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皆さんこんにちは。
今度はAI Scriptを書くのが楽しくなってきてしまった伊達あずさです。
AI Scriptになんて凝り始めたら、レベル上げ以上にプレイ時間がプレイ日記の進捗に見合わなくなっちゃうけど、支援呪文や回復・治療呪文をあらかじめ設定しておいた条件で仲間に自動で使用させられるようになるのは物凄く便利だし、物凄く楽しい!
UI上の理由から普段使いが難しい攻撃呪文や妨害呪文なんかもボタン1つで適切なものを勝手に使用してくれるなら全然使っていけそうです。
ただ、あれもこれもと言い出すと、本当にきりがない・・・
そもそも、情報があまりにも少なすぎるのですよね。まあ、古いゲームなので仕方がないのかもしれませんけど、このスクリプト自体はEnhanced Editionの方でもそのまま使用できるみたいなので、もうちょっと情報があってもいいのですけどね。
挙句、頼みの綱のScripting Quick Referenceもあまりにクイック過ぎるというか、説明文が1行・・・どころか一切ない(名前だけで判断しろってこと!?)ものも多いのです。よって、基本、参考になるのは既存のスクリプトだけという状態なわけで、これもスクリプトの作成時間を長くする要因となっちゃうわけです。
では、戦利品を処分し、新しく作ったAI Scriptの動作を散々確認したところで、ウォッチャーズ・キープの入口から再侵入です。
フロア3の接続先不明ポータルを引き続き調査していこうと思います。
フロア3の入口まで戻ってきました。
北が出口、西が呪文暴発エリア、東が元安住の地となれば、残る接続先不明のポータルは南だけ!
おや、部屋の隅っこに見えるのは、このフロアに初めて侵入した際、遭遇した方でしょうか。確か名前はヤクマンさんといったでしょうか。
エルフの狂人「痛めつけないでくれ、デーモン!止めてくれ!お手上げだ、ヤクマン!脅えているぞ、ヤクマン!」
あずさ「落ち着いて、落ち着くのよ。デーモンじゃない、よく見て、人間よ」
エルフの狂人「ああ、ならいいだろう」
あずさ「えーと・・・わ、わかったわ。あなたは誰なの?」
エルフの狂人「ヤクマン、忘れちまった。物忘れヤクマンだ。ヤクマンはずっとヤクマンで、ヤクマンってこと以外は忘れちまうんだ」
あずさ「どのくらいここにいるの?」
エルフの狂人「ヤクマンはずっとここにいる。ヤクマンは昔に宝を探す仲間とやって来た。ヤクマンも宝が欲しかった!金持ちヤクマン!仲間は儀式の品を集めて、ヤクマンはそれを見ていた。像に命が宿り、ヤクマンはポータルから逃げ出した。臆病ヤクマン!仲間は死んだ。ヤクマンはここに残された。一人ぼっちのヤクマン」
もしかして、ちょいちょい自分の名前を口に出すのは、自分がヤクマンだということを忘れないようにするための努力というか防衛本能みたいなものなのでしょうか。
あずさ「デーモンのことを言っていたわね」
エルフの狂人「沢山のデーモンだ。恐ろしいデーモン!脅えるヤクマン!ヤクマンは逃げる逃げる・・・デーモンは互いに戦っているから、逃げるのは大変じゃない!」
あぁ、ヤクマンさんがいうデーモンというのは、前回、私が帰りの道を誤ったことで運悪く遭遇してしまったタハーザー達のことですか。
あずさ「なぜデーモンが互いに戦うの?」
エルフの狂人「デーモンには種類がある。何でか知らないが互いに憎み合っている、ヤクマンそう考えた。ヤクマンは大助かり。お互いに殺し合ってくれれば、ヤクマンは食われないで、生き延びる」
あずさ「この階のことで知っていることはない?」
エルフの狂人「ヤクマンはいつも走って走って走っていた。ヤクマンはこの場所のことをよく知っている。知恵者ヤクマン!ポータルの迷路、部屋から部屋へと!中にはデーモンがいる部屋がある。恐ろしいデーモン。デーモンはポータルからやって来る。出口が見つからなくてデーモンは怒る。でもヤクマンは出口を知ってるよ、賢いヤクマン」
ヤクマンさんは自分の名前以外、忘れてしまったと言っていますけど、名前以外にも結構色々覚えてますよね。後、狂人なんて扱いにされちゃってますけど、ちょっと喋り方が独特なだけで、普通に会話になっているし、全然狂人なんかじゃありませんよ。
あずさ「出口?次の階?どうやって出るの?」
エルフの狂人「ヤクマンは・・・出口を知っているが・・・壊れている。ヤクマンは、壊すつもりじゃなかったけれど、愚かな、愚か者ヤクマン!」
あずさ「壊れているって?直せないの?」
エルフの狂人「迷路は大きな洞窟に繋がっていて、そこにポータルがある。ヤクマンは知っている!賢いヤクマン!だがヤクマンはポータルを壊した。ポータル壊れた!下手くそヤクマン!ポータルは壊れた。デーモンがポータルからやって来る。デーモンが来て、ポータル壊れてるから迷路で捕まる。ポータルは棒で直す、ヤクマン知ってる!」
あずさ「棒で直す?どんな棒?」
エルフの狂人「ヤクマンが棒を持っている・・・でも棒も壊れた。棒には3つの宝石が必要だけど、ヤクマン走ると宝石が落ちた。どこにあるか分からない。棒はゴミ山にある、持って行っていいよ。気前のいいヤクマン!」
あずさ「ポータルが壊れているなら、どうやってこの洞窟に行くの?」
エルフの狂人「ヤクマン忘れた。ヤクマンいつも忘れる。忘れん坊ヤクマン!ヤクマンの日記・・・その辺にある・・・」
あずさ「ありがとう、ヤクマン。眠るなり何なりしたらどう?」
エルフの狂人「ヤクマンに眠れというのか?ヤクマン眠らない!」
あずさ「眠らない?寝なきゃだめよ。寝ないと、そのうち気が・・・ああ、なるほど」
エルフの狂人「ヤクマンは昔眠った。でも寒くなってきて、凍えるヤクマン!デーモンが来て寒くなった。寝ないからヤクマン気が狂う。気狂いヤクマン!」
あずさ「ヒールの呪文をかければ、正気に戻るかな?」
エルフの狂人「ヤクマンには分からない。ヤクマンはそんな呪文知らない」
あずさ「もちろんクレリックの誰かが、ってことよ」
エルフの狂人「ヤクマンの他にクレイジーな奴が?ヤクマンよりもヒールの呪文、必要な奴がいるか。ヤクマンは待てる。ヤクマンはずっと待っていた。忍耐ヤクマン!」
あずさ「つまり・・・ああ、気にしないで」
エルフの狂人「ヤクマンはおかしくなってると思ってるんだろ・・・」
なんか変なところで会話が終了しちゃったけど、ヒールで治るならかけてみる?でも、どうせかけるのであれば、グレーター・レストレーション(HPだけでなく、毒や病気、レベルドレインに至るまで、何もかもが治る)の方が良さそうな気もするのですけどね。
エルフの狂人「何?誰?・・・誰だ?」
エアリー「覚えてないの、ヤクマン?エアリーよ」
エルフの狂人「『ヤクマン』だって?それは、質の悪いハーフリングどもが呼んでいたあだ名だ。俺の名はタモーリン。俺の仲間は?ここはどこなんだ?」
エアリー「ここはウォッチャーズ・キープよ。あなたは、どうやら長いことここにいるようね」
エルフの狂人「ウォッチャーズ・キープだって。そんなに長く・・・俺は、セプター・オブ・レディアンスを使ってポータルを直そうとして・・・それっきりだ。感謝するよ、まともに戻してくれて。さもないと永遠にここをさまよっていた。普段の暮らしに戻らないと。上の階は安全なのか?」
エアリー「ここを出るまで仲間にならない?」
エルフの狂人「それはできない。他のグループに入る前に、自分の家族の元へ戻らなくては。ありがとう、感謝のしようもありません。だがチャンスがあるうちに行かないと。幸運を祈ってます」
一応、上の階の敵は倒しているけど、それでも休息したりすると出現するので、外まで連れて行ってあげようと思っただけなのに!勘違いヤクマンの上に恩知らずヤクマンです。
で、ヤクマンもといタモーリンさんの日記、および、ポータルを直す際に使用するという棒はここにあったわけだけど・・・持って行っていいと言っていた割には罠が仕掛けられていたよ。嘘吐きヤクマンですね。
棒の名前はセプター・オブ・レディアンス。そういえば、タモーリンさんが正気を取り戻した時にこの棒の名前を言っていましたね。
後は部屋の中央に無駄にファッショナブルな手袋が落ちていました。
じゃあ、先へ進む前にヤクマンだった頃のタモーリンさんの日記を読んでみようと思うわけですが、長くなりそうだから次回かな。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
chatgptに頼んだらAI script代わりに書いてくれそーだなって思いました!最近流行ってるらしいけど、どうなんでしょーか??