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皆さんこんにちは。
酒代も払えないほどお金に困っている人から道端で用心棒をお願いされる(無償)など、クエストの導線に無理があり過ぎると思う伊達あずさです。
そんな無茶苦茶でも常識に沿って無碍にすることもできるから許されるのです!
デニス傭兵長「お前はここで何をしているんだ、大酒飲みの田舎者め!?ここから追放されたんじゃないのか!」
ヴィットリオ「おい、デニス。この青白い太っちょめ!儂の酒代を払え!すっきり払わないと、落とし前をつけてもらうぞ!!」
デニス傭兵長「俺を脅すのか。シーフの下らん言い訳だな・・・お前に何の借りもないぞ!」
ヴィットリオ「お前は銅鑼の鳴らし方を教わっただろう、デニス!今すぐ払え、さもないと、ただでは済まないぞ!」
デニス傭兵長「図々しい奴だな、この大酒飲み!お前は俺の大切なお袋の銅鑼を盗っただろう!盗んで飲み代にしただろう!?どうなんだ!?」
ヴィットリオ「・・・うう、そのう・・・いや、儂はえらく酔っ払って、その事は覚えていない・・・じゃあ、儂は帰るよ・・・」
デニス傭兵長「待て、この大酒飲みのマヌケ野郎!あの銅鑼を渡すまではどこへも行けないぞ!」
ヴィットリオ「あの・・・少し・・・手伝ってもらえないかね?」
あずさ「あなたは本当に、この男の銅鑼を盗んだの?」
ヴィットリオ「ええ・・・儂は、あのー・・・」
デニス傭兵長「奴がやった。その銅鑼はお袋の持ち物だ・・・持参金だったから高価な物なんだ。この憎い無骨野郎が俺の稽古が終わる前に盗んだんだ。返せないのならば、弁償だ・・・」
初めて会った時から図々しい人だとは思っていましたけど、よもやここまでとは・・・
確かに手紙にはゴングを返せとあったので、この人が持っているのだろうとは思っていましたけど、借金(言いがかりの可能性も高いけど)の形とかではなく、普通に盗んでいたのですね。まあ、普通に盗むってなんだって話だけれども!
あずさ「悪いわね、ヴィットリオ。だけどあなたの問題なのよ」
デニス傭兵長「それまでだ、ヴィットリオ・・・今すぐ俺に銅鑼を返すか・・・死ぬまで飲むかだ・・・」
ヴィットリオ「(ヒィッ!)・・・わ、分かった・・・図々しいお願いですが・・・あのう・・・このだんなの為に・・・銅鑼を探していただくわけには行きませんかね?」
あずさ「どうして自分でやらないのよ?」
デニス傭兵長「俺が銅鑼を受け取るまで、ヴィットリオはどこにも行かせない」
お怒りなのはよく分かるけど、デニスさんも結構無茶苦茶ですね。
あずさ「分かった、探してみましょう。ヴィットリオ、その銅鑼はどこにあるの?」
ヴィットリオ「儂は・・・儂は売ったんです、はい。ロジャーという故買屋に・・・そいつは下水溝に隠れ家があるんですよ。儂にも・・・正確な場所は分からない・・・ですが、売ってからそんなに日にちは経っていないから、まだ、そいつが持っているはずですよ!」
ついさっきまでは覚えていないとかいっていたくせに。どんだけ恥知らずなのよ。
あずさ「分かった。問題の銅鑼が見つかるかどうか、行ってみよう」
幸い、そのロジャーさんには心当たりがありますね。
ヴィットリオ「か、神の祝福を!」
デニス傭兵長「あなたが戻るまで、ここにヴィットリオを預かっておきましょう。協力に感謝しよう」
仮に銅鑼が見つかったとしても、ヴィットリオさんは返さなくてもいいです。私の所有物でもなければ、友人ですらありませんし。
アノメン「このような話、臆病者でも物足りなく感じるだろうな。やるならやるで、手早く片をつけようではないか」
アノメンさんって熱血系かと思いきや、微妙にヤレヤレ系っぽいところもありますよね。強く賛同するわけでもなく、かといって反対するわけでもない・・・新参だからグループ内での存在感をアピールしたいのかもしれませんけど、発言するにしてももうちょっと意味のあるものにして頂きたい!それでなくとも、アノメンさんに対する私の印象はあまりよろしくないのですから。
故買屋のロジャー「あぁ・・・また会えるとは嬉しいな、友よ。で、何が必要なんだ?」
本当にお久しぶりですね。確か最後に会ったのは去年の8月ぐらいでしたっけ?
あずさ「銅鑼を探しているの」
故買屋のロジャー「えっ?銅鑼だって?本物の銅鑼だよな?ヴィットリオ爺さんから買って以来お目にかかってないな。役に立てなくてすまん」
あずさ「それこそ、私が探している物なのよ」
故買屋のロジャー「おお、なるほどね。その銅鑼はもはや俺の元にはない。あんたにはあの動物を退治してくれたんでちょっとばかり借りがあるから、銅鑼の場所を教えるよ。あれは使節を通してトロールのシャーマンに売ってしまった。えーと・・・確か名前は、ガラエと言ったな。彼女はトレードミート近くのトロールの巣に住んでいる。すぐ分かるよ。彼女が来訪者を受け付けるとは思えないな・・・それで、その丘は沢山のトロールによって守られている。それでも行きたければ、そこにいるよ」
ケルドーン「ううむ、この銅鑼を取り戻す為に、少し遠くまで行くことになるかもしれない。だが、トロールに何時でも剣を抜くと喜んで誓いを立てる。たとえ冒険とはいえ、そのような悪の滅亡はひとつの貢献なのだ」
トロールが相手と聞いてケルドーンさんが俄然やる気を出してしまいましたよ。この世界には善いトロールっていないのかな?

銅鑼を買ったというトロールのガラエ・・・さん?はトレードミートの近くにあるトロールの巣に住んでいるとのことでしたけど・・・それっぽいマーカーは出ていませんね。おかしいな。クエストを受けた際に「地図が更新されました」ってシステムメッセージが出ていたのですけどね。とりあえず、トレードミートに行ってみましょうか。

トレードミートに着くなり、知らない人から声を掛けられました。銅鑼関係の方だと良いのですが・・・
ジェニア「お願いです!ちょっと・・・お話ししてもいいですか?私はジェニアといって、息子のティリスの為にあなたに会いに来ました。彼はとても恐がっています。脅えて家から出ることもできないくらいなの!お願いです!あなたは・・・この町の英雄です。息子と話して下さい。何が彼を恐がらせているのかを見つけて、出来れば助けてやって下さい!」
町に入るや否やまるで雲を掴むような依頼が舞い込んできました。
でも、ティリスさんが町の外から聞こえてくる不気味な銅鑼の音に怯えている・・・なんて可能性もゼロじゃない!
ヨシモ「やってみよう。彼はどこにいる?」
ヨシモさんに話の主導権を取られちゃってた!
ジェニア「来られるようになったらすぐ来て下さい!あんな状態の息子を見るのはとても辛いのです!」
どこに??どこに行けばいいの!?

結局、ジェニアさんはどこに行けばいいのか教えずに去って行きました・・・が、恐らくこの家でしょう。ジェニアさんの話から、てっきり幼い息子さんなのだろうと思っていたのですけど、家の名義人になる程度には大人だったみたいです。
来られるようになったらすぐにでもとは言っていたけど、こんな夜分に訪ねても大丈夫なものなのか・・・まあ、ティリスさんのお家を訪ねるのは次回になりますが。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。




