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皆さんこんにちは。
キャサリンさんの存在がこのゲームの質を著しく低下させているような気がしてならない伊達あずさです。
前回、キャサリンさんから「なおこさんの両親の血液型を調べろ」と言われるまで、狩矢さんになおこさんのことを聞いても、一切話が進展しなかったのですよね。
あそこで、キャサリンさんとのやり取りって必要でした?メモや紙切れのことについて改めて考える必要があったとしても「考える」ってコマンドがあるのですよ?
何故、そんなごり押しでキャサリンさんを捜査に絡ませるのでしょうか。そのせいで、フラグがストーリーや推理状況とは一切関係ないところで無駄に取っ散らかってしまっているのです。
それにキャサリンさんって、完全な部外者であるにもかかわらず、まるで神の視点でも持っているかの如く、何でも知っているかのように振る舞ってくるから、物凄く不自然な存在になってしまっているのですよ。
そうまでして、どーしてもキャサリンさんを推したいっていうなら、いっそキャサリンさんを主人公にした方が良かったんじゃないの?
単なる推理小説マニアなのか推理小説家なのかは分からないけど、既に狩矢さんと共に色々な事件を解決してきたキャサリンさんが今回の事件を捜査する流れであれば、警察を差し置いて、単なるゲームデザイナーに過ぎない一般人に無理やり捜査させるよりも、ずっと自然で無理がないと思うのですけどね。
これ、本当に山村さんの意図通りに作られているのでしょうか。山村さんが書いたストーリーとは関係の無いところで、余計な付け足しがなされちゃってるんじゃないかと勘繰ってしまいます。
・・・と、若干憤慨しながら、狩矢さんに紹介していただいた太秦警察署へ向かいます。
警察署の前まできたところで、誰か来ましたね。
橋口「私は橋口警部補ですが・・・なにか・・・」
まだ警察署の前に着いただけなのに、私ってそんなに挙動不審でした?
でもまあ、丁度よいか・・・
えっと、狩矢さんの紹介でやってきた伊達あずさと申します。
橋口「狩矢警部なら私の先輩です・・・そうでしたか・・・あなたがゲームデザイナーのあずささんですか・・・あっ、そうそう、丁度良かった。あなたを殺人の容疑で逮捕します!!」
はぁ!?
橋口「・・・ハッハッハッ・・・いや、冗談、冗談・・・ところで何か・・・?」
それ警察官が一番やっちゃいけない冗談でしょうよ・・・本気でびっくりしましたよ。
で、用件ですけど、今、亡くなられたみさわなおこさんのご両親について調べておりまして、それなら太秦警察署の方で聞いて欲しいと狩矢さんに言われたためやって来た次第です。
橋口「殺されたみさわなおこさんの両親ですか・・・ちょっと待ってくださいよ、今調べさせますから・・・」
しばし警察署の前で橋口さんの帰りを待ちます。
橋口「・・・分かりました。なおこさんの両親は・・・5年前に交通事故で2人とも亡くなられてますね・・・」
そうだったのですか。
ちょっと変な事をお聞きしますけど、なおこさんのご両親の血液型とか分かったりしますか?
橋口「・・・えっ、血液型ですか・・・えーと・・・母親がO型で父親がAB型となってますね・・・」
ほぅ・・・O型とAB型のご両親の子供であるなおこさんがO型とは、ちょっと珍しいケースですね。
でも、なおこさんの父親がCis-AB/OのAB型であれば、O型の子が生まれたとしても何ら不思議なことではありませんけどね。ひょっとするとなおこさんのお父さんは徳島県(Cis-AB/Oの人が多いらしい)のご出身だったり?
ともあれ、ご助力ありがとうございました。
さーこれで、キャサリンさんを満足させられますかねぇ・・・何でキャサリンさんを満足させないといけないのか、私には全く分からないけども。
今度はちゃんと調べてきたので、自信を持って「はい」と答えます。
キャサリン「なおこさんは尾沢家と関係があるのかしら・・・」
え!?今の話からどうやってそんな結論を導き出したの!?まさか、サイコメトリーでも使ったのですか??
推理モノにエスパーとか混じっちゃったら話が破綻しますよ!?やっぱり、キャサリンさんってこのゲームにとって害悪でしかなくない?
キャサリン「ねえ、恋人のイチローを呼んでもいいかしら・・・?」
そして、急にどうした!
この展開で何故そんな発言が飛び出すのか全く理解できませんけど、もう好きにしたらいいです。
浜口「やああずささん、浜口一郎です・・・よろしく」
もしかして、私がキャサリンさんに下心でも抱いていると勘違いされて警戒された?だとしたら、ちょっと不愉快なレベルの誤解ですよ!!
もしそうでないとすれば、何で急に恋人とか呼びだしたのよ・・・
まったく意味が分からないけど、折角なので浜口さんにも例のメモを見てもらうことにしました。
浜口「ふーん、これが問題のメモですか・・・でもこれはおかしいですね。下は両親がO型とAB型で子供がO型になっていますが・・・普通OとABからは、Oの子供はできないんですよ・・・」
キャサリン「オーイエース!さすがイチローね。いいところに気が付いたわ・・・」
はぁ?O型とAB型の両親からでもO型の子供は生まれますよ?
それに、何故浜口さんまでこのメモを一目見るなり、これが両親と子供の血液型を示したものだと当然のように思ったのでしょうか。むしろ、OとABからOが生まれないと本気で思っているのであれば、「じゃあ、これは両親と子供の血液型を表したものではないのかも?」と疑念を抱いてもおかしくなさそうなものなのですけどね。
キャサリン「後は自分で考えてみて。それじゃ今日はこれで・・・」
そういってキャサリンさん達はカフェ・ド・ミサを出て行きました。
何故、キャサリンさん達はこのメモを両親と子供の血液型を表しているという前提で全てを考え始めたのか・・・更にはどういった経緯でなおこさんは尾沢家と関係があるのかなどと言い出したのか、私には全く理解できませんよ。
・・・帰ろう。
折角、事件自体は結構気になってきたのに、キャサリンさんが絡むと途端に捜査意欲が無くなってきちゃうんだよな・・・
何か疲れたから今日はもう寝よう・・・
と、思ったのですが、眠れない!!!
っていうか、何か部屋に違和感があるような?
その違和感の正体は・・・次回だよ!
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。