シャドウ・シーフの思惑:Baldur’s Gate 2#221

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
ボーディという名の”何か”と出会ったことで、シャドウ・シーフ側について本当に良かったと胸をなでおろしている伊達あずさです。

相手が人語らしきものを口にしているからといって、意思疎通ができると思うのは完全に私の慢心でした。その慢心によって何度も痛い目に遭わされているというのに・・・無駄に希望を持ちすぎているというか・・・学習能力が低いというか・・・

シャドウ・シーフの思惑:Baldur's Gate 2#221_挿絵1
またもアランさんの部屋スタートです。
えっと・・・あれ?結局、あのギルドの名前って何だったんだろう?ともかく、グレイヴヤードに巣食っていたヒルっぽい何かで構成されていたギルドの駆除が完了したことを報告をしましょう。

アラン・リンヴェイル「戻って来たようだな。密偵の話だと、ボーディのところで奴に会ったそうだな。流血騒ぎになったであろう」

あずさ「そうよ。彼女の手下のほとんどは倒したけど、本人には逃げられたわ」

アラン・リンヴェイル「構わんよ。本当に重要なのは、彼女のギルドが倒されたってことなんだ。これで我々のメンバーが姿を消す事もなくなるだろう。お前はよくやったし、感謝もしている。我々は取引をしたのだ。それが果たされたか、お前も知りたいだろう。まず、告白しなければならんことがあるが、先のことを考えて聞いてくれ。新しい者が脅威となりつつある時に、従来のものにこだわっているわけにはいかないんだ。ウォーキーンズ・プロムナードでイレニカスを襲ったのはシャドウ・シーフだったのだ。それ以降、お前の行動を追っていたのも確かだ」

ん??今更何?イレニカスのアジトにはシャドウ・シーフと思われる死体が沢山あったし、イレニカスのアジトから脱出する際に忍び込んできていたシャドウ・シーフとも遭遇してたからそんなの今更何ですけど。私のことを追っていた件だって、ゲイランさんの動きをみれば今更過ぎますよ。

あずさ「余計なことをしてくれたものね。あれがなければ、奴に手が届いたのに!」

これも私の思いが正しく反映された回答ではないのですが、他に良い選択肢がなかったもので・・・

アラン・リンヴェイル「このことを隠していたことは謝る。だが、お前が奴の配下でないことを確認しなくてはならなかった。我々はまだ同じ側にいることを保証しよう」

別に隠されていた気もしていませんし、謝られても困るくらいです。

アラン・リンヴェイル「お前の仲間が捕らえられたことはすぐに私の耳に届いた。この街で我々の知らんことなどほとんどないのだからな。しかし、あまり気にしていなかった。よそ者の活動だったとはいえ、ただの人さらいなど大したことでもないからな。だが、その頃から我々のメンバーが居なくなり始めた。そしてボーディが現れた。その時点では彼女の名前すら知らなかったがな。誘惑や脅迫によって、多くの仲間が彼女のギルドに寝返ったが、再びその姿を見た者はいない。未だ、何処にいるのかも分からん。あの大人数が全員、ヴァンパイアの餌食になったとも思えない。偶然にも下水に死体があがった。それでイレニカスと、奴の奇妙なダンジョンの存在が判明したのさ。戦って、敗れたが、今度はカウルド・ウィザードがイレニカスを捕らえたんだ」

あれ?話の時系列がおかしくないですか?というか、誤訳臭がしますね。
多分、アランさんのいう「お前の仲間が捕らえられたことはすぐに私の耳に届いた」というのは、イモエンさんがカウルド・ウィザードに捕まったことではなく、私達がイレニカスに捕らえられたことについて言っているんじゃないの?つまり、正しくは「お前達が何者か(イレニカスorボーディ)に捕らえられたことは直ぐに私の耳に届いた」が正解なのでは?

これって要するに、あのヴァンパイア共が懐柔したり誘拐したりしたシャドウ・シーフのメンバーをイレニカスの実験材料として次々に下水道のアジトへ流していたって話なのですよね?で、行方不明になっていたシャドウ・シーフの死体が下水道から上がったため、イレニカスのアジトの存在に気付き、攻撃を仕掛けたってことなのでしょう。つまり、シャドウ・シーフも私達と同じイレニカス(とボーディ)の被害者ってことですね。

あずさ「あなたも、仇を横取りされたのね」

アラン・リンヴェイル「イモエンが連れ去られたことには我々にも一部責任がある。だが一番気になるのはイレニカスだ。なぜ奴がギルドの仲間達を殺したのかは、未だに分からん。だからお前に監視をつけたのだ。奴のダンジョンから生きて出てきたのはお前だけだったからな。お前を逐一監視することで、我々に近いであろうと確信した」

あずさ「じゃ、あのお金は何のためだったの?何故直接、私に頼まなかったのよ?」

あなたが変に策を弄したせいで、危なく低知能なヒル側についちゃうところだったんだよ!?

アラン・リンヴェイル「確認せねばならなかったのだ。ギルドが弱体化しているときに、敵を招き入れるわけにはいかないからな。実際、お前の金も必要だった。お前が奴のところに案内してくれると思ったし、多分これから案内してもらえるだろう。お前はイモエンとイレニカスを探しており、我々もその答えを求めている。彼らは同じ場所に連れていかれたわけだしな。彼等はカウルド・ウィザードの手で連れて行かれたのだ、アスカトラのメイジなら誰もが恐れる場所に。捕らえた者の力を奪い、心をこじ開けられて調べられるとんでもない場所だ。『魔法的異端者の家』とも呼ばれているらしいが、メイジ達は『スペルホールド』と呼んでいる。ひとたびそこに送られた者は、二度と姿を見られることはないという」

何か嫌な予感がしてきたんですけど。結局全部私達任せになってたってことじゃないですか。幾らイレニカスを敵と見なしていたとしても、手を組むだけの価値があなた方にはありません。実際、今のところ一切私達の役に立っていませんし。これでもし、スペルホールドとかいう場所が何処にあるのかもわからないとかいいだしたら、完全に詐欺ですよ。そんなことになったら・・・今すぐ壊滅させますよ?

あずさ「ならば、そこからイモエンを助け出すだけのことじゃない」

アラン・リンヴェイル「攻撃を仕掛けるにしても簡単にはいかないぞ。スペルホールドは武装された収容施設だ。メイジや・・・能力のある者を収容するためのな。収容施設がある島には独自の法律があって、カウルド・ウィザードですら、送られた者がどうなるか分からんそうだ。そんなものには、関わりたくない、というのが誰しもが持つ本音だろう。あの島に行くような船を手配するだけでも大変なんだ。それで、あんたの金を使ったというわけだ。島に着いたら、自力で収容施設の守衛や海賊と戦うんだ。望み通りイモエンと戻って来い。できればイレニカスを殺してしまえ」

あ、スペルホールドへ向かう手はずを整えるために渡したお金を使っていたのですね。じゃあ、全然問題ないよ!なんだ、この程度、利用されているうちに入りませんよ。私達が望むように行動した結果、シャドウ・シーフにとっても仇敵が死ぬので有り難いって程度の話じゃないですか。仮にイレニカスを取り逃がし、イモエンさんの救出しか叶わなかったとしても、既にアスカトラ内に生息していたヴァンパイア共は消滅させたのだから、渡したお金で利益が出なかったとしても、シャドウ・シーフにとっては既に十分益があったでしょうよ。

あずさ「なら私もすぐに行くわ。荷物をまとめるまでちょっと待ってて」

アラン・リンヴェイル「できるだけすぐに戻って来い。船長は待たされると他の仕事を始めるかもしれん。奴は本当のところは島へ行くことには乗り気じゃないんだ」

というわけで、やっとイモエンさんが捕らわれている場所へ行けるようになりました!
・・・が、これまたアランさんの話が長かったため、実際に行くのは次回になっちゃいます。ただまあ、同じ長話でも、どこぞの低能アンデッドよりは遥かに身のある話でしたね!

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シャドウ・シーフの思惑:Baldur’s Gate 2#221」への2件のフィードバック

  1. 万里ヨーヨー

    お前の仲間が捕らえられたことはすぐに私の耳に届いた。この街で我々の知らんことなどほとんどないのだからな → We knew of your capture almost as soon as it happened. Very little occurs in this city that we are not aware of. ですね。伊達さんのご推測どおりだと思います。てか、「の仲間」もなくていいくらいですね。

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