高慢ちきなハーパーズ:Baldur’s Gate 2#161

投稿日:

前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
全くハーパーズを信用していない伊達あずさです。

ハーパーズは何と言ってもアイアンスロウン、シャドードルイドに続く三大壊滅希望対象(カウルド・ウィザードを入れて四大とする説もある)にノミネートされた組織ですからね。そりゃ、信用できるはずがありません。何故、父ゴライオンはこんな組織に所属していたのか。昔は立派な志を持った組織だったけど、腐敗してきたから脱退したとかなの?

ちなみに組織ではありませんが、ウォーターディープも滅びればいいんじゃないかと非常に薄らとではありますが思っていたりします。ただ、そこはあまり積極的になってしまうと差別になっちゃうので、好き嫌いの範疇に留まる程度に自制していますよ!

高慢ちきなハーパーズ:Baldur's Gate 2#161_挿絵1
では、ハーパーズから命をつけ狙われているプレベックさんのお家へ。
マップ上は”プレべクの家”となっていますが、プレベックさんのお家でしょう。多分。

高慢ちきなハーパーズ:Baldur's Gate 2#161_挿絵2
サナシャ「ヒャーッ!プレベック!曲者だ!」

プレベク「いや、サナーシャ!この前、何が起きたか覚えているか?我らのマスターは、我らを試しているのだ!」

サナシャ「試した?また?」

プレベク「そうだ!彼の残酷さがどれほどのものか知っているだろう!この前だって、まじないが違ったというだけで、私は足の指の爪を三本も引き抜かれたんだ!」

サナシャ「ああ、覚えている。そうだな、多分あんたが正しいな・・・聞いてみようか?」

プレベク「駄目だ!もしテストに合格しなかったら、マスターは我らの皮を剥ぎ、あのおかしなダンスを踊るだろう!来るんだ、襲え!」

サナシャ「えーと・・・分かった。偽の曲者だ!マスターの為にお前を止めるぞ!」

プレベク「そうだ!お前を止めなくてはならない!」

全く話が見えませんけど、私達のことを何らかの試験官だと思っているみたいです。
っていうか、プレベクなのかプレベックなのか、サナシャなのかサナーシャなのかいまいち呼称が安定しません。

本当は戦うつもりなどなかったのですが、襲われたので返り討ちにしてしまいました。まあ、会話を聞く限り、ハーパーズに対抗しうるような大人物でもなさそうでしたし。

高慢ちきなハーパーズ:Baldur's Gate 2#161_挿絵3
普通に依頼をこなしちゃったのは少し癪ですが、これで中に入れるのであれば当初の目的は達成できます。

ライロック「良くやった。あの家の任務を果たした事は分かっている。ハーパーは感謝している。中に入れてやるが・・・見るのは1階だけだ。2階はとても危険なんだ・・・ハーパー以外は皆殺されて、俺達には助けられない。それでも・・・行きたければ、止めないよ」

残念ながら約束は守ってもらえるみたいです。ひと暴れすることも辞さない覚悟だったのですが・・・非常に残念です。

高慢ちきなハーパーズ:Baldur's Gate 2#161_挿絵4
中に入ってみたのですが、予想していた通りの趣味が悪い内装です。
流石にモンタロンさんの姿はありません。こそこそしても仕方ありませんし、堂々と尋ねてみます?

メロニア「ごきげんよう、友よ。私に出来る事は何かありますか?」

あずさ「ハーパーズについて少し教えてくれない?」

メロニア「では軽く説明しますが、完全には理解出来ないかも知れません。ハーパーズは規範を守り、バランスを保ちます。絶対善と絶対悪の両方が、手に負えなくなるのを防ぐのです」

ヨシモ「善であれ悪であれ、行き過ぎを正す為に戦うと言うのネ?善悪はどうやって判断するのカナ?お前のその体に蓄積されているパワーこそが善悪のバランスを崩しているんじゃないカナ?」

ヨシモさんがやけに攻撃的です。でも、そうだそうだ!もっと言ってやってください!ヨシモさんとは物凄く気が合いそうな気がします。
でも変ですね。ヨシモさんもトゥルーニュートラルなので、アライメント的にはハーパーズと気が合いそうな性格のはずなのですが。

メロニア「我々は権力や地位ではなく、知恵を敬います。善き王が版図を余りにも拡大すると、それは恐怖政治を行う悪しき王と同じくらい他を危険に陥れるのです。だから、我々はバランスを保つ為に介入するのです」

そんなノリにノッた時の権力者ですら止められるというなら、ハーパーズの存在こそが世界のバランスを崩しているんじゃないの!?

あずさ「馬鹿げた高慢ちきな企てだと思うわ」

メロニア「言った通り、規範を学んでいない者にはあまり意味が分からないのです。我々は人生に対して単純なアプローチを取り、バランスを保っていますが、誰もが同意するわけではありません」

安い挑発には乗ってきませんか。

あずさ「あなたは何者で、ここで何をしているの?」

メロニア「私はメロニア、この土地のハーパーです。この町の中に限って、我々が身に着けているアミュレットでハーパーズを見分ける事ができますが、私がここでどんな仕事をしているかは、ハーパーだけが知っていれば良いのです」

あずさ「この場所について少し教えてくれない?」

メロニア「我々はこの建物を、この町における基地として使っています。この事は誰にも言ってはいけません。秘密は我々の武器なのです。多くの者は我々を厄介者だと思っていて、我々の息の根を止める為なら何でもしたがるから。しかし秘密という事を除けば、ここは我々にとって最も安全な場所です。強力な魔法が建物を守っており、ガーディアンが侵入者を監視している」

む、建物を守っている強力な魔法っていうのが気になりますね。

これで聞きたいことは聞けたけど・・・一応、カウルド・ウィザードの事も聞いてみましょうか。聞けるので。

あずさ「私の友人がカウルド・ウィザードに捕まっているのよ・・・何か奴らの情報を持っていない?」

メロニア「カウルド・ウィザード?強力で影響力のある組織です。アムンでは魔法の使用が嫌われている事を考えると、信じられない組織ね。人々は魔法を使わないわけではなく、魔法の使用にはカウルド・ウィザードの免許が必要なのです。ウィザードの許可なく魔法を使う者に対して、彼らは厳しい姿勢を取っています。ガバメント地区の行政庁舎にいるコーネイルは、高額な賄賂に弱い事を教えておきましょう。それが、ここのやり方なのです。彼らの監視は、単に競争力を排除する為のようです。そして彼らは囚人の居場所を極秘にしています。あなたの友人がどこにいようと、誰も見つけられないでしょう。けれども、愚かにもカウルド・ウィザードに刃向かうつもりなら、今がチャンスでもあります。彼らは強力なウィザード、ジョン・イレニカスを罠にかけたから。イレニカスはウィザードにありとあらゆる問題を起こしました。そして彼らは組織の弱点について知られぬよう、団結したのです。しかし、弱点はある。本当よ」

何か最後の方、急に言っている意味がよく分からなくなったけど、イレニカスならカウルド・ウィザードの弱点を知っているっていう意味?だから、カウルド・ウィザードには人に知られたくないような組織的な弱点が確実に存在しているよって言いたいのでしょうか。
ただまあ、イレニカスの方がカウルド・ウィザードなどよりも、私からのヘイトを遥かに多く集めているので、イレニカスと協力してカウルド・ウィザードを壊滅させるくらいなら、カウルド・ウィザードと手を組んでイレニカスを退治した方がましです。
後、コーネイルさんとはもう既にお会いしていますね。賄賂を渡すなんて選択肢なかったけどなぁ・・・結構所持金には自信があるので、試せるのであれば試してみたいところです。

しかしながら、モンタロンさんのことについて聞くという選択肢がない・・・直球で聞いちゃいたいんだけどな。
仕方ない、他の人に声を掛けましょう。

ペース「こんちは、こんな所だが、よく来たな。ここは何もないだろう?でも大丈夫だ、楽しく過ごす仲間がいれば、部屋ん中は華やぐもんだ。このペースめに、何か御用かな?」

あずさ「いえ、別に。何かな、と思っただけよ。案内してもらえる?」

ペース「見るものと言ったら、これくらいだ。メインルームに比べたら、どれも色あせて見えるさ。俺としては、あの昔ながらの湿原のシンプルな景色の方が好きだが、ガルヴァリーに聞くのが一番だ」

あずさ「2階はどう?覗いて見てもいいかしら?」

ペース「もちろん、全然構わな・・・いや・・・やっぱり、それは止めた方がいいな。お前さんにとっては危険だ・・・ハーパーズのメンバーの証がないから」

あずさ「メンバーの証し?ひょっとしてあなた達が皆着けているアミュレットの事?」

ペース「何が・・・ああ・・・そうだ、それがハーパーズのメンバーである証しなんだ。えーと、ちょっと待って・・・ごめん、ベリンヴァーが睨んでる。お前さんはもう行った方がいい」

あらら、何かいいことを教えてもらえそうな雰囲気だったのに。
仕方ない、最後の1人と話してみましょう。

ベリンヴァー「は?ああ、そうだったのか・・・我々の為に化け物をすっかり始末してくれたのはあんただったのか。ええと、何か用事かい?俺はしばらくちょっと忙しいんだが」

あずさ「ここにいるあなた達は皆同じ首飾りをしている様ね。何か意味でもあるのかしら?」

ベリンヴァー「俺達がこの町のハーパーズだという事を分かるようにしているだけだ」

あずさ「2階は何がそんなに危険なの?」

ベリンヴァー「そこへは近付かない方がいい。ガーディアンはあんたをハーパーとは思わないだろう。そうなれば、俺達があんたを守る術はない」

あずさ「ガーディアンって?それは何?」

ベリンヴァー「ガーディアンについて話す気はない。あんたはハーパーではない・・・だからたとえ、俺達の為にどんな事をしてくれたとしても、あんたが俺達の秘密を知る事は出来ない」

会話を打ち切られちゃいました。
ちなみに・・・彼らからハーパーの証となる首飾りをすり取ることはできませんし、仮に倒しても首飾りを落としてくれません。あくまでも仮にの話ですよ!?

さて困った・・・どう考えてもモンタロンさんはそのガーディアンとかいうのに捕まったのでしょう。
うーん、次回までの間に何か手を考えなくては。

この記事をもっと読む
Prev | Next

プレイ日記一覧へ

Studio POPPOをフォローしませんか?

高慢ちきなハーパーズ:Baldur’s Gate 2#161」への2件のフィードバック

  1. ウゾームの書

    もしかしてプレベックさん達はマスターとやらに足の指の爪3本を引き抜かれた時に、
    一緒に「ッ」と「ー」も引き抜かれたのでは…?

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.