没落しても育ちの良さは隠せない:Baldur’s Gate 2#195

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
レディエント・ハートの神殿でようやくお仕事を見つけた伊達あずさです。

没落しても育ちの良さは隠せない:Baldur's Gate 2#195_挿絵1
ブリッジ地区へと向かう前に、レディエント・ハートの神殿をくまなく調査しちゃおうと思ったわけだけど、そこそこ人が居る割に皆口数が少なく、あまり面白い話をしてくれません。特に採り上げたくなるような興味深い話はなかったかなぁ・・・

没落しても育ちの良さは隠せない:Baldur's Gate 2#195_挿絵2
唯一口数が多かったのは騎士見習いの従者メルヴィンさんぐらいです。

従者メルヴィン「やあ、相棒。俺は従者のメルヴィンだ。よろしく」

あずさ「こちらこそよろしく、メルヴィン。ここはどういう場所なの?」

従者メルヴィン「ここはレディエント・ハート騎士団だよ。俺は騎士修行中の従者だ」

あずさ「そのレディエント・ハート騎士団って何?」

従者メルヴィン「ここはパラディンの結社だ。真実、正義、名誉、勇気。分かるだろう」

あずさ「騎士団の従者になって、どのくらい経つの?」

従者メルヴィン「2日かな。1週間前は魚をさばいていたんだ。騎士になりたいと思ってね」

あずさ「あなたは騎士の素質があるから騎士団に入れてもらったと言うの?」

従者メルヴィン「そうさ!ナイフで魚の臓物を取る手際が良いというので訓練してくれるのさ」

あずさ「ええ、頑張って、メルヴィン」

従者メルヴィン「結構、結構!俺はまだ青二才さ!じゃ、またな!」

騎士団の方も意外なところから騎士の素質を見出しているのですね・・・
レディエント・ハート騎士団の意外過ぎるスカウト術を学んだところでブリッジ地区へ。

没落しても育ちの良さは隠せない:Baldur's Gate 2#195_挿絵3
ブリッジ地区にも何度か来ていますし、結構調べたと思うのですが、まあまあごみごみした場所ですので、色々と見落としがあるかもですね。

没落しても育ちの良さは隠せない:Baldur's Gate 2#195_挿絵4
ブリッジ地区の東の入口から壁に沿って南へと進んだ先で、何やら揉め事のようです。
西側に陣取っている密輸人が何を密輸している人達なのかは分かりませんけど、東側に居るのはパラディンではありませんか。これは私が引き受けた仕事と関係がありそうです。

レイナルド・ド・シャティロン「リンダス、これ以上お前達の略奪を許す事は出来ない。立ち去れ・・・お前の密輸をこれ以上大目に見る事は出来ない」

リンダス「大目に見るだと、え?あんた、その言葉を保証するほどの後ろ盾はあるんだろうな、お偉いさんよぉ。お前は俺の縄張りを荒らして死ぬところなんだぜ」

レイナルド・ド・シャティロン「お前の縄張りに興味はない、リンダス。お前がそう考える事は、心の狭さを表しているのだ」

リンダス「ハッ!レイナルド、自分がまだ騎士団の一員であると俺に信じさせようとしているのか?自分の事をまだ善良なパラディンだと思っているのか?俺がどんな話を聞いているか教えてやろうか。あんたは女にたぶらかされて、ふぬけになっちまってパラディンの身分を失ったのだと。女の名前は確か、セレスティンだよな?」

レイナルド・ド・シャティロン「お前は彼女の事を何にも知らない、馬鹿者め。私はもはや騎士団の規範を守らなくていいとはいえ、お前のような下等な者がセレスティンの名を怪我すのは我慢ならん!」

何かよく分からないけどリンダスの挑発によって戦いになってしまいました。結局最後は私的な喧嘩になっちゃったので、何が原因で対峙することになったのか分からずじまいですよ。
とりあえず、全員青いオーラのまま戦い始めてしまったため、私は戦局を見守る事しかできません。

没落しても育ちの良さは隠せない:Baldur's Gate 2#195_挿絵5
パラディン達の圧勝かと思われたのですが、途中で夜になる演出が挟まったせいなのか、パラディン達の挙動がおかしくなってしまいまだ敵が残っているのに一切動かなくなっちゃったよ!?でも、密輸人が幾らパラディン達を攻撃しても、HPが減っている様子はないので、絶対にパラディン側の勝利で終わる戦いだったのかも?
でもどうしよう・・・もしかして、最後の密輸人をパラディン達が攻撃しないのは、私達が手助けすることで進むイベントだからとかそういうこと?仕方ないな・・・最後の密輸人は私の手で葬りましょう。

レイナルド・ド・シャティロン「よく来てくれた。この犬どもと戦っている時に助けてくれて感謝している。もしよければ名前を聞かせてくれないか?」

あれ、本当に私が手を出せる余地を残しておくためにパラディン達は動きを止めていたようです。

あずさ「私はあずさよ」

レイナルド・ド・シャティロン「ようこそ、あずさ。私はレイナルド・デ・シャティロンだ。前に騎士団にいたが、今はアナーグの下にいる。仕事の話に興味はないかね?」

あずさ「もしよければ、何故騎士団を離れたのか教えてくれない?」

レイナルド・ド・シャティロン「ここにいる者は色々な理由で、かつて立てた誓いを破ったのだ。私達は・・・各自の没落については語り合っていない。破滅したと言われぬ者に理解してもらおうとは思っていない。私達は・・・同じ場所の出だから、お互いの仲間に慰めを求めているのだ。とにかく私達は助けを必要としており、君は戦いが上手だ。私達に力を貸してはもらえないだろうか?」

あずさ「多分ね」

多分ねってなんだよって感じですけど、肯定を表す返事がこれしかないのだから仕方ありません。

レイナルド・ド・シャティロン「任務に関しては・・・アナーグが騎士団を離れた時、パラディンは彼から聖杯を奪ったのだ。その聖杯は・・・アナーグにとって大事な物だ。あなたなら取り戻せるだろう」

あずさ「その聖杯をどこで見つけるの?」

レイナルド・ド・シャティロン「テンプル地区にあるレディエント・ハート騎士団を見つけてくれ。聖杯は彼らの建物の中にある。取り返してくれたら充分な報酬を与えよう」

あずさ「あなたの為にその聖杯を取り戻そう。私達の能力を試す機会にはなりそうもないけど」

レイナルド・ド・シャティロン「覚悟を決めて行ったほうがいい。騎士団の防御は強力だ。私では奴らのホールに近付いただけで即座に殺されるだろう。期待しているよ。だが・・・最後にひとつ聞きたい。君の隣にいるウォリアーは・・・ケルドーン・ファイアカム卿にそっくりだな。随分昔のことだが・・・」

アノメンさんはバレなかったけど、案の定ケルドーンさんはバレた!

ケルドーン「私はそなたが捜している男ではない、レオナルド・ド・シャティロン。そなたの誤解だ。取るに足らぬ社会の害悪に成り下がった者を哀れに思う、それだけだ」

レイナルド・ド・シャティロン「な・・・なるほど。それなら謝ろう。騎士団の新しい情報はほとんど入ってこないのだ・・・それはそれで構わないが。では元気で。すぐに再開したいものだ」

若干、ケルドーンさんの言っている意味がよく分からなかったけど、とにかく誤魔化せたみたいです。
それにしても、没落したとはいってもレイナルドさんからはどこか育ちの良さみたいなものを感じますね。ケルドーンさんの発言を疑わないどころか、疑いをかけた事に対して謝罪までしてきましたよ。どうにも悪人には向かなそうな性格です。

まだブリッジ地区を調査できていませんが、ここは一度、レディエント・ハートの神殿に戻った方が良いのかも。どうせ、またここに戻ってこなければならないのでしょうし。

というわけで、経過報告もかねてレディエント・ハートの神殿に戻るわけだけど、キリが良いので次回かな。

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