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皆さんこんにちは。
年末のためにも、長くなりがちなロールプレイングゲームの採りすぎには気を付けている伊達あずさです。
意識しないと、ついついロールプレイングゲームを過剰摂取してしまう(体がレベル上げを欲する)ので、出来るだけ意識して他のジャンルをやらないとだめなんですよね。
そんな私が今回プレイするゲームは・・・「サラダの国のトマト姫」です。
このゲームも、蘭丸さんが「こんな難しすぎるゲーム、クリアできん!」と言い出したものの1つなんですよね。
しかし、以前プレイしたトランスフォーマー コンボイの謎の様にアクションゲームなのであれば、まだそれも理解できるのですけど、サラダの国のトマト姫の様なアドベンチャーゲームにクリアできないとかあるの?
アドベンチャーゲームなんて最終的には己が持つ根気との勝負であって、クリアできないなんてことにはならないと思うんですけどね。
まあ、蘭丸さんは以前、マルチエンディングでもないアイドル八犬伝の時ですらクリアできないとか言ってましたけどね・・・
まあきっと、蘭丸さんが根性なしだっただけです。
と言う訳で、何時ものように大人の嗜み、ストーリー確認から行ってみましょう。
ストーリー(概要)
野菜と果物達が暮らすサラダ王国の城下町サラダロアは今日も変わらず賑わっていた。
そんな賑わいの中、町の一角にある「キュウリ戦士の像」の前では、柿のお爺さんが集まった子供達相手にこんな昔話をしていました。
「今は平和なサラダ王国にも戦乱の時代があり、特にサラダ王国の住人を食糧とするため襲ってくるノーミン族との戦いは凄惨を極めていた。
そんなノーミン族との戦争に終止符を打ったのが前国王のオニオン王。オニオン王は野菜や果物の間にあった身分制度を廃し、国民が平等に暮らせる国を築いた。しかし、これまで貴族の身分を持っていたカボチャ一族のパンプキン大臣がこの政策に意を唱え、反乱を起こしてしまう。
パンプキン大臣はかつてサラダ王国の敵であったノーミン族と手を組んでウツボ山脈の麓に新たな国を作り、カボチャ大王を名乗り始めた。そして、カボチャが一番偉いという新たな身分制度の下、強力な軍隊を編成し、それを維持するための重い年貢を自国民に強いていた。
これにより、サラダ王国はカボチャ大王率いるカボチャ王国と、オニオン王に従うオニオン王国の2つに分裂してしまった。
カボチャ大王の軍隊は強く、オニオン王国は苦戦を強いられていた。そんな中、オニオン王の娘であるトマト姫がカボチャ大王の陰謀により捕縛され、ウツボ山脈の麓にある城に幽閉されてしまう。オニオン王はトマト姫を失った悲しみから、亡くなってしまった。
カボチャ王国に対抗するための救心力を失ったことで、オニオン王国が弱体化したのを見逃さなかったカボチャ大王は、前サラダ王国の王女であるトマト姫との結婚を公式に宣言し、サラダ王国の正当な支配者となるための準備を進めた。
カボチャ大王とトマト姫の婚礼が迫ったある日、旅に出ていたオニオン王国一の勇者キュウリ戦士がサラダ王国に帰還する。
事情を知ったキュウリ戦士は、お供の柿っ八と共に、捕らわれのトマト姫を救出し、カボチャ大王を倒すため立ち上がった」
ここまで話た柿のお爺さんは、子供達を優しく見回しながら、「この先は皆がキュウリ戦士となってカボチャ大王と戦うのじゃよ」と言ったのでした。
こんな感じです。
柿お爺さんの話の続きをプレイしろってことなんでしょうね。
登場人物名や王国名は結構ファンシーなのに、歴史は全然ファンシーじゃない・・・結構な血みどろヒストリーです。
そもそも、サラダ王国の仇敵だったノーミン族は、サラダ王国民を食糧とみなしてるわけですからね・・・登場人物を野菜や果物に置き換えることで、無理やり対象年齢を下げようとしていますが、ほんわかしたタイトルからは想像もできないような凄惨なストーリーだと思われます。
そんなえげつないストーリーの予習が終了した所でゲームスタートです!
流石はストーリー重視のアドベンチャーゲーム。ちゃんとゲーム内でもストーリー説明があるみたいです。
ここでは説明書内の柿お爺さんの昔話が簡略化されて説明されています。
遥か昔のことです。
ある所に野菜達の住む星がありました。
この国のオニオン王の家来のカボチャ大臣が王様を裏切ってしまったのです。
大臣はウツボ山脈の麓の城へ、トマト姫をさらって行きました。
王様は、トマト姫をさらわれたショックと、悲しみのあまり亡くなりました。
今、国中の人がトマト姫のことを心配しています。
さあ、貴方は勇敢なキュウリ戦士となってトマト姫を助け出してください。
結構簡略化されてますが、押さえなければならないところは押さえられてますね。
というわけで、物語はキュウリ戦士である私が、サラダロアの町に着く直前から始まりました。
しかし・・・結構コマンドが多いですね!?
「移動」、「見る」、「調べる」、「話す」、「取る」、「使う」、「渡す」、「買う」、「叩く」、「闘う」、「褒める」、「捨てる」、「持ち物」、「柿っ八」の計14コマンドもあります。
しかし、「褒める」とはかなり珍しいコマンドです。ファミコン時代のアドベンチャーゲームには、めったに使わないようなコマンドって結構あるものなんですよね。まして14種類もあるとなると、1度しか使わないようなコマンドとか結構ありそう・・・「褒める」がクリアまでに何回使われるか見ものですね。
これ見よがしに道の真ん中に花が咲いていたので、「取る → 花」で花を摘んでおきました。
ちなみに、画面奥に見えるナス、大根、カボチャはサラダロア山脈なんだそうですよ。
サラダロアの町へ向かうため、先へ進むと、道の途中にあったセロリの森で柿が倒れていました。
何か苦しんでいるようでが、話しかけてみると水が欲しいようです。
私は水分量が多いキュウリ。どこぞのヒーローみたいに、「さあ、僕の顔をお食べ!」とか言ってみたかったのですが、それは叶わぬ様子。
まあ、私の場合、一度顔を食べられてしまったら、元に戻す術がありませんしね。
仕方ないので、水を欲する柿を無情にも置き去りにして、先を急ぐことにしました。
ここホウレン草原はその名の通り、ホウレンソウが辺り一面に茂る草原です。
左側に見える道標を調べると、パセリの森、サラダロアの町、オニオン湖と書かれていました。戻る道がセロリの森だから四つ角なんですね。
でもって、オニオン湖なら名前的に水が汲めそうですね。容器が無いけど。
まあ、折角美味しそうなホウレンソウが生い茂っていたので、「取る → ホウレンソウ」でホウレンソウを収穫しておきました。
ホウレンソウは美味しいけど、あまり日持ちしないんだよなぁ~しなしなになってしまう前に食べましょう。
水を入れる容器を持っていないことは気がかりですが、とりあえず、水を汲めそうなオニオン湖に向かってみました。
ここはタマネギの形をした湖で、大木や茂みがあり、湖の奥には建物も見えるそうです。
オニオン湖をもう少し良く見てみると、サンサイドリの巣を発見しました。そして、サンサイドリの巣の中には金貨が・・・ここは、ありがたく頂いておきましょう。
さて、ここには水を入手するために来たわけです。水を入れる事が出来そうな容器を持っていないことは気になりますが、一応、「取る → 水」を試してみます。
すると、あっさり「水筒に、たっぷりと水を汲みました」とのメッセージが・・・どうやら私は水筒を持っていたようです。まあ、私って今まで旅をしていたわけなんですから、水筒ぐらいは持ってるか・・・ちなみにこの水筒には今現在3回分の水が入ってるそうですよ?1回分って何基準なんでしょうね・・・
さぁ、欲しかった水は手に入れました。だけど、先には建物も見えるんですよね。
まあ、探索は水を欲しがっていた柿を助けてからでもいいか・・・
セロリの森まで戻り、柿に水を渡すことで、柿は元気になりました。
彼の名は柿っ八というのだそうで、ノーミン族に捕まっていた所を自力で脱出し、ここまで逃げてきたのだそうです。
彼の話によると、パセリの森には彼の仲間が捕まっているらしく、助けに行きたいと思っているようですが・・・
「親分、仲間を助けるのを手伝ってください。オイラもお供します」
と、私に何ら拒否権も無く勝手に話を進められました。
っていうかさ・・・仲間を助けたいのは貴方でしょ!?なのに貴方がお供しますって言うの変じゃない!?
お供となった柿っ八は私の荷物持ちをしてくれるのだそうですが、彼の言によると「ときどき落し物をするけど大事な物は落とさないから安心しろ」とのこと。
・・・はぁ!?っていうか、何その開き直り。じゃあ自分で持つからいいよ!貴方に持ち物を持ってもらっても、私にとってデメリットしかないじゃん!!
そして、大事な物って何基準なの!?私にとっては全てが大事な思い出の品なんだよ!ゲーム攻略に関係するかしないかで、勝手に大事とか大事じゃないとか決めないで!
柿っ八があまりにもずうずうしく、そして、あまりにも無能過ぎるため、とりあえず感情の赴くままに1発叩いておきました。
必死に柿っ八の同行は遠慮願ったのですが、抵抗空しく、強引についてこられてしまいました。
で、そんな悲しい香りのするセロリの森・・・セロリはホウレンソウの様に簡単には入手できませんでした。鋸のようなものでもあれば収穫できるのだそうですけど・・・まあ、そこまでセロリを欲しているわけじゃないんですけどね。
さて・・・文句ばかり言っていても話が進まないので、素直に柿っ八の仲間を助けるべく、ホウレン草原の先にあるパセリの森へやってきました。
何か大根は進入禁止みたいなピクトグラムの描かれた看板とフェンスがありますね・・・
辺りを見渡すと、サクランボドリが飛んでいきました。この世界では知的生物以外も全て野菜や果物なんですね。
サクランボドリが飛び去った後、茂みの中から気配を察知した私が茂みに向かって移動してみると・・・茂みの中に埋まっているレタス王子を発見しました。
しかし、レタス王子は気を失っているようで、まったく反応がありません。ぺしぺししても起きないし困ったな。
気を失っているレタス王子を無理やり引っこ抜くことも出来なかったため、諦めて放置するしか・・・
このゲームは規定のポイントまで話を進め、そこで入手した合言葉を使ってゲームを再開する形式なので、実際にはまだゲームを続けているのですが、大分長くなってしまったので、ちょっと中途半端ではありますが、続きは次回!
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
当(良作)ゲーを、取り扱った時点で、
流石❗伊達さん❕目の付け処が違うんだ‼
と、感服しております自分であります
因みに、当ゲームの好きなキャラは、京都弁で取り成す果実モチーフな女性であります。
コメントありがとうございます!
さて、このゲーム(サラダの国のトマト姫)はどちらかというと蘭丸さんが目を付けたものなんですよね。
あまり自発的にアドベンチャーゲームをプレイしない方だったのですが、以前、蘭丸さんに勧められてプレイしたアイドル八犬伝が思いのほか面白かったので、今回もそういった流れからなるチョイスなのです。
なので、残念ながら目の付けどころが良いと褒められるべきは蘭丸さんなのです。
そんなこともあって、私自身はこのゲーム初プレイで先をしらないのですが、良作なのですね~それは楽しみです!