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皆さんこんにちは。
少なくとも1981年にはCis-AB型に関する臨床研究論文が公表されている事実を突き止めた伊達あずさです。
山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件は1987年発売なわけですから、Cis-AB型がまだ発見されていなかったという言い訳は通用しません!
・・・まぁ、そんなことはさておき、自室の違和感の正体からです!
正解はこれ!
いつの間にか、お菓子が復活しているのです。しかも、これまた貰い物のおまんじゅうらしいです。
今の今まで部屋を留守にしていたはずなのに、一体誰がお菓子を受け取って、部屋の中に置いたのでしょうか。まさか蘭丸さん!?
ともあれ、お菓子があるなら拾うしかありません。そして、お菓子を上げて喜びそうなのはげんぞうさんぐらいなものですね。
というわけで、早速、尾沢家へ・・・って、ん?知らない人がいますね。
やぶもと「儂は医者のやぶもとじゃが・・・何か用事ですかいな・・・」
やぶもとさんは先代の頃から尾沢家の主治医をされているらしいです。
こんにちは。尾沢百合子さんと尾沢美那子さんが殺された事件について、(多分)警察から捜査協力を依頼されている伊達あずさと申します。
えーっと、今日は誰もいらっしゃらないのでしょうか。
やぶもと「ふじさんならそこにおるが・・・」
あっ、そうだ。やぶもとさんは尾沢家の主治医なのですよね?ふじさんの血液型をご存知ありませんか?
やぶもと「・・・何・・・血液型かいな・・・えーと・・・ふじさんは・・・確か・・・O型・・・そう、O型じゃ」
尾沢家先代当主の血液型も教えて頂けませんか?
やぶもと「先代のりゅうたろうはん・・・血液型でっか・・・そうじゃのう・・・えーと・・・あっ、思い出した・・・B型じゃ、間違いないB型じゃ」
そうですか。ありがとうございます。
そのまま失礼しておよねさんの部屋に。(何故かふじさんと話すという選択肢がなかったため)
また突然お邪魔してしまって申し訳ありません。今日はふじさん以外の他の方は・・・
およね「今日は出掛けたはります」
そうですか。
これまた突然、変な質問をして申し訳ないのですけど、尾沢家の娘さん達って皆さん養女じゃないですか。先代の方とふじさんの間にお子さんはいらっしゃらないのですか?
およね「・・・実は・・・おかみさんは・・・りゅうたろうはんのお妾はんやったんどす・・・それで・・・先代の遺言でこの家継いださるんどす・・・それから・・・これは内緒ですけどな・・・先代とおかみさんの間には子供ができてたとか・・・」
妾ってことは、先代には正妻にあたる方がおられたってことなのでしょうかね。残念ながらおよねさんには教えてもらえなかったけど。
さてと、これからどうしよう。
お菓子を上げようと思ったげんぞうさんもいらっしゃらないみたいだし、菜美子さんも皆男さんも不在の様子。
キャサリンさんも先ほど帰ったばかりなので、カフェ・ド・ミサに居ませんし・・・
狩矢さんまで不在。
あっ、そうだ。菊池さんに連絡してみましょうか。
というわけで、警察の電話をお借りして103-9371にかけます。
電話「・・・はい、こちらスタジオペンです。菊池はただいま、アメリカへ取材に行っております。御用のお方は、ピーッという発信音の後に・・・」
まだ日本に帰ってきていないみたいですね。
仕方がないので部屋に戻って来たのですけど、やっぱり眠れない!
消去法で行き先が太秦警察署しかなかったのです。
幸い、橋口さんはいらっしゃるようなので、何か聞いてみましょうか。
今、なおこさんの亡くなられたご両親について調べているところなのですけど、なおこさんの御実家がどの辺にあったかご存知ありませんか?
橋口「なおこさんの実家はこの太秦にあったんですが・・・今は新しい家が建ってるそうですよ」
というわけで、橋口さんになおこさんの御実家があったという場所の住所を教えてもらって早速行ってみました。
都合よく近所に住んでそうな人がいたので、なおこさんのことについて聞いてみましょう。
すみません!昔、この辺にみさわなおこという方が住んでいたらしいのですけど、何かご存知ありませんか?
近所の人「さあ・・・最近引っ越して来たばっかりやからわかれへんけど・・・なんやったら、そこのおさよばあさんのところできいてみはったら・・・」
おさよお婆さんですか。有り難うございました。行ってみます。
近所の方に教えて頂いたおさよお婆さんのお家へ。
突然押しかけてしまって申し訳ありません。
近所の方からこの辺のことにお詳しい方だとお聞きしまして・・・あっ、私、ゲームデザイナーの伊達あずさと申します。
実は以前この辺にみさわなおこさんという方が住んでいたと太秦警察署の刑事さんから教えて頂きまして、この辺に住んでいる方に当時のなおこさんについて何かご存じないかお聞きして回っていたところなのです。
おさよ「なんでっかいきなり!うちはお金ありまへんでェ」
え?お金?何の話ですか?
実は最近この辺で発生している連続殺人事件に関する調査なのですけど・・・立て続けにこの辺の寺院で発生している連続殺人事件・・・ご存知ですよね?
おさよ「なんでっかいきなり!うちはお金ありまへんでェ」
困ったな。日本語が通じません。
あ、そうだ・・・これ(お菓子)良かったらどうぞ。
おさよ「どなたか知りまへんけど・・・えらいきいつこてもろてすんまへんなあ・・・おおきに、おおきに・・・」
では改めて、みさわなおこさんのことについて何かご存知ありませんか?
おさよ「みさわなおこはん・・・思い出せまへんなあ。最近、物忘れが激しゅうてな・・・」
こんな顔の方なのですけど・・・見覚えありませんか?
おさよ「・・・ああ、この人・・・思い出しましたわ。みさわはんとこの娘はんや。いや・・・ほんまの子供やないんですけど・・・もう20年以上も前のことですわ。赤い毛布にくるまって、この先の車折神社に捨ててあった子供やそうな・・・みさわはんの奥さんがその子を拾てきて育てはったんが、この写真の娘はんどすわ・・・そういうたら・・・この前もその娘はんのことを聞きにきた人がおりましたわ・・・」
なおこさんの育ての親は拾ったなおこさんを自分の子と偽って出生届けを提出したってこと?それとも、施設に預けた後、正式に養子縁組したのでしょうか。まぁ、もし前者だとしたら、こんな赤の他人に実の子ではないなんて話をするわけないか。
これでなおこさんの亡くなられたご両親が生みの親でなさそうだということは分かりましたけど、だからと言って先代とふじさんの子とするのはあまりにも飛躍し過ぎです。
でもきっとそうなんだろうな・・・次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
引き続きのプレイお疲れ様です
捨てられていた人間の子供を
拾って…育てる…
警察署だよゥ!まずは!警察だろォ!?
やっ、山村ぁッ!!
今でこそその辺の法整備もしっかりしてきたそうですが、青酸カリをその辺で容易に入手できていたような頃は、捨て子を拾ってそのまま育てちゃうといった行為もそこそこ行われていた・・・とか?もしかすると、捨て子の氏名を市町村の長が決めるといった制度もそういった時代の名残なのかもしれません。
今の日本の仕組みって私達が思っている以上に最近できた(山村さんが若かりし頃にはなかった)ものなのかもしれませんねぇ・・・