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皆さんこんにちは。
最近、やたらサクサクと野盗を倒せるようになった気がしている伊達あずさです。
視覚的に成長を実感できるようなステータスが少ないため、レベルが上がってもあまり強くなった気はしてなかったのですけど、実は結構強くなってたりする?何となくですけど、遠距離攻撃時の命中率がかなり上がったような気がするのですよね。ただ、ステータス異常攻撃を受けた際の立て直しが非常に困難なこともあって、近接戦闘に対する忌避感は相変わらずですけど。
エンデルさんからタゾクの居場所に関する情報を得たことで、新たにクロークウッドへ行くことができるようになりました。フレンドリーアームインの西側にエリアが出なかったのって、ストーリー上、都合が悪かったからなのね。
だがしかし!ラースウッドやペルドベールの探索の方が先!
私がちんたらしてたところで、ちゃんとタゾクはクロークウッドで律義に待っててくれますって。気にしない、気にしない。
ラースウッドに無事到着!
・・・まあ、途中でハーフオーガの待ち伏せに遭ったりしちゃいましたけどね。
このエリアの探索中に野盗の仲間入りをしてしまったため、エリアマップが中途半端に明らかになっちゃっているのです。やっぱり、綺麗に済し崩していかないと気持ち悪いですもん。
でも探索を始める前にキャンプです。どうせエリア移動に時間がかかっちゃうから、移動先でキャンプすればいいやと思って、フレンドリーアームインには宿泊しなかったのですよ。
暗闇が増すにつれ、過去の出来事を思い出す。
それは誇らしい勝利に包まれている。
砦に囲まれたキャンプは隔離され、海岸から守られている。
この辺りは多くの野盗の群れや野盗達が彷徨うが、彼らはキャンプにも自分にも気付かない。
急激な突風が回想を遮り、体が浮き上がり、キャンプと森が下に見える。
朝焼けの空に孤を描くと、その瞬間今までの重荷から解放され、自由な鳥に変わる。
しかし大地の見えない手で呼び戻され、鳥から投石器の石に変わる。
体が重くなり地上に意識が戻る。
何事もなく、大地は全てを受け入れる。
急に全てが真っ暗になり、気が付くと世界の中心まで降りてきている。
周りの石が光だし、洞窟の形が分かるようになるが、その前も後もほんの少し先までしか見えない。
躓いて頭を上げると・・・自分がいた。
目の前に自分に酷く似た石がある。
暗闇の中の声は責めているが、面白がっているようにも聞こえる。
「そんな誇りは捨てよ。偉大なる略奪者よ。お前は仮の姿なのだ。貸しは決して忘れぬ」
骨の短剣が暗闇から飛んできて石像を直撃する。
石にはほんの少しひびが入る程度だが、体を真っ二つに引き裂かれるような激痛が体を走る。
「お前の体は脆い」と声はあざける。
「お前も死ぬということを忘れるな」
次の瞬間暗闇に落ちて行き、朝目覚めるまで悪夢にうなされ続ける。
訳が微妙なのと、無駄にポエムチックな表現が相まって、内容がちっとも入って来ない!
夢の中で不思議な洞窟を見つけたみたいだけど、具体的な位置が分からないので、夢で見た場所に行ってみるなどといった行動をとることもできなさそう。夢の中ではわざわざ空を飛んで洞窟のある場所まで行ったみたいなのですから、もうちょっと上空を飛んでいた際のイメージをグラフィカルに表現してほしかった!
私の悪夢は朝目覚めるまで続いていたらしいのですが、目覚めてもまだ悪夢が続いてるんですけど!?
しかも、襲撃によってキャンプが中断された扱いになっていたため、魔法も再記憶できておらず、スリープが使えない!そのため、結構な真っ向勝負になっちゃったのですが、蓋を開けてみれば、この数の野盗をノーダメージで撃退できちゃったというね・・・やっぱり私達、明らかに強くなってますね。
あっ、後、先ほど見た夢の影響なのか、新たにスローポイズンを特殊能力として使用できるようになっていました。
さてさて、今日も元気にラースウッドを探索していると、野盗っぽい身なりではない人が近づいてきました。
オスマディ「傲慢な馬鹿者どもめ!自分の犯行現場に、のこのこと戻ってくるとはな。この地に貴様達の血を染み込ませるまで、一人も逃さんぞ!死んだ兄弟達の仇をとってやる!」
えっ、急に何?やっぱり野盗のお仲間で、私が野盗キャンプを壊滅させたことを恨みに思ってるとかですか?
あずさ「何のことだ。私達は誰も殺してない。混乱してるんじゃないの。落ち着いて、本当に『兄弟達』を殺したのは誰かよく考えて」
袋の中に野盗の頭皮をこれでもかと詰め込んでおきながら、「誰も殺してない」はあまりに嘘が過ぎますね。ただ、オスマディさんがいう兄弟というのは本当に野盗達の事を指しているのでしょうか。確かにちょっと落ち着いた方がいいですよ。
オスマディ「貴様の言い訳を聞く気はない!俺は貴様の、いや、貴様達全員の本性を知っているんだ!メイラー神の怒りを受けて、全員滅ぶがいい!」
この人、絶対に野盗じゃないですね。
何があったのかはわかりませんけど、無関係の人に怒りをぶちまけてくるような人は滅んで良しです。
滅んだけど、何もいいものを持っていませんでした。まあ、それなりに経験値を持っていたので良しとしましょう。
あっ、また人がいます。今度はちゃんと話が出来そうな人ですね。
コルソネ「オスマディのことを許してやってくれ。ここである事件が起きてから、頭が・・・変になってしまったんだ。数日前、『チル』と名乗る野盗達がキャンプに乱入して、祠を襲った。奴等は、オスマディの親友も含め、抵抗する者を全て殺したんだ」
なるほど・・・そういうことだったのですね。
私達を野盗と間違えたというのであれば、確かに一瞬だけ野盗になったこともあったし、仕方な・・・くないよね!?だってチルってデミヒューマンの野盗チームだよ?私達がホブゴブリンやノールに見える!?
それに、コルソネさんは私達がオスマディさんの仇ではないと気づいていたみたいじゃん!何で止めてくれなかったのよ!
あずさ「どうして私達にオスマディをやらせたの。彼のことはよく知ってたみたいじゃない。両方ともドルイドに見えるけど」
コルソネ「本当だ、私達はとても仲が良かった。でも、どうする事もできなかった・・・彼は、狂ってしまった。君なら、わかるだろう。どうすることもできない時だってあるんだ」
何にしても見ず知らずの私達を巻き込んでいい理由にはならなくない?
あずさ「こんなにあっさりと人生を諦めるなんて、ちょっと信じられないわ。他にも選択肢があるはずよ」
コルソネ「他にどうする事もできなかったんだ!一体何度説明すれば、わかるんだ?私は友を埋葬しなくてはならない、放っておいてくれ」
私達に汚れ仕事を押し付けておいて、随分と勝手な物言いですね。そして、生きている時には見捨てたくせに、死んだら友に戻るのですね。
あずさ「じゃあ・・・今度は彼が仲間ってわけ。すごく変だわ。仲間を殺すって奴はそういないわ」
私は「仲間を見殺しにする奴はそういないわ」って言いたかったのかな?
コルソネ「私は誰も殺していない!ああするしかなかったんだ!私が助けなかったら、君達は皆、死んでいたかもしれないんだぞ!私を一人にしてくれ」
は?コルソネさん、別に私達を助けてくれてませんよね??何を言ってるの?
あずさ「嘘つき!最初から、私達に頼んで彼を殺すつもりだったのね。ただの人殺しよ!」
コルソネ「君の言う事も、もっともだな・・・確かに、君の助けが無くては、オスマディを倒す事はできなかっただろう。礼を言うよ。だが、君はひとつだけ間違っている。私は、『ただの殺し屋』ではない・・・私はシャドードルイドの一員だ。オスマディと、奴の仲間の存在が邪魔だったので、奴等に毒を盛ったのだ。これで、この土地は我々の物になる。そして残念だが、町から来たおせっかいな冒険者達にも、用はない。自然の力を支配できるのは、私だけだ、今からその恐怖を味わうがいい。さらばだ!」
まさかの超展開!そんなつもりもなかったのに、単なる偶然でコルソネの陰謀を暴いちゃったよ!
コルソネもオスマディと同じように戦闘開始直後、何か魔法を唱え始めたのですが、唱え終わる前に倒しちゃいました。
そして、これまた示し合わせたかのようにいいものを持っていない・・・
ただ単に自分勝手で図々しい人を非難しただけなのに、偶然シャドードルイドの陰謀を阻止してしまったところで今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
子供向けということであれば
桃太郎みたいな勧善懲悪を目指してるのかもしれませんね。
ただ国王が勇者の末裔に、無償で魔王を倒すように命令するとかって、子供の頃は「王様に選んでもらった」と感じましたが、
大人になると「無茶苦茶」と感じますね
そうなんですよね。
ゲームのシナリオを書いている人も含めて、現実世界には完璧な善人など存在しませんし、完全なる善を描こうとしても、想像力の限界を超えているため、詳細に描こうとすればするほど、無理が生じてしまうのでしょう。(だから、ファミコンよりもハード的に表現の幅が広がったスーパーファミコンのゲームのシナリオに私はイライラさせられるのでしょうね)
でも、そういった世界の歪みに気付けるようになったのは、私達が大人になったからなのかもしれません。
そういう意味で、レトロゲームを大人になってから改めてプレイするというのは、様々な発見があって非常に興味深いものです。
オスマディさんに限らず
失礼ながら、このゲームの世界は狂った人が多い気がします。
それとも英語圏では、このやり取りは普通なのかな?
Baldur’s Gateに限らず、海外のゲーム(ちょっと主語が大きすぎる気もしますが・・・)には個性的な人が凄く多いのですよね。
ただ、国産のゲームの場合、気持ち悪いぐらい極端な善人や行動原理が理解できないほどの極端な悪人、良い人の体で描いているつもりだけど、よくよく考えてみたら悪人といった純粋悪、無個性(人の姿をしてはいるけれど、最初から人として描くつもりが無い)の4パターンが大多数を占めているので、ひょっとすると海外の人からみれば別の意味で個性的に見えたりするのかもしれません。
長年レトロゲームをプレイしていて思ったんですけど、国産ゲームの世界って、不気味なくらい綺麗過ぎるのです。最早善の押し売りといってもいいほどです。
そんな世界であるにもかかわらず「良い人の体で描いているつもりだけど、よくよく考えてみたら悪人」みたいな人がちらほら登場してしまうのは、ゲームの世界が現実世界からあまりにかけ離れて過ぎていることによって生じた弊害なのだと思います。(シナリオを書いている方は現実世界の人なので)
ファミコン/スーパーファミコンなどのブームによって、日本では「ゲームは子供がするもの」という風潮が色濃くあったでしょうから、ゲームを作る大人達が無自覚に(あるいは意識していたのかも?)道徳的/教育的な側面を持たせてしまっていたのかもしれませんね。
対して、海外産のゲームはPCがゲーム黎明期の主軸ハードでありつづけたため、ゲームをプレイする人の年齢層も日本に比べて非常に高かったのかもしれません。そういったことも関係して、まあまあ現実を踏まえた自分勝手な人が多いのではないでしょうか。
折角コメントを頂いたので、あれこれ勝手に考察してみました(もちろん、私の勝手な推測です)けど、狂っていると称されるレベルの人が多数登場してしまうのは・・・文化の違いなども多分にあるのかもしれませんね。
ちなみに、Baldur’s Gateの世界に登場するドルイドは全員トゥルーニュートラルという設定になっているため、まあ・・・大多数の人には理解しがたい人が多くなっちゃうみたいです。(ただ、オーヤナーギさんはオスマディさんに”限らず”とおっしゃってるので、この説には無理がありますけども・・・)