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皆さんこんにちは。
Baldur’s Gateの世界には悪い人が多いけど、悪い人が悪い人として描かれている分には全く問題がないと思っている伊達あずさです。
偽りのヘルムの使徒オドレンがウォッチャーズ・キープの中へと去った後、亡霊のような姿をした新たな存在が私の前に姿を現しました。
霞んだ亡霊「ああ・・・バールの子ですね。もう、汝とまみえる時が来たのですね?この時代において、我が同胞がこれほどまでにヘルムの道から離れてしまうとは、なんと悲しいことでしょう。遠い昔にヘルムが我々の元へ降臨した時、我々は使命を拒むなど考えもしなかった。私や多くの同胞が、この地を守るために喜んで命を投げ出したものです。もう、その使命も終わりますが。オドレンは汝に対して卑怯で不誠実な行いをしました。ヘルムの目によって、彼の運命は封じられます。そなたは、ヴィジル・ナイトに真の助けを与えてくれますか?」
もう、次から次へとなんですか。
あずさ「あんたは信用できるの?オドレンと同じように私を操る気かもしれない」
霞んだ亡霊「ええ、一理あります。私が汝に誠実でないと考える理由は沢山あるでしょう。けれども私には、汝に純粋な真実を告げて、汝の決断に従う以外にできることがありません。聞いてもらえますか?」
あずさ「いいでしょう。言いたいことを言いなさい。それから私が決める」
霞んだ亡霊「既に知る通り・・・オドレンは汝に誠実ではなかった。あの儀式は古き封印を正し、囚われし者とともに、あの儀式の手順を踏んだ者も捕らえるのです。オドレンは彼の命を生け贄に捧げるのではなく、汝の命を捧げさせようと考えていた。そして、中に潜む邪悪がどんなものか汝に言わなかった・・・囚われし者とは魔界のプリンス、デモゴルゴンなのです。オドレンはデーモンと戦っても勝てない。あの儀式はオドレンのもの・・・彼の死をもって、デモゴルゴンはウォッチャーズ・キープから自由になる。できるなら想像してみなさい、そんなものが放たれた時、何が起こるのかを」
何かその封印のシステムっておかしくない?
だって、オドレンが本来の使命を守ってデモゴルゴンを封印しようものなら、ウォッチャーズ・キープの中に一緒に封印されちゃうんだよね?でも、オドレンが死んだら封印が解けちゃうんじゃ、結局、一緒に閉じ込められてしまったオドレンはデモゴルゴンに殺されてしまうのでは?
もし、再封印後は殺されたとしてもオッケーっていうなら、今の状態は本来のあるべき姿に戻ったと言うだけで、何の心配もないと思うんだけど。それともなに、オドレンはウォッチャーズ・キープの中に閉じ込められるのが嫌だから、デモゴルゴンを倒して使命から逃れようとしているとでも考えているの?だとしても、追い詰められたら流石に再封印しようとするんじゃない?別に心配することもないのでは。
あずさ「それで、何をして欲しいの?」
霞んだ亡霊「汝には3つの選択肢があります。1つはこのまま立ち去ること・・・これが正しいとは言えませんが。2つめはオドレンを救うこと。汝は彼に何の借りもないし、魔界のプリンスと戦うことは命がけになるでしょう。例え魔界のプリンスを滅ぼしても、それはアビスへ戻るだけです。しかし、あれをこの世界に解き放つよりはましな結果でしょう。そしてさらに良い、3つめの選択があります。全てを見通すヘルムは、私にスクロールを授けました・・・汝が前に持っていた、儀式のスクロールと同様のものです。これを使えば、キープに入らずに、オドレンとデモゴルゴンを封じ込めることが出来るのです。この儀式のスクロールをお持ちなさい・・・ウォッチャーの・・・陳謝と共に。バールの子よ、彼の従者が服従しなかったことをお詫びします。ですが、最後に選ぶのは汝です。どうしますか?」
あずさ「どうしてあんたが自分でスクロールを使わないのよ?」
霞んだ亡霊「バールの子よ、私にはそのスクロールが使えないのです。私はこの影以外に実体はありません・・・そして、ヘルムは古の監獄を再び封印するために、汝にこのスクロールを託すのです・・・全ては汝が決めること」
何でそんなスクロールがあるなら最初からそれをオドレンに渡しておかないのよ。そうしたら、ウォッチャーズ・キープの中に入るという危険すら冒さずに済んだよね!?常識的に考えたら、そのスクロールにも先のスクロール以上のリスクがあるとしか思えませんよ。つまり罠です。罠じゃなかったらおかしい!!!
っていうか、そのデモゴルゴンとかいうのがアビスに帰ったらどうなるの?5秒ぐらいで復活してこっちの世界に戻って来ちゃうっていうなら確かに倒す意味はないんだけど、アビスに戻ったらそう簡単にはこちらの世界に戻ってこれないっていうならこの世界のために倒す意味はある!
仮にそのスクロールが本当に何の犠牲も払わずに使うことのできる万能スクロールだったとしても、封印なんて何の拍子に解けちゃうかわかったもんじゃないのだから、結局、危険であることに変わりはないのです。
あずさ「この手でデモゴルゴンを倒したい。奴はここにいるべきではないわ」
霞んだ亡霊「バールの子よ、汝は素晴らしい技を持っています・・・運があれば、汝の力でこの任務を果たすことも出来るでしょう。けれども、そうならなかった時に備えて・・・ヘルムのスクロールを汝に託します。スクロールをお持ちなさい・・・使うのであれば、監獄の外である、ここで使うのです。大きな声で読めば、全ての入口は封印されます。ヘルムのご加護を、バールの子よ。無事で・・・汝の運命に配慮しなさい」
怪しいくらいにスクロールを推しますね・・・そもそも、ここで使わないと意味がないんじゃ、デモゴルゴンと戦ってみて、勝てそうにないからスクロールを!ってわけにもいかないじゃないですか。
ちなみにこちらが亡霊さん一押しのアイテム、ヘルムのスクロールです。
確かにオドレンからもらったスクロールよりは強力な力を秘めていそう。何故ならチリチリしてるから!!
で・・・ですね。
実は私がこのスクロールを使いたくない理由は、このスクロールの力が辻褄の合わない胡散臭い物であるということ以外にもあるのですよ。
ここを封印しちゃったら、イモエンさんが仲間になったとき、レベル上げができなくなっちゃうじゃないですか!!
それにまたレベル上げの時にでも拾い直せばいいと思って、邪魔な高レベルのスクロールを売ってしまったのですよ。しかも、スクロールを売った相手となるシスター・ガーレナはオドレンと共にウォッチャーズ・キープに行っちゃったし・・・
以上の理由から、今ウォッチャーズ・キープが立ち入り禁止になっちゃうと色々困るのです。
そんな、そこそこしょうもない自己都合によって、デモゴルゴンと戦う決意をした私ですが、実際に戦うのは次回ですね。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。