誰が為のウィッシュ:Baldur’s Gate 2#135

投稿日:

前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
ウィッシュには何も期待していない伊達あずさです。

ウィッシュ

ウィッシュは、リミテッド・ウィッシュが更に強力になったものであり、術者の言葉の一語一語を実現する。つまり、ある範囲内で、過去、現在、未来の現実が操作されるのである(ただし表現がよほど厳密に述べられない限り、術者にのみ効果がある場合が多い)。貪欲な願い事をすると、通常、願った者を災難が襲うことになる。ウィザードが賢ければ賢いほど、正しい言葉を選ぶ可能性が大きい。ウィズダムの低いウィザードは、願い事をした時に災難に遭う可能性が大きくなるのである。

効果も抽象的ならリスクも抽象的です。
貪欲な願い事って具体的にどれくらいから貪欲と判定されるの?コップ一杯の水は貪欲?砂漠の真ん中で干乾びているような状況なら貪欲?こんな相手の解釈次第でどうとでもできちゃいそうなルールの呪文なんて、危なくて使えたものではありませんよ。

ただそれも、時を戻せるなら話は別です。
十中八九、ネタ呪文でしょうけど、1度ぐらいなら試してあげない事もありません。もちろん、どうせ時を戻す事になるでしょうけど。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵1
というわけで、冒頭から早速、ウィッシュ発動!!

呪文を唱えると、私の前に計り知れない力を持った何かが現れました。

ジン「ごきげんよう、詠唱者よ。交渉を始めようか?」

あずさ「交渉?どういう意味?」

ジン「お前がかけた呪文は、広大な宇宙の力を一時的に支配しようと試みるものだ。それは不安定であるが故、戦闘の場面でしか役に立たない・・・お前の望みを言葉にするのに数年をかけられるのであれば、話は別だが。正確に何がお望みなのかを、交渉により確認するというわけだ」

そういうとジンは空中から羽ペンと神の巻物を取り出し、ニヤリと笑います。

ジン「何年間も無駄にしないためにも、私に望むことを話すのだ。そして、私は無限の知性を使って、お前の目的を好きなように捻じ曲げるのだ。怒るでない・・・ここに働く力はしばしば、人が真に望んだこととは異なる方向に働くのだ。何しろ試すことは出来る。賢人はしばしば懸命な行動を取る・・・そして、お前達、詠唱者は賢い者が多いのではないのか?では、始めるかね?」

案の定、好き勝手な願い事は無理みたいです。

あずさ「よし、始めましょう」

ジンと複雑な契約の交渉を始めました。ジンは巧妙かつ慎重に、私の理解できない言葉や法律用語、そして、条文などを持ち出し、私の望みを歪めていこうとします。しかし、ウィズダムが25の私にはそんなジンの手口など全てお見通しなのです。ほどなく、私は相手の言い回しを逆手にとって、ジンをイラつかせ始めます。私の望みが叶うかどうかは半信半疑ですが、少なくともジンに騙される可能性は無くなったことでしょう。

契約は成立し、ジンはメガネをかけて、弓形の肩越しに契約書を眺めます。

ジン「よいでしょう、詠唱者よ。ここに列挙したアイテムは以下に述べる方法で解釈することが出来る。慎重に選びたまえ」

私に与えられた選択肢は以下の5つ。

  1. パーティのメンバーも敵も全員を癒す
  2. パーティのメンバーも敵も区別なく、この地域にいる全員が泥酔状態になる
  3. パーティの全員にインプルーブド・ヘイストをかける
  4. パーティの全員のレベルを2レベルドレインする
  5. 術者の上にメテオ・スウォームを降らす

ウィズダムが低かったら、悪い選択肢だけになっていたのでしょうか。
でも、ウィズダム25でこれじゃ・・・やっぱりネタ呪文ですね。

とりあえず、インプルーブド・ヘイストにしたけど、今そんな呪文をかけたところであまりうま味はありません。そりゃ、効果が3日ぐらい続くのであれば話は別なのですけどね。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵2
では、荷物の整理も終わったところで、改めてカールストンさんと話をしてみましょう。

カールストン「またお前か?今度は何だ?」

あずさ「聞きたいことがあるんだ、『この階の支配者』よ」

カールストン「話を聞こう。だが、退屈させるなよ。さもないと、狂人ラムの機械をお前に仕向けるからな!」

あずさ「ダンジョンの次の階にはどうやって行くの?」

カールストン「つまらん質問だ。失せろ!」

あれ、もしかして、知らないのかな?

あずさ「わかったわよ。檻の中で朽ちるがいい」

カールストン「いいだろう。つまらないことを考えている暇はないのだ」

この人、とんだ役立たずですね。
まあいいでしょう。適当にフロアの中を調べてみましょう。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵3
この辺とか調べられそうですね。
でも、ろくなものが入ってないな・・・

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵4
ここにはインビジブル・ストーカーのスクロールが入っていました。覚えていない呪文だったので悪くはない。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵5
東の奥にはマジックゴーレムなる珍しい見た目の敵がいます。
これってエルミンスターさんの書いた本にあった敵ですね。確か魔力のこもっていない普通の武器でしか傷付けられないとか。幸い、さっき倒した敵が普通のロングソードを持っていたので、それを拾って使ったらあっさり倒せました。倒し方が分かってさえいれば、本当になんてことはない敵です。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵6
マジックゴーレムによって守られていたこの変な容器の中には、青い油なるアイテムが入っていました。火を点ける手段さえあれば、この油で松明などに青い炎を灯すことができるのだそうです。

そういわれても、ふぅんとしかいいようがありませんね。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵7
西には鍵開け技能では開けられない扉が・・・開けるには何かしら鍵が必要みたいです。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵8
このエリアは大体こんな感じですかね。
まだ北と南から別のエリアに行けるみたいなので、行き詰まってはおりません。

じゃ~最初はギシャンキーのキャンプから。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵9
エリア移動早々敵がいますね。しかも、アンチパラディン・・・どうやら何かしら不浄な場所のようです。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵10
アンチパラディン達を倒してから部屋の中を調べると、箱の中から火打ち道具を発見しました。
これがあれば、松明に青い炎を灯せそうです。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵11
南へ。ここにも幾つか調べられそうなところがあります。
大したものはないのですけど、久しぶりに手書きのメモを発見しました。

手書きのメモ
殴り書きのメモは大袈裟で、でたらめな字体で書かれている。文面にもほとんど意味は無いようだ。

賢いじゃねーか、このノッポな丸い青め! – 狂人ラム

狂人ラムって例のロボットを作った人ですね。っていうか、自ら狂人って名乗っているのね・・・

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵12
更に先へ進むと今度はキャプテンの名を冠する敵がいます。

キャプテン「ギシャンキーよ、剣を取れ!侵入者だ!イリシッドではないが、その手先か?それとも扉の向こうにある黄金を狙っているのか、古き者の宝を?」

あずさ「誰の手先でもないし、宝も狙っていない。向こうの部屋にいる狂人のことで話をしたいの」

会話が始まる前から敵対的なオーラを出していたので、どうせ無駄とは思うけど・・・

キャプテン「問答は無用、刃こそが舌。死こそが答え!ギシャンキーよ、攻撃せよ!」

やっぱりね。でもまあ、口ほどにもない強さでしたよ。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵13
キャプテンの死体からはアングルヴァダル+4とカールストンの弟子の日記を上の化石みたいなものの口からはモントリオズ・クラスプ、紫色の液体が入った容器からは紫の油が手に入りました。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵14
アングルヴァダル+4は1日1回、60秒だけストレングスを22にすることのできるロングソードになります。1ポイントだけだけど、攻撃時にファイアーダメージを与えられるみたいなので、これでもトロールに止めをさせるかも。でもロングソードか・・・うちには使い手がいないのですよね。

誰が為のウィッシュ:Baldur's Gate 2#135_挿絵15
モントリオズ・クラスプはモントリオ・デ・ブローチェというクロークに使われる留め金のようです。
こういった感じの部品がちょいちょい手に入るけど、それらが物になったことは1度としてないのですよね。完全にデアルニス・キープの箱の肥やしです。

最後は今最も期待度が高いカールストンの弟子の日記の中身ですが・・・それは次回までお預けなのです。

この記事をもっと読む
Prev | Next

プレイ日記一覧へ

Studio POPPOをフォローしませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.