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皆さんこんにちは。
個人的にふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島のBGMはかなりの名曲ぞろいだと思っている伊達あずさです。
どの曲も結構好きなんですよね。一番好きなのは、おじいさん達が柴刈りに行くときの曲かな。
では、おつうさんが残した反物を隣村に売りに行こうとしていたところからの再開です。
それにしても、私達っておつうさんとあまりうまくいってなかったのかなぁ・・・だって、おつうさんとは生まれた時から、ついさっきまでずっと一緒に暮らしていたわけですよね?それなのに、おつうさんが突然いなくなってしまったことに対して、あまりに無関心です。
まあ、人(?)には触れて欲しくない過去の1つや2つはあるか・・・気にせず行きましょう。
1本道ですから、私達には北へ進む以外の選択肢がありません。
というわけで、一本道を北に進むと・・・誰かいます。
あずさ「誰だ」
雪女「私は雪女よ。だ~れもここを通さないよ!へん!」
あくまでも私の主観になりますが、目の前に立ちはだかっているこの雪女は酷いブスでとっても意地悪な顔をしているらしいです。
あずさ「ここ通りたい」
雪女「馬鹿ね、通さないって言ったでしょ」
あずさ「うわ、口臭~い」
雪女「うるさいわね!そうよ!どうせ私はこの臭いで鬼に振られたのよ!ふん!何よ、男なんか・・・」
凄い理由で振られたんですね・・・
蘭丸「あ、あの~・・・」
雪女「あたしゃ女が特に嫌いなんだよ!」
取り付く島もありません。雪女のせいで北へも進めず、更には交渉の余地すらありません。
あずさ「寒い・・・」
蘭丸「寒いね」
雪女の近くにいると、口臭もさることながら、とにかく寒いので一旦離れることにします。
暖が取れる位置まで来た道を引き返しました。
さて、これからどうしたものか・・・
ふと視線を道の脇に送ると、小さな穴が空いています。おかしいな?さっき通った時にはこんな穴なかったのに。穴はとても深そうです。
あずさ「何だ?これ」
蘭丸「穴よそれ」
何とも不毛な会話ですね。
再び穴を良く観察すると、穴の中から何か聞こえてきました。
穴「きゃぴ、きゃぴ・・・」
きゃぴきゃぴいってるよ・・・でも、目の前に穴があって、所持品におむすびがあったら、そりゃ~もう不法投棄してみるしかありません。
蘭丸さんにバトンタッチし、所持品のおむすびを使用したところ、手が滑っておむすびを穴の中に落としてしまいました。言うまでもなく、わざとなんですけどね。
ちなみに、「食いしん坊ですね。しかたない、食べましょうか」と言っているのは、「初めてのおつかい」の見守りスタッフの方です。ここは隠れる場所もないので、私達を堂々と見守ってくれています。
穴「おむすびころりん、すってんて~ん」
あれ?すっとんとんじゃなかった?
歌詞に微妙な違和感を伴った変な歌が聞こえたかと思うと、穴からネズミが顔を出しました。これが噂の女子大生ネズミらしいです。
何故女子大生なのか・・・おそらくこのゲームが発売された1987年は女子大生ブームがきていた頃だからなのでしょう。
かつて同じ職場で働いていたおねえさまから聞いた話によると、女子大生という身分がステータスになった時代があったらしいのです。
そのおねえさまは女子大生ブームの頃に女子高生だったらしく、女子大生に憧れながら高校生活を過ごしていたらしいのですが、いざ、自分が女子大生になった途端、世間に女子高生ブームが訪れてしまったため、愕然としたのだとか・・・ある意味、これも昔話ですね。(怒られそう)
とりあえず、話しかけてみましょう。
ネズミ「あたしって、鼻垂れ坊主に興味ないのよね~」
酷い・・・蘭丸さん、代わって・・・
蘭丸「こんにちは、ネズミさん」
ネズミ「は~い♡おむすび美味しくってあたしはっぴ~・・・ところで雪女のおせちにてこずっちゃってるみたいね。これがあたし達もなんだよね~」
おせちというのがあの雪女の名前なのでしょうか。
蘭丸「そうなの、いい知恵ないかしら」
ネズミ「おっけ~まかしてえ・・・おねえさん協力しちゃう♡」
そう言うとネズミは鏡を出してきました。
ネズミ「が~んば、きゃん♡」
特に女子大生ネズミさんの方から鏡の用途に関する説明は無いようです。
とりあえず、頂けるものは頂いておきましょう。
蘭丸「私は雪女なんてまっぴらよ!あずさやってよ」
鏡は私が拾えと・・・まあいいでしょう。
拾った鏡をのぞき込んでみると、鏡の中にはなかなかの色男が映っています。あ、これ私?
では、女子大生ネズミさんから頂いた鏡を持ってのリベンジです。
いざ、尋常に勝負!
懐から鏡を取り出すと、偶然おひさまの光が雪女の顔に当たります。
雪女「ぎゃ~っ!か、鏡をしまえ~っ!」
あずさ「おもしろ~い」
武器だったのか!?
しかし、しばらくすると雪女が鏡に映った自分に見惚れ始めます。
雪女「お、なんていい女だ。これよこせ」
雪女は私の手から鏡をひったくるとご機嫌でこの場を後にしました。
雪女がいなくなったことで、辺りに積もっていた雪まで一瞬でなくなりました。不思議なこともあるものですが、これでようやく先に進めます。
鏡をくれた女子大生ネズミさんも雪女に困っていたらしいので、雪女がいなくなったことを報告しておこうと思ったんですけど、何故か相手にしてもらえなかったため、黙って先に進みます。
隣村が見えてきました。
ただ、ここからでは降りれないのでもう少し歩かねばなりませんね。
あずさ「店、店」
蘭丸「あ、あそこにあった。ほら、お寺の横」
一先ず目的地となるお店のおおよその位置に見当がついたみたいです。
遂に2体でもいったいさんのお店に到着しました。
いったい「お、ながくし村のあずさと、蘭丸やないか。ようきたのう」
蘭丸「こんにちは、おつかいに来たの・・・」
いったい「もう手伝いができるんか。えらいなあ」
いったいさんに反物と手紙を渡します。
いったい「おおっ!立派な反物じゃ」
いったいさんは添えられていた手紙にも目を通してくれているみたいです。
いったい「すまんけど、おじいさんの注文の品が今あらへんから、後で必ず届けるゆうといてくれへんか」
いったいさんから言付けを受けた私達は家に帰ることにしました。
色々あったせいで、家に着いた時にはどっぷりと日が暮れてしまいました。
ただ、おつかいの成果報告をせずに寝るわけにはいきません。だがしかし、それは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。