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皆さんこんにちは。
実はここまでずっと心に秘めていたことがあった伊達あずさです。
いやですね・・・全部は無理だとしても、結構大きく逆転できる目がまだ残っているのではないかとちょっと前までは思っていたのですよね。
ここまでグランヒストリア 幻史世界記を74話分進めてきましたけども、実はほぼ全部が無駄なことだったんじゃないかな・・・って。だってね?私と世界記が一生懸命変えて来た歴史って、グラン大陸の滅亡とあんまり関係のないことばかりではありませんでした?それどころか、グラン大陸を破滅に近づけていたような気すらするのですよ。
例えばさ・・・805年、私はイライが邪道盗賊衆に襲撃される未来を変えました。でもさ・・・もし、歴史通り邪道盗賊衆がイライを襲っていた場合・・・ひょっとすると、イライにあった偽りの星は邪道盗賊衆によって破壊されていた可能性があるのですよ。だってさ、ガイナスターって偽りの星の存在を当時から知ってましたよね!?
だって、世界記が時をまき戻す前の時間軸にいたガイナスターが「もしこれが、ザの力を封印している偽りの星なら・・・よしっ、やれ!破壊しろ!!ザの力を永遠に消し去るのだ!」って言ってましたもん!
しかも、偽りの星って物理的に破壊可能みたいじゃないですか。実際、空の国の人が空の船を神殿に落として壊してますもんね。
リザーラさんの件だってそうですよ。私がリザーラさんを助けなければ、ケインの片腕となって人々を苦しめる未来はなかったはずです。私がドルークの墓場街道を開通させなければ、ユクモが沈んだ後、陸の孤島と化したドルークの神殿は解放されなかったかもしれません。
まあ・・・もちろん、東部自治区の事とか、クノン王子やファルさんの件など、本当に何の意味のなかったことだって沢山あるから、全部が全部綺麗に辻褄が合うというわけではありませんけど、世界を破滅から救うために歴史を変えていたはずなのに、実は世界を破滅に導く手助けをさせられていました!なんてインパクトのあるストーリーじゃないですか。
でもね・・・私がこの世界に来たせいで破滅が始まったとマ神の血を引く人から言われちゃったせいで、その可能性の目も無くなってしまいました。流石にそんな似通った仕掛けを2つも立て続けに仕掛けるわけないと思うんですよ。そんな物語歪過ぎでしょ?
よって、遂に万策尽きてしまったのです。最早、私にはこのハチャメチャな世界を崩壊から救う手立てがありません。
でも、逆にここからどうまとめるつもりなのか・・・そういう意味では非常に興味がありますね。
もうかなりのラストまできちゃってると思うんですけど、未だに謎なことがあまりにも多すぎるのですよね。
一体何が原因でグラン大陸は滅びてしまうの?グラン大陸のほとんどを制圧したはずのアサシナ帝国ですが、どういうわけか、今年滅亡しちゃうんですよね、突然。そして、どういうわけかグラン大陸は滅亡してしまいます。何で?
結局のところ、滅亡の直接的な原因は旧王都の地下にあるというマ神が作った兵器のせいなんですよね?だとしたら、ケインが故意にアサシナ帝国を滅亡させる必要なんて全くありません。むしろ、アサシナ帝国があった方が好き勝手できるわけですから、どう考えたって滅亡させない方がいいはず。なのになんで滅亡させちゃうの?この圧倒的に有利な状況から1年と経たずにアサシナが滅亡するだなんて、ケインが故意に滅亡させようとでもしない限りあり得ませんよね?それに結局はマ神さえ復活させちゃえば、全部滅亡するんでしょ?
今までは、アサシナが滅亡のピンチに陥ったせいで、逆転の手としてその兵器を起動し、それが暴走してグラン大陸が滅亡する・・・だから、アサシナが滅亡する歴史を変えなきゃならないってことだと理解しちゃってましたよ。でもその場合、何かにつけて戦争を始めたがる隣国を全部滅亡させちゃった方が良いことになっちゃいますけどね。
後、ケインの目的って結局なんなのでしょうね。最初はとにかく滅亡させたいだけなのかと思ってたけど、途中からマ神などというとってつけたような存在が登場し、いつの間にか目的がすり替えられてしまいました。でもさ、結局、囚われの身だったマ神って救出されたんでしょ?それなのに、この上、グラン大陸を滅亡させる意味なんてあるの?そもそも、何故グラン大陸を滅亡させることが、マ神のためになるのかいまだに理解できないのですよね。
何れにしても、グラン大陸が滅亡する原因が旧王都の地下にある兵器のせいで、とりあえずグラン大陸の滅亡を止めたいだけなのであれば、ドルークやイライ、そして、緑の海にある各神殿にいって偽りの星を今からでも壊して回ればいいだけなんじゃないかなと私は思うのですが、何故それじゃだめなのか誰か説明してください!!
今までは、未来が分かると言う設定であるにもかかわらず、プレイヤーにグラン大陸滅亡の仕組みを明かさないというトリッキーかつあり得ない手法をとることで、その正当な道筋を意図的に隠されてましたけど、今からでも間に合うよ!壊しに行こうよ!!
そう思っていても、結局は素直に旧王都の地下へと向かうしかないのです。JRPGのプレイヤーって本当に無力です。
ここは以前、パラドックがいた所ですね。ここで合ってるのかなぁ・・・
合ってたみたいです。
あづさ「なに!?その声は」
リザーラさんも一緒みたいですね。
ケイン「よく戻って来られたな、あづさ。しかし我が主の復活はもう間もなくだ」
え?もしかして、ケインの主ってニクラに幽閉されていた人のことじゃないの?
あづさ「我が主だと」
ケイン「おっと、喋り過ぎたな。これ以上はお前達には関係のないことだ。リザーラ!そいつらを殺せ!」
リザーラ「仰せのままに」
あづさ「待て、リザーラ!話を聞いてくれ!!」
ケイン「無駄だ。天使リザーラは最早私の声しか識別しない」
リザーラ「その通りです、あずさ王」
あづさ「天使だと!?そんなバカな!やめろリザーラ!やめるんだ!!」
今更そこで驚くの??
戦闘になっちゃいました。
ここでもしや天使の鈴が活きて来るんじゃ!?
・・・結構、妙案だと思ったんですけどね。この世界にそんな配慮を求めた私が馬鹿でした。
結局、まともにリザーラさんと殴り合うしか方法が無くなってしまったわけですが・・・戦闘後が長くなりそうなので、続きは次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。