恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur’s Gate#50

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
事あるごとにEnhanced Editionが気になってしまう伊達あずさです。
もう少し視界が広くて、移動経路探索のアルゴリズムが賢かったならどれだけ良いことだろうとか考えちゃうのですよね。
だって、全員移動スピードが同じであるにもかかわらず、隊列を維持したまま真っすぐ進む事すらできないんですよ!?ちょっと狭い場所(宿屋とかさ)になると、指定した場所に辿り着けなくなる人が続出するし・・・やっぱり、操作性って大事だなって思いました。
そういう意味でいくと、やっぱり現代ゲームって凄いですよね。そりゃ~現代ゲームにだって操作性が悪いゲームはありますけど、悪いのレベルが違いますもん。

ただまあ、定期的に不自由さを摂取する(レトロゲームをプレイする)ことで現代ゲームのありがたみを再確認するというのも、存外悪くないかもしれません。まあ、私の場合、ちょっと不自由さを摂取しすぎな気がしなくもないけど・・・

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵1
では再開!
・・・って、開始早々罪のない熊を大量逆殺してしまいました。
まあ、罪がない(デフォルトでは足元のサークルが青)とはいっても、ある程度近づいちゃうと攻撃してきますけどね。

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵2
そんな地道な経験値稼ぎの甲斐あって、ブランウェンさんのレベルが4になりました。
レベルアップによってHPが増えるのはいつもの事ですが、加えてTHAC0が2つ減り、スパイク武器への熟練度とレベル1、2の新たな記憶枠を得ました。クレリックは沢山呪文を憶えられていいなぁ・・・

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵3
その後、2度のキャンプを経て(1回目は途中でガストに邪魔された)、1件目となる建物の前にやってきました。
ほぼ間違いなくサランディールさんのお住まいではないと思いますが、一人っ子の私はおいしい物を後に取っておくきらいがあるのです。
というわけで、おじゃましま~す。

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵4
物凄く生活感はあるんですけど、誰もいませんね。家の中には箱が1つあるだけで、その箱にも鍵がかかってます。イモエンさんにお願いして鍵を外してもらおうと思ったんですけど、文字通り100回試しても開きませんでした。でもまあ、鍵がかかっている箱を無理やり開けて中の物を盗ったら泥棒になっちゃいますからね。盗るかどうかは別として、箱の中身に興味があっただけなのです!

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵5
ではいざ本命へ!
あ、表札がハイヘッジになってますね。

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵6
あれ?建物を守る化け物がいるってあの泥棒さんは言ってましたけど、特に何もいませんね。普通にサランティールさんとお話できちゃいそうです。

サランティール「私の屋敷で他人がうろついているのは耐えられん。お願いだからどっかに行ってくれ・・・むろん、魔法を売ってくれるなら話は別だが。その身なりでは私のアイテムを買う予算もありそうにないな」

そんなことないよ!私、まあまあお金持ってるよ!?一方的に話を打ち切られてしまったので、もう1回話しかけます。

サランティール「本当に何か邪魔をする理由があるんだろうな?言ったはずだぞ、もう行ってくれ」

あずさ「実は、結構おもしろいかも。この・・・喋る鶏・・・を助けることがあってね」

サランティール「鶏が喋るわけがない。何かの呪文にかかっているんだろう。すぐに元に戻るさ。問題にするほどじゃない。出ていくんだな」

あずさ「鶏が喋らないことぐらい知ってます。わざわざどうも!そう、これは変身した人間なの。あんたの弟子だって言ってたのでね。それで連れて来たんです」

サランティール「弟子!?弟子などおらぬわ!誰にも教えてないぞ、私の・・・待てよ・・・メリカンプ?お前、メリカンプなのか!?」

メリカンプ「はい、サランティール様、(コケッ)私でございます」

サランティール「私はお前の師匠ではないし、お前も私の弟子ではない!私がお前を助けるとでも思っているのか!」

あずさ「あなたの弟子じゃない?でも彼のことは知っているんでしょう?」

相変わらず酷い日本語ですね・・・ちなみに明らかな誤字と思われる部分は修正してます。

サランティール「学生らしく学ぼうとはせずに、このアホは知識だけを求めようとする。私の教えはそれにふさわしい者にしか理解できん!こやつは目先の欲に溺れ、教えを私から盗んで行ったのだ!」

メリカンプ「喋ってばかりで、少しも披露してくれなかったんですもの!あなたのパワーを少しでも(コケッ)学ぼうとしただけです!」

教えを盗んだという意味が良くわかりませんけど、もしこれが呪文の巻物を盗んで行ったという意味なのだとしたら、同情の余地は皆無ですね。しかしながら、この鶏もよくこの状況で反論しますね・・・

サランティール「このパワーは50数年もの間培われてきたもので、容易に披露したり使う気はさらさらない。お前は私にとって赤ん坊も同様、比べ物にならない。はっきり言わせてもらうが、よくもまあ変化するに事欠いてそんな老いた鶏なんかに変身したもんだな!一体どうすればそうなれるのか教えてくれ。最後に見た時に単純な呪いを唱えていたようだが」

メリカンプ「あれから色々と進歩したのです・・・そのため(コケッ)にアイテムを少々「お借り」しただけです」

あ、やっぱり何か盗んでるみたいですね。恩を仇で返すとは正にこのことですよ!別にサランティールさんが鶏にしたわけじゃないんだし、わざわざ助けてあげる義理もない気がしてきました。

サランティール「思った通りだな。私の道具は盗めても、その道具に対する理解までは盗めまい。さて、呪いを解くとしよう。お前に私の持ち物を返してもらうためにも、早く元通りにしないと・・・ちょっと待て。その呪文を解くアイテムを私は持っていなかった。待てよ・・・ああ、何てことだ・・・メリカンプ、よく聞いてくれ。お前は何を取ったんだ?」

メリカンプ「大した物じゃありませんよ!ただいくつかの(コケッ)ものを。スクロール何束かと古びたブレーサーを一組、白紙のスペルブック、羊皮紙少々・・・」

サランティール「ブレーサー・・・まさか。このバカもん!金庫の中に鍵と罠付きで保管していたブレーサーを!?こればかりは許さないぞ、一生鶏でいるがいい、覚悟していろ!」

聞けば聞くほど悪質ですね・・・しかしながら、何故このアホな鶏はサランティールさんの力を借りねば元の姿に戻れないというこの状況でも反省の色を見せることすらなく強気でいられるのか・・・

メリカンプ「確かに盗みはしましたが、このまま見捨てるなんて酷い!お願いです、サランティール様ぁ、お願い・・・(コケッ)」

謝罪の言葉ひとつ出てこないばかりか、サランティールさんを非難するとは・・・

サランティール「私の意思には関係なく、お前の呪文を解く力が私にはないんだよ」

あずさ「あんなみたいなメイジにそんな問題を起こすアイテムっていうのは、一体どんなものなの?」

もう少し、丁寧な言葉遣いをできないものか・・・

サランティール「昔と今では魔法も異なるのだ。冒険家ならば知っているだろうが、ダンジョンから取って来る全ての小物が使い物になるとは限らない。そのブレーサーもどこかで見た事はないか・・・まあどうでもいいことだな。私には用途がわからないし、以前の持ち主にも聞くことが出来ないと言えば十分だろう。私が「解放」されてから・・・何年という月日も経ったが、ネズリル遺跡の破壊のことはいまだ謎に包まれたままだ。それはどんな強い神力にも耐えうる。表に出ない何かが隠されているかもしれないということだ」

うーん、正直なところ、話が全く理解できないのですよね。メリカンプさんが鶏になっちゃったのと盗んだブレーサーとの間には一体何の関係があるの?そもそも、メリカンプさんって何かの魔法を使って失敗した結果、鶏になっちゃったんじゃなかったの?もしかして、ブレーサーに込められていた魔法を解放した結果、鶏になったとかそういう話だったの?そして、そのブレーサーは何処に行っちゃったのよ・・・使ったから消えたとかそういうこと?なんか話が全然見えない・・・

で、どうしよう。正直いってメリカンプさんはもう一生鶏のままでいいんじゃないかと思うんですよね。元に戻してあげたところで、絶対にその恩を仇で返すような真似をしますよ。

あずさ「何か打つ手はないの?幾らでも力になるわよ」

と、思いつつも・・・まあ、被害者は私じゃないですからね。サランティールさんがメリカンプさんを助けたい思っているのであれば、私が怒っても仕方ありません。

サランティール「お前がそう望むのであれば。ある物が必要なので、それを取りに行ってもらおう。アンデッドの頭蓋骨、まあどこでもある骸骨のだな。それをここに持って来れば、魔法でこの愚かな坊やを生き返らせてやろう」

それっぽく直して書いてますけど、サランティールさんのセリフ、凄まじく誤字が多い・・・この訳担当したの誰だ・・・
それはそうと、頭蓋骨ですか・・・

メリカンプ「生き返らせる?あの呪文は(コケッ)対象が死んでいる必要など無いのでは?」

サランティール「いや、死んだものが何か必要なんだ。そのために頭蓋骨がいる。これからやろうとしていることを完全には説明できないが、生き返らせる方法と逆のことをやるつもりだと言えばいいかな。お前の姿を変えたエンチャントメントの年数に、何か魔法としての落とし穴があるかもしれない。もちろん呪文をかける際に、我々二人とも命を落としてしまう恐れもあるが、まあそれも運命というものだ。では、ダンジョンにでもそこらにでも行って来て、頭蓋骨を持って帰ってくるのだ。さあ行け」

こんなアホな弟子を助ける為に、サランティールさんは命まで賭けるおつもりなのですね。
でもまあ、2人の関係性を良く知らない部外者の私がとやかく言うことではないのでしょうね。

ちなみに頭蓋骨については・・・

恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur's Gate#50_挿絵7
既に売るほど持ってるので、当方の手間は大したことありません!
でも、思いの外サランティールさん達がわけのわからない話を延々と繰り広げちゃったので、頭蓋骨を渡すのは次回かな。

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恩を仇で返す系の弟子メリカンプ:Baldur’s Gate#50」への2件のフィードバック

  1. オーヤナーギ

    これだけ頭蓋骨を持ち歩いていれば
    現実であれば警察か精神科受診になるのかも

    返信

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