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皆さんこんにちは。
橋のガーディアンからの問いを間違えていたらどうなっていたのか、今更ながらに気になってきた伊達あずさです。
ダメージを受ける等の罰だった場合はアレですけど、敵が出てくるなどのパターンだった場合、経験値稼ぎのチャンスだったのでは・・・
ただ、試すにしても直近のセーブデータがないので試せない!!
セーブデータを分けるという習慣がどーしても身に付きません。どうしても余計なデータを削除せずにはいられないのです。
では、神秘的かつ原始的な手法で橋が修復されたところからです。
橋の先へと進むと・・・今度は水たまりです。
一体、誰が何の目的でこんな建造物を作ったのか。やっぱり、強烈な杖を作って後悔したという神様作なのでしょうか?
だとしたら、要らなくなったものを置いておくだけの場所に随分と手をかけたものですよね。私なら、跡形も無く処分するか、海溝とか火口にでも投棄するけどな。
病人「じきに眠りまた起きる。死んで間もなく生まれ来る。ここに留まること長過ぎれば、そなたもまた運命の輪に絡めとられるであろう」
つまり、この方は絡めとられちゃってるのでしょうね。
というか、どうやって生活しているのでしょうね。この水たまりで魚でも獲れるのでしょうか。
病人「シャドーよ去れ。我々は既に闇の中にいる」
あずさ「どういう意味よ。私はシャドーではないわ」
病人「違うかもしれない。しかし我らは闇の中。かつては太陽も輝いていたが、今はそれも消え、我らは夜を呪う。放っておいて、あなたに出来る事はない」
放っておいてくれと言われてしまいました。
この方の奥に見える建物は、外から見ても中に入ろうなどという気すら失せてしまうほど老朽化しています。正直、居心地のよさそうな環境には見えませんけど・・・住めば都、なのでしょうかね。
最奥っぽいところにたどり着きました。
随分と人が多いですね。病気の人ばかりですが。
病人「やあ」
あずさ「こんにちわ。あなた誰?詮索するつもりじゃないんだけど」
病人「もちろんさ、そうでなきゃ尋ねてはいないだろう。まったく問題はないよ。隠すことは何もないし、あっても気になどしない。そのほうが重要人物になった気がするだろう。しかし私はあんたに関心はない。我々はさほど気にしないって分かってもらえると思うよ」
あずさ「ならば、あなたは誰なのよ。ここはどこ?」
病人「ああ、説明を望むのか。よろしい。これを書きとめ、繰り返さずに済むようにしよう。訪問者が多いというわけでもないが。我々は守衛だ。この寺院を守っている。何百年かごとにこうして入り込んでくる奴がいるんで、大事な役目なんだ。何を守っているのか、何年ここにいるのか、それに目的は何なのか忘れてしまったよ」
あずさ「何があなた達を苦しめているの?病気のようにも見えるけど」
病人「我々の精神と魂の腐敗さ。耐えねばならぬ憎しみという感情を増大させ、我々の内側から腐敗させる。救いようがない。逃れる術はない。尽きもしない」
言い回しがいちいち仰々しいですね・・・よく分からないけど、誰かを恨み過ぎて病気になったってこと?それとも、誰かを恨まずにはいられない病気なのでしょうか。
あずさ「この寺院は?誰のためのものなの?」
病人「寺院だって?神の名前を口にしてから長いことたって、ほとんど忘れちまったよ。我々がこうする運命にしたクリーチャーにどんな忠誠をしろっていうんだい?」
え?じゃあ守衛と言いながらも、別にここを守っているわけでもないってこと?
あずさ「ではどうしてここにいるの?」
病人「我々はここを去ることはできない。死ぬことさえできない。絶えることなく魂が再生し、生まれ変わるのだ。望まぬ運命であることを幾度となく学ぶのだ」
あずさ「ならば、解放してあげるわ」
こういわない限り、話が延々とループしちゃうのですよ・・・
病人「好きなようにしろ。我々に逃げ道はないのだ。そのことは分かっている。我々は若者にそのことを伝え、彼らもまた、老人達が死んで生まれ変わると伝えるのだ。我々がここにいることは契約で決められている。そしてそれが如何に無意味なことであっても、解放されることはない。あなたは失敗するわ。必ず。分かる。他は望めないわ」
あずさ「何かできることはないの?主に請願してみた?」
病人「知らぬ者に請願はできない。永らく啓示はないし、今や神の名前さえ失われている。寺院では、忌むようにとしか指示をしていない。お好きなものを取りな。我々は名前だけの守衛さ。ただの心のないスケルトンなのさ」
何となく釈然としないものはありますけど、私達が先へ進む邪魔はしないみたいですし、それでよしとするしかありませんね。
例の如くここから先へは私ひとりでは進むことが出来ない為、入口付近に待機させていた仲間を呼びよせました。
建物の中には敵対的な生物がいますね。しかも、最初から重傷です。
感情の具現「ここには憎しみが!ここは憎しみだ!怒りで攻撃し、憎しみを与える!憎しみだ!憎しみ・・・苦しみ・・・それは糧になるのだ・・・我を傷つけることはない・・・糧になるのだ!」
この感情の具現なる敵はその見た目に反して大した攻撃をしてこないのですけど、ダメージを与えてもダメージを与えても一向に倒れる様子がないのです。いや、1000ぐらいはダメージを与えたと思うよ??
う~ん・・・これまでにも攻撃が効かないことはあったけど、ダメージを与えられているのに倒せないというパターンは初めてです。
敵の名前がかなり特殊ですし、ひょっとするとこれも何かの謎かけ?
じゃあ、傷付けられないというのであれば、逆に癒してみたらどうか。
Baldur’s Gateの世界はシステム的にも自由度が高いので、敵にキュア・シリアス・ウーンズ(回復呪文)をかけるといったことも可能なのですよね。
メイジでありクレリックでもあるエアリーさんにお願いすると、感情の具現は即座に倒れ、背後に人の姿をした何かが現れました。
アヴァター「私のテンプルを歩き回るとは誰だ?説明しろ。ほとんど姿が見えないぞ」
あずさ「同じ言葉を返すわ。あなたは誰?このテンプルの主人なの?」
アヴァター「私は私だ。テンプルが私。私にとっても安全ではないのだが。ビーストが私の姿を幾度となく滅ぼすのだ。そなたはけだものを殺したが、僅かの間のこと。そいつは何度もやって来るのだ。ビーストは恐るべき神だ。私よりも強い力を持っている。私の信奉者達がけだものを育てているのだ。私は弱まり衰えてしまった。けだものの力は強い」
あずさ「あなたはここでは崇拝されていない。外の者は嫌っているだけよ」
アヴァター「だが彼らは仕えねばならん。それが契約だ。彼らは守り、私が命を与える。ずっとそうしてきたのだ」
誰も得をしない契約ですね・・・
あずさ「終わらなければいけない。長いこと経って、奴らはあなたの名前すら思い出せないわ」
アヴァター「ならばビーストを倒せないとしても不思議ではない。それは奴らの嫌悪であり情念であり、知るにしろ知らないにしろ崇拝の対象となったのだ。時は満ちた。ここにはもう何もない、こんな事は繰り返すまい。グレート・デバイスの力も衰え、かつて考えていたほどの危険ではなくなった。私は子らのために涙を流そう。それが目的であろうとなかろうと、彼らの憎しみがこの場所を支えていたのだ。もし彼らが私のことを少しも考えなかったら、私は消え失せ、彼らもじきに消えていただろう」
ちっとも話が見えないけど・・・そのグレート・デバイスっていうのが目的の杖状アーティファクトのことで、それを守るために、主人も従者も得をしない謎契約を履行し続けているということなのでしょうか。
よくわかんないけど、時間がアーティファクトの危険性を適度に軽減したのであれば、もうそんな虚しい契約は止めにして、私にそのアーティファクトを下さい!
あずさ「何かお手伝いできることはある?」
アヴァター「契約では、終焉の時まで私が、グレート・デバイスを守ることになっている。創造した種族はそうはっきりと述べている。しかし私は解釈しなおそう、私の時間は、確実に終わっているのだから。契約の意図は、グレート・デバイスが二度と使用されないということなのだ。実際に『終わりの時』なら、最後の仕事はこれを破壊することだ。私にその力はない」
意味が分からない・・・何故、グレート・デバイスの創造主は二度と使用されないことを願っていながら、破壊可能なグレート・デバイスをこのような形で封印しようと思ったのでしょうか。
創造主がよほどの嗜虐嗜好の持ち主か、あるいは、グレート・デバイスの力が衰えた今だから破壊可能となったかのどちらかでしょうね。
あずさ「どうすれば力が出るの?」
アヴァター「信仰。信奉者の信念と確信が力の源だ。この信仰を広める手立てはある。心を開くのだ。使い道が分かるだろう。できる。そなたの心にこの場所を解放する方法が見える。そなたは他の者のためにグレート・デバイスを探している。彼らと同盟を持つわけでもなく、彼らがそなたを殺そうとしているのに。事の起こりは単純だ。そなたにグレート・デバイスを与えよう。私の持つ一部を、既にけだものが持つ一部と組み合わせるのだ。組み合わされた杖で、きっとけだものが倒せる。事を終えたら戻ってくるのだ。そして、使うのは一度きりだ。さもないと杖の力のもと、消え去ることになるだろう。私の民に、そなたがグレート・デバイスを使い果たすために持ち去ることを伝えるのだ・・・部品を復元して、まるごと処分するのだと。私の民は、私がそれを破壊するつもりであることを知らねばならない・・・それ以上に、彼らは、その使命が終わったことを知らねばならんのだ。単に杖の部分を合わせれば、一時的に信仰心を杖に注ぎ込むことができる。その時私の手元にあれば、その瞬間にも、そのアーティファクトを破壊することが出来るのだ」
原理の方は全く意味不明ですけど、とにかくそのグレート・デバイスを復元し、ビホルダーに使用して生まれてきたことを後悔させた後、ここにグレート・デバイスを持ち帰れば建物の外にいた人達は救われるってことですよね?
アンシーイング・アイに潜入し、彼らが信仰している神が偽物であれば教団ごと壊滅させるというのが今回の依頼なわけですから、そのグレート・デバイスなるものを貸していただくことで、アンシーイング・アイが崇めているビホルダーというけだものを楽に倒せるなら、ついでにこの寺院とその信奉者の方々をまるっと助けてあげることだってやぶさかではありません。まあ、Win-Winってやつです。
なので、素直に引き受けようと思ったのだけど、そういった選択肢が何故か用意されていないのですよね。
あずさ「自分でやる力はないの?何故私が必要なの?」
アヴァター「私の信奉者のエネルギーはこの場に向けられている。私ではなく。私が去れば姿は失われるが、数年してからテンプルに戻るだけだろう。そなたはやらねばならん。彼らの憎しみは堂々巡りになっている。彼らには希望が必要なのだ。私が力を授かり、彼らを解放するための・・・希望が必要なのだ」
あんまり答えになっていないような。
テンプルへと戻されるまでに年単位の猶予があるのであれば、自らビホルダーのところへ行って、残り半分のグレート・デバイスを取り返すことも十分可能ですよね。
その後で、今からこのデバイスを破壊して皆を解放しますよと外で触れ回れば、容易に希望と信仰心を取り戻せそうです。
仮に、今、信仰心とやらの問題で力が出せないのであれば、その事情を外の人達に説明すれば、幾らでも希望を持ってもらえるのでは?
・・・でもまあいいでしょう。
あずさ「お手伝いするわ。デバイスを渡してちょうだい」
アヴァター「取るのだ。私の信奉者に希望の種を植えてくれ。今は信用されないだろうが、そなたが戻れば、使命が終わったことに気が付くかもしれん」
そんな長いお話の末、リフト・デバイスの杖の一部らしき部品を手渡されました。
・・・え?グレート・デバイスじゃなかったの!?
結局、デバイスの名称すら定まらないまま、次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。