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皆さんこんにちは。
導入からしてもう既に、前作とは比べ物にならないくらいの出来の良さを感じている伊達あずさです。
前回は導入部分からもう無理筋を押し通してきてましたからね。何だか今回は期待出来そうな予感がします!!

では、五条堀川にある京本流家元のお家を訪ねてみますね!
私がカフェ・ド・ミサを出るべく身支度を整えていると、キャサリンさんは無言のまま、愛子さんの個展にあった記名帳のコピーを手渡してきました。
マダム「あら、もう行ってしまうの。また事件が起きたそうだけど、頑張って犯人を探し出してね。もし、捜査に疲れてお休みしたい時は、私に会いに来てね。大事な事を教えてあげるわ」
ありがとうございます。マダムは狩矢さんと違って、ちゃんと私の事を覚えていて下さったのですね!
疲れた時にはまた寄らせて頂きます。じゃあ、いってきま~す。

はいっ、と~ちゃく。京本邸の玄関までテレポートさせて頂きました。なんたってエスパーですからね!えっへん。
ちなみに、ここは京本流家元のお屋敷で、京本流の本部でもあるのですよ?
ちょうど、ここで働いている女中さんと思わしき方がいらっしゃるので、お話させて頂きましょう。
こんにちは!
女中「何かご用でしょうか」
突然押しかけてきて申し訳ないのですが、今生け花の個展を開いていらっしゃる松野愛子さんについてお話をお聞きできればと思いまして。
女中「それがさっき警察から連絡がありまして、愛子さんがお亡くなりになったそうです。家元も奥様もすぐに出かけられました」
実は私もつい先ほどまで愛子さんの個展に行かせて頂いていて、愛子さんが亡くなられた時に警察に通報したのは私なのですよ。愛子さんのことは本当に残念です。
女中「ええお弟子さんでしたのに・・・」
それとですね。大変不躾なお願いで恐縮なのですが、こちらの記名帳の中にある名前で見覚えのあるものがあったりしませんか?
女中「この中で、私の知ってる人ですか?この京本秋鳳いうのが京本流の家元です。そして、京本満男。家元の一人息子です。それと、ここの理事をなさっているのがこの沢田さん。九条球美、梅川静江、このお二人は、ここのお弟子さんです。あっ、この小菊さんと小春さん・・・この二人は愛子さんのお弟子さんですわ。私にわかるのはこれくらいです」
そういえば、愛子さんが「朝からバタバタしていた」とか何とか言っていましたね。家元や姉妹弟子さんらが個展にやってきていたせいかもしれません。別の誰かが愛子さんに近しい身内の名を騙ったり、逆に本人が偽名を使ったりすれば愛子さんがすぐに気づいちゃうでしょうから、仮に記名帳に名のある身内に犯人がいたとしても、そんなリスクを冒すとは思えません。
でも、犯人が愛子さんの身内かつ計画的な犯行だった場合、わざわざ個展の記名帳に名を残した上で犯行に及んだりしますかね。そこまで重篤なリスクではないにせよ、そんなことをする必要もなさそうな気がします。別に殺したいだけなら、個展会場でなくても良かったわけですし。でも、突発的な犯行だった場合はその限りではありません。朝のバタバタというのが何かしらの揉め事だった可能性もありますしね。ただ、突発的な犯行ってことは、犯人が常時毒物を所持していたってことになるので、それはそれで恐い話になっちゃいます。
女中「京本の者は皆愛子さんのことでお出かけになってます。何かお聞きになるのなら、お弟子さんに会ってみたらどうでしょう」
なるほど。愛子さんのお弟子さんですか。
女中「小春さん、小菊さんというのは祇園の舞妓さんです」
では、そちらの方に行ってみます。お時間ありがとうございました。

愛子さんのお弟子さんだという舞妓の小菊さんと小春さんを探すため、古い作りのお茶屋が並ぶ祇園にやってきました。
とりあえず、その辺の人に聞いてみましょうか。舞妓さんということなので、地元の方もお二人を良くご存知かもしれません。
あの~すみません。小菊さんと言う方をご存知ありませんか?
人「何、小菊?あんさん、それは舞妓のことかいな?」
そうです!舞妓さんです!
人「舞子を探してるって?せやなあ、舞妓に会いたいゆうんやったら、置屋へ行ってみなはれ」
置屋・・・ですか。ご、ごめんなさい。勉強不足で置屋というものを知らないのですが。
人「置屋って何かって?置屋ゆうのは舞妓が勤めてるとこやがな。ここやったら、みのやという置屋があるはずや。あんさん、いってみなはれ」
ほほぅ、舞妓さんが勤めている場所のことを置屋というのですか。ありがとうございました。行ってみます。
辺りを見てみると、ここから少し離れたところに「みのや」と書かれた看板があります。間違いなくあそこですね。

置屋のみのやさんは如何にも祇園といった感じの古い建物です。

女将「みのやの女将どす」
女将さんが出迎えて下さいました。
こちらに小菊さんという方はおられませんか?
女将「小菊・・・はあ、小菊ならおりますが、あんたはん、どちらの・・・」
実は、小菊さんが習っている生け花の先生がつい先ほど個展会場で亡くなられまして、その件で小菊さんからお話をお聞きしたく伺わせて頂きました。
女将「えっ!お花の先生が亡くなって・・・はあ、ちょっとお待ちを・・・小菊ちゃん・・・小菊ちゃん。ちょっと下りてきて・・・何かお話したいゆうひと、きたはんねんけど・・・小菊ちゃーん!」

小菊「なんどすのん、お母はん、えっ・・・愛子せんせいが・・・!!」
どうも初めまして。私、伊達あずさっていいます。
亡くなられた愛子さんのことでお話をお聞きしたく。少々お時間を頂けますでしょうか。
小菊「ええせんせどした。さっきもお会いしてたとこどしたのに」
警察は自殺の可能性もあると考えている様なのです。ここ最近、愛子さんに何か変わった様子とかありましたか?
小菊「はあ・・・自殺?そんなこと絶対ありまへん」
そうですか。そういえば、小菊さんも愛子さんの個展にいらっしゃっていたのですよね?
小菊「うち、今個展から帰ってきたんどす」
あ、そうだったのですね。
小菊「せんせの生け花、とても綺麗どした」
生け花のことはまだあまりよく分からないのですが、確かに綺麗でしたね。他に何か愛子さんのことでお気づきになったこととかありませんか?
小菊「愛子せんせのことどしたら、小春姉さんの方が・・・」
小春さんも愛子さんのお弟子さんと伺っておりますが、愛子さんとは仲がよろしいのでしょうか?
小菊「小春姉さんはうちより長い間、愛子せんせになろうたはるさかい、せんせのこと、もっと知ってると思います」
では、小春さんはこちらにいらっしゃいますか?
女将「小春どすか?今日はおりまへんのどすえ」
そうでしたか。ではまた日を改めて伺わせて頂きますね。

祇園からの帰りにカフェ・ド・ミサにも寄ってみたのですが、既にキャサリンさんはお帰りになっていたようなので、私も自宅へ。
少なくとも、お弟子さんの小菊さんは、愛子さんが自殺を考えているような状態にはないと思っていたようでした。愛子さんが亡くなられるまでの一部始終を目撃している私の目にも自殺には見えませんでしたので、小菊さんの証言は妥当なところでしょう。
となると、残るは他殺か、さもなくば事故。死因となった毒物が判明すれば、その辺もある程度特定できそうだけど・・・そういえば、鑑識の結果って何時ぐらいになるのでしょうね?ただ、狩矢さんは私とのことをなかったことにしたいみたいなので、鑑識の結果が出たとしても、教えてもらえるかどうか・・・ここは警察にコネのあるキャサリンさんの力を借りる必要がありそうです。
さてと、そろそろ日も暮れてきましたし、今日の調査はここまでとしましょうか。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。




