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皆さんこんにちは。
今年のノルマ10本から解放された伊達あずさです。
今年のファミコンプレイ日記の残りは15回!
この限られた回数の中で私はロープレイングゲームをクリアすることができるのか!別に誰から求められたわけでありませんが、何故か自主的にそんな無謀なチャレンジに挑んでみようと思いたっちゃったわけです。
数あるロールプレイんゲームの中から私が選んだのは・・・「ウルティマ 聖者への道」です!

ウルティマ 聖者への道は世界三大RPGの筆頭に名を連ねるウルティマシリーズの4作目にあたる作品です。
以前プレイしたウルティマ 恐怖のエクソダスがウルティマ3に相当しているため、ウルティマ 聖者への道はその続編ってことになりますね。
ウルティマといえば、中世風ファンタジーなのに宇宙へ行っちゃったり、さもなくばタイムスリップしちゃったり、何なら巨悪が復活することなく滅ぼされちゃったりなど、JRPGの演出に慣れている私達日本人からすれば、奇抜過ぎるストーリーが採用されているわけだけど、今作でもその奇抜さは健在です!
今回の目的は冒険を通して、聖者(アバタール)になることです!
この世界には倒すべき巨悪(魔王や悪神)など最早存在しませんし(1(モンデイン)、2(ミナクス)、3(エクソダス)で散々倒しちゃったからね!)、後々、都合よく巨悪が登場し、それを倒して何となくハッピーエンド・・・みたいな展開にもなりません!
つまり、冒険はアバタールになるための手段の1つに過ぎず、別に冒険しなくてもアバタールになれるのであれば、冒険する必要なんてないのです。(そうはいっても、ゲーム上、冒険せずにアバタールにはなれませんけど)
いや~徹頭徹尾巨悪が存在しないとか、JRPGあるあるから逸脱した斬新なストーリーですよね!
ただ、アメリカのゲーム界では間違いなく有名なウルティマだけど、日本ではあんまり有名ではない(あくまでも私個人の肌感)イメージがあるのですよね。Ultima Onlineでしかウルティマを知らない人も相当数いるのでは?もしかすると、日本人にはウルティマの斬新すぎるストーリーがあまり好まれていないのかも・・・
そんなウルティマ 聖者への道だけど、ちゃんとクリアした記憶があるのですよね。そして、アバタールに至るまでの道のりについても、ふわっと覚えがあるような気がします。
そうはいっても、最初にプレイした時は何が何だかわからないまま途中で止めてしまい、後々、思い出したかのようにプレイしてクリアしたという経緯もあるため、ゲームの内容に関する記憶が曖昧となった今、同じようにクリアできるのかと言われると・・・
不安しかありませんけど、とりあえずストーリーを確認してみましょう。
プロローグ
柔らかい風が、キミの頬を撫ぜた。
目を閉じると、小川のせせらぎと小鳥のさえずりが、優しく心の中に沁み込んだ。木陰の茂みで、都会を離れた旅人は、いつの間にか浅い眠りについていた。
突然、甲高い音が耳に飛び込んだ。
驚いて起き上がると、前方にキラキラ輝く光の渦が見えた。渦はゆらゆらと揺れながらやがて小さくなり、消えると同時にその中心から何かを「カチャリ」と落とした。
キミは恐る恐るそこへ行ってみた。
その地面には、十字架の上に輪を付けたような不思議な型の金属が落ちていた。それこそ、生命と復活を象徴する聖なる印”アンク”である。アンクを拾い上げると、閃光とともに、突然、幌馬車が目の前に現れた!
吸い込まれるように、キミは幌馬車の中に入って行った。
薄暗さの中に、テーブルを前に座る一人の人物が見えた。
「私は占い師・ホークウインド。選ばれし者よ、お主の辿るべき道を占おう」
男は8枚のカードを手にすると、言った。
「さあ、いざ占わん!」
ウルティマの世界の王ロード・ブリティッシュは、自身の世界に問題が起こる度、地球から人を召喚して世界を救わせる常習犯ですので、異世界からやってきたアンクを拾った時か、あるいは、幌馬車に乗った時か出た時にウルティマの世界に飛ばされてしまったのでしょう。
まあ・・・そういう言い方をすると何だかアレですけど、ロード・ブリティッシュはウルティマの製作者であるリチャード・ギャリオットさん本人で、リチャードさんも地球からウルティマの地に飛ばされ、その後、王になったという設定になっていたような気がします。(間違っていたらごめんなさい!)
つまり、リチャードさんが作ったウルティマ(ゲーム)をプレイヤー(地球人)がプレイする(冒険する)わけですから、実は非常に現実にそったストーリーとなっているのです。
では、私が書くプレイ日記のスタイルについてはこちらを予めご確認ください!
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蘭丸さんから渡された超能力育成シミュレーションを無事?クリアした私は・・・無自覚なままエスパーになっちゃっていたみたいです。
だって、グルーさんやジエリコさん達による理不尽な振舞いに疲れ果てていた私は、都会の喧騒から遠く離れた場所で、小川のせせらぎと小鳥のさえずりを聞きながら、木陰で静かに英気を養っていたはずなのに、いつの間にか何か知らないところに居るもん!!
っていうか、ここ何処よ!!
突然、見知らぬ場所に飛ばされた私の前には、私の知る時代には全くそぐわぬ幌馬車が。
もしかすると、映画の撮影でも行われているのでしょうか?撮影の邪魔になっちゃうかもしれないけど、今はそんなことを気にしている場合じゃありません。人を見つけてここが何処なのか教えてもらわなくては・・・私は覚悟を決め、幌馬車の中に足を踏み入れます。
占い師風の人「私達は長い間あなたをお待ちました(お待ちしておりました?)。旅が始まる前に、あなたの進むべき道を占いましょう。よく、お聞きなさい・・・」
馬車の中に入った途端、物凄く自然な流れで占い師風の人が声を掛けてきました。
もしかして、演者さんか何かと間違われてしまったのでしょうか。怒られる覚悟で乗り込んだので何だか拍子抜けだけど、面白そうなので話に乗ってみましょうか。
・・・そう、私は気付いていなかったのです。
この時すでに、自身が壮大、かつ、邪悪なプロジェクトの犠牲者となっていたことに・・・
次回に続きます・・・
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。




今度はウルティマですか!私はPCのアンダーワールド1,2しかしたことないのですが、他の人のウルティマシリーズ攻略記を読むのにハマってた時期があります。楽しみにしてます!
アンダーワールドって、ウルティマの外伝っぽいやつでダンジョンマスターみたいなやつですよね?私、ダンジョンマスターみたいなゲームが好きなので、とても興味があるのですけど、ウルティマ コレクションには収録されていなかったのですよね・・・残念過ぎます。