさ「お~っ、お~っ」
蘭丸「またあ、す~ぐ真似する。じゃあ、いこうか」
あずさ「ん」
直ぐ真似をするのはどっちかっていうと蘭丸さんの癖なんだけどな・・・
こうして私達は鬼ヶ島へと旅立つことになりました。
そして、この続きは次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。