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皆さんこんにちは。
また無職・・・いえ、無仕事?に戻ってしまった伊達あずさです。
銅鑼を巡る一連の冒険も終わったことですし、ウォーキーンズ・プロムナードの再調査を再開しましょうかね。
リミテッド・ウィッシュ使いたさに、調査が中途半端なままでしたので・・・

さて、ウォーキーンズ・プロムナードに戻ってみると、入口近くの噴水そばに名のある人が居ますね。
ベルミン・ガーガス「お前!目の前にいるエルフの汚らわしい種族とはまた別だな!よくも堂々と我々の間を歩けるな!!」
ちょっと言っている意味がよく分からないけど、罵倒されている事だけは分かる!
エアリー「で、でも私は・・・私はあなたが怒るようなことを何もしていない!どうして、私を罵るんだ?」
あ、エアリーさんに向かって言ってたの?
ベルミン・ガーガス「お前は邪悪な生き物だ!お前とその一族は我々の中でも下劣な異教徒だ!エルフ、自分のプライドを認めろ!認めるのだ!」
「自分のプライドを認めろ」なんて言葉初めて聞いたよ。プライドってカタカナで書かれちゃうと、誇りとか自尊心みたいな良い意味になっちゃうけど、英語のPrideには高慢とかうぬぼれみたいな意味もあるので、自分が自惚れ屋だと認めろみたいなことを言っているのでしょうか。よく分からないけど、エアリーさんが侮辱されている事だけは分かる!!
エアリー「何故あなたがこんなことをするのか分からない。私は何もしていないんだ。こんな無礼は我慢できない」
ベルミン・ガーガス「耐えられない?無理だ!?それでもエルフのプライドだ!お前らエルフはアリの様だ・・・何も考えず、異質なまま我々の近くを這いずり回っているんだ!」
エアリー「あずさ、行かないか?この男は大嫌いだ」
正直、この人の言っていることは全く意味がわからないけど・・・
人の命が数枚の金貨よりもずっと軽いこの世界で、相手も選ばず下手な事を言うのは止めた方がいいと思いますけどね。例えば、あくまでも例えばの話ですけど、この場でチャームパーソンをかけられ、衛兵の目が届かない路地裏に連れていかれてバラバラにされそうになったとしても、誰も助けてはくれないのですよ?
あっ、これはあくまで私の妄想ですけど、この方をモーラーズ・アーム+2でぺしゃんこにしたとしても、私達の名声は一切傷つきませんし、手に入る金貨もたったの1枚だけです。もちろん、あくまで、妄想の、お話です。

噴水の掃除に従事した後は特にこれといった意味もなく、適当に名のある人に声を掛けていっていたのですが、この一見すると名もなき店主さんに見える方とのお話の中にちょっと興味深いものが混じっていたのですよ。
店主「あはぁ!このマヒール様にうってつけの客が来たな。武器に興味はあるかい?ありそうだな」
あれ?この人、マヒールさんじゃないですか。以前はサーンドさん家の隣にある武器屋さんに居たと思ったけど・・・
あずさ「ええ、武器を買いたいと思っているのよ。何があるの?」
出だしこそ一緒でしたが、今回は会話の展開がちょっと違う。
店主「ああ、マヒールは何でも扱ってるぞ・・・シミター、剣、ストーム・ホーン山脈の鉄から造られた武器だってある!是非、商品を見てくれ!」
あずさ「特製の武器は作るの?」
店主「マヒールは自分で武器を作る技術はない。この町にはそういう技術を持ったやり手のドワーフの鍛冶屋がいる。そいつの名はクロムウェルだ・・・奴の店は町のドック地区にある。でも、ひとつ言っておく・・・マヒールは最高の角笛を作れるよ。ドワーフだって作り方を知らないんだ。ふむ。あんたシルバーホーンを持ってるんだね。ダイヤが1つあれば、このアイテムのパワーを増強してあげられるのに」
クロムウェルさんのことは既に知っているのでどうでもいいのですが、マヒールさんはシルバーホーンをパワーアップさせられるの!?そんな特技を持っているのに、何故表示名が”マヒール”ではなく”店主”なのか!

ちなみにシルバーホーンと言うのは、ちょっと前にブリッジ地区のとあるお家で発見した1日に1度だけ凶暴なレベル5ウォーリアーを召喚できるという魔法のホーンのことです。正式名称はシルバーホーン・オブ・ヴァルハラ。
これがダイヤ1つでパワーアップできるみたいです。召喚できるウォーリアーのレベルが上がるとかでしょうか?さもなくば使用回数?
ダイヤくらいアドベンチャラーズ・マートに売ってないかなと思って行ってみたのですが、どうやら売っていないみたいですね。家にダイヤの在庫あったかな・・・

ダイヤの在庫があったかどうかを確認すべく、デアルニス・キープに戻ったところ、またも出発したてのキープの使者と出くわしちゃったよ!
キープからの使者「女侯爵様!最・・・最悪の事が起こりました!私は執事長のドモにあなたを探すように命じられて来たのです!執事長によれば、サーニック司令官がロウナルの軍勢が移動するのを見たという事です!奴らが襲ってきます、女侯爵様、襲ってくるんです!我々に戦争を仕掛けるつもりなんですよ!出来るだけ早くキープまで来て下さい!ドモ執事長が急いで欲しいと言っています!急いで下さい!」
急ぐも何もキープは目と鼻の先ではないですか・・・
ってか、やっと動きましたか。いい加減、待ちくたびれていたぐらいですよ。ロウナルに関しては、後顧の憂いを断つためにも早めに処理しちゃいたかったのですよね。できれば、こちらから仕掛けちゃいたいと思っていたくらいですよ。

急いでと言われているのに緊張感が無くて申し訳ないけど、ダイヤの在庫だけ確認させて!え~っと・・・ダイヤダイヤ・・・8つぐらいありますね。忘れないうちに宝石バッグに詰めておきましょう。
執事長ドモ「女侯爵!お帰りなさいませ!ちょうどいい時にお戻り下さいました!ロウナル卿の軍勢がもうすぐやってきます!」
本当に奇跡的なくらい丁度良かったですよ。
執事長ドモ「私は・・・ロウナル卿が実際に攻撃してくるとは思っておりませんでした。サーニック司令官が軍勢に気付いて交戦し・・・少なくとも奴らの勢いを削いではおります・・・我が軍に兵力が少なく、新たに徴兵した者ばかりで・・・勝ち目はありません!ああ、すぐにやって来ます・・・ロウナル卿は力づくでこの城を奪うでしょう!2時間ほど前に前線から知らせがありました・・・サーニック司令官によると戦いは・・・」

サーニック司令官「あずさ!ロウナル卿とその軍勢が領土に侵入しました!城門を攻撃しています!」
領土に侵入してから城門を攻撃し始めるまで、あまりにも早すぎませんか?大人数での進軍って存外時間がかかるものなのですけどね。まさかロウナルの軍勢って10人そこらとかなの?
ロウナル軍の規模はさておくとしても、普通、攻城戦に入る前に攻城兵器を組み立てたりとか準備が必要じゃない?まさか、生身で城門を攻撃しているわけではないのですよね。うちの城門ってハンディタイプの破城槌でも壊せるほど脆弱でしたっけ?確か跳ね橋みたいな扉だったと思うのですが・・・あ~でも、呪文がある世界だと、そういった常識は通用しないのかもしれませんね。投石の代わりにファイアボールでも何でも撃ち込めますし。
サーニック司令官「急いで来てください!彼らの軍勢を阻止しないと、すぐに壁が破られて我々は負けます!あなたはロウナル卿と戦わねばなりません!彼を殺せば、軍勢は四散します!しかし、こちらの壁が崩される前に殺さなければなりません!さあ!城門へ!!」
いや、最初からそのつもりでしたけど、何故それを自分の配下から命令されなければならないのか。女侯爵って奴隷兵か何かの別称だったの?それとも、司令官って女侯爵より上なの?幾ら戦中とはいっても、私はあなたの雇い主のはずだよね!?
だたまあ・・・サーニックさんには私の留守中に城を落とされなかった功績があるので、今は不問とします。

言われるがまま城の外に出てみたけど・・・普通に城門開いてるけど?うちの城門を攻撃しているというロウナル兵は何処に?
アノメン「雑魚どもを蹴散らすたびに武器の手入れをしていたのでは、割が合わんな。騎士団のヒル・ジャイアントとの戦役・・・あれくらいの手応えは感じたいものだな」
え、急にどうした。まーたアノメンさんが意味も無く存在感を出そうと試みてきたよ。しかも、私に向かって言ってるの?
ヨシモ「ジャイアント相手に戦ったのか?」
あ、ヨシモさんに話しかけていたみたい。
アノメン「そうだとも。あの時は敵味方、多くが命を落とした。私は何と、あの焼けつくようなひと夏で、20匹ものジャイアントを仕留めて見せたのだ」
私達なんてジャイアントどころか、ドラゴンすら2、3頭ほど倒してますけどね・・・
ヨシモ「大したもんだな。道理でそこらの敵じゃ物足りないわけだ」
ヨシモさんだってドラゴンスレイヤーの1人でしょうに・・・人が悪い。
アノメン「まったくだな。だが、不平を言うべきではないのだろうな。小悪党どもの粛清も私の使命のひとつであるし、大体、手応えがなさすぎて不都合を感じる暇もないからな」
ロウナルの軍勢と戦う前に、味方から冷や水を掛けられた形になっちゃったので、決戦は次回ということで!
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。


