伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
今度こそ本当に終わりを確信している伊達あずさです。
終わりと思われるステージのラスボス前ですからねぇ・・・むしろ、尺の心配をした方が良いくらいです。
ただ、これまでに広げてきた風呂敷の大きさを考えれば、尺の心配など無用のはずです・・・多分!

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵1
では、私自らシャリーアに攻め込んだところからの再開です。

アイーシャ「ガレスッ!今日こそ母の仇をとらせてもらうッ!!」

ガレス「お前はアヴァロンの小娘・・・凝りもせず俺の前に現れたか。ククク・・・丁度良い。お前をディアブロ復活の生け贄にしてやろうッ!」

アイーシャ「・・・私はあなたを許さない。神の名の下にあなたを倒すッ!」

最後ということもあって、主人公気取りで喋る気満々だったのに・・・
ここでそこまで主要キャラっていうわけでもないはずのアイーシャさんに出番を奪われてしまうとはまさかの展開ですよ。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵2
ガレスが率いているのはまさかのアンデッド・・・

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵3
よっわ!1バトルキルどころか、1ターンキルですよ。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵4
ガレス「オオオッ!不死身のガレスが・・・負ける・・・負けてしまう・・・む、無念だ・・・あと・・・少しで世界を・・・手に・・・」

結局、ガレスは不死身でも何でもなかったし、後少しもなにもこれまでずっと負け通しだったではないですか。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵5
魔導師ラシュディ「愚かな奴め・・・折角の魔力を無駄にしおって・・・どうやら、儂が相手をせねばならぬようだ・・・我が野望の邪魔は誰にもさせん・・・」

・・・え!?それだけ!?

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵6
あ、仕切り直しただけなのですよね。

魔導師ラシュディ「貴様があずさか・・・面倒をかけてくれたな」

あずさ「そこまでよッ、ラシュディ!復活の儀式を止めなさいッ!」

魔導師ラシュディ「遂にこの時がきたか・・・運命に逆らう事はできん。この命、貴様にくれてやろう。しかし、タダではやらんぞ・・・儂を倒すがいいッ!儂を超えることができるならば、その力を見せてみよッ!さあ、来いッ!」

意味深な事を言ってはいるものの、詳細には触れてくれません。倒した後にちゃんと話してくれるんだよね!?

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵7
連戦となってしまったためHPを回復できていないけど、タロットカードもあるし何とかなるかな?

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵8
念のため開幕早々チャリオットを使っちゃったけど、必要なかったかも?

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵9
魔導師ラシュディ「やはり運命を変える事はできんか・・・ククク、聞こえるか?ディアブロの息遣いを・・・残念だったな・・・かつてオウガどもを統べた暗黒神ディアブロの力・・・その目でみるがいい・・・」

え!?まさか自分の目的すら明かさぬまま死んじゃうの!?

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵10伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵11
あずさ「何?いったい何が起きたの?」

ディアブロ「誰ぞ・・・我が眠りを妨げる者は誰ぞ?我が名はディアブロ。我が望みは破壊。我が眠りを犯す(侵す)べからず。すべての生きとし生ける者よ。死をもって我が復活を祝福せよ。我が復活を祝福せよッ!!」

眠りを妨げるなと言ったかと思えば、次の瞬間には復活を祝福しろですか。感情の変化が目まぐるしすぎてついていけそうにありません。眠っているところをたたき起こされたせいか、大分寝ぼけているみたいですから、最初の望み通りにもう一回眠らせてあげましょう。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵12
これまた連戦ですけど、第二形態でもない限りはこれで最後でしょうから、使わずしまっておいたタロットカードをじゃぶじゃぶ使っちゃいましょう。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵13
ジャッジメント3枚でこの有様です。
それはもうとんでもなく今更ですけど、もしかしてタロットカードの威力って私の強さに依存しているのかも・・・
これまでウォーレン隊とデネブ隊に頼りきりだったため、あまりタロットカードを使う機会に恵まれなかったから気付かなかったけど、久しぶりに使ったら物凄い威力になっていました。ほとんど戦わない私にもレベルを上げる意味がちゃんとあったのね。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵14伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵15
こうしてシャリーアは解放され・・・ボーナスマネーまで支払われた!?

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あ・・・なんか後日談みたいなのが始まりました。

ランスロット「・・・遂にグラン王の仇をとる事ができた。これで戦いも終わりだ」

ウォーレン「すべてはあずさ殿のおかげですね」

ランスロット「・・・王位はやはり、トリスタン殿下が継ぐか・・・」

ウォーレン「・・・それは仕方のないこと。言いたい事はわかりますが・・・」

ランスロット「無論、殿下は大陸を治めるにふさわしいお方・・・もし、私が騎士でなければ、あずさ殿に着いて行くのだがな・・・」

ウォーレン「ここは、めでたい宴の席・・・聞かなかった事にしましょうか」

ランスロット「うむ・・・そうだな。少し酔ったようだな・・・ハハ・・・」

やっぱり、トリスタンさんが現帝国に代わって大陸を統べる新しい帝国を作ったのか・・・そりゃ、皇子でもないくせに皇子を名乗っていたぐらいですから、そう言った野心があろうとは思っていましたよ。
ウォーレンさんやランスロットさんが、それに対して思うところを持ってくれたことがせめてもの救いかな。
正直、トリスタンさんの事は最初からどうにも好きになれません。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵17伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵18
そんなランスロットさんも2年後には戦死する運命のようです。本当に戦死なのかなぁ・・・トリスタンさんお得意の暗殺なんじゃ?
だって、あの無敵のウォーレンさんまで同じ戦いで行方不明になっちゃってるし・・・怪しい。

カノープス「・・・行くのか、ギルバルド」

ギルバルド「ああ、俺の役目は終わった。これからはお前達の時代だ」

カノープス「ユーリアをどうする・・・?あいつは、お前の事を・・・」

ギルバルド「馬鹿な・・・民のためとはいえ、一度はゼノビアを裏切った男だ。ユーリアを幸せにできるはずもなかろう・・・このまま、行かせてくれ」

カノープス「・・・しかし、それでは・・・それに俺は・・・これから・・・」

ギルバルド「・・・笑え。笑えよ。カノープス。笑顔で俺を見送ってくれ」

カノープス「・・・そうだな。すまなかった。必ず戻ってこいよ」

ギルバルド「ああ・・・殿下を頼んだぞ。いつかどこかで、また会おう」

ユーリア「兄さん、ギルバルド様は・・・行ってしまわれたのね・・・」

カノープス「許せ。俺にはあいつを止める事はできなかった・・・」

ユーリア「・・・ううん、いいの・・・きっとまた会えるわ。必ず・・・」

ギルバルドさんって悪い人ではないと思うのですけど、ちょっと自分に酔いすぎな気がします。
それにしても、ギルバルドさんとカノープスさんって同い年ぐらいかと思っていたのに、時代を託されちゃうくらい歳が離れてたの!?もし、有翼族の寿命が人間よりも長いせいとかであれば、ギルバルドさんはその辺を考慮してユーリアさんのもとから去ったのかもしれませんね。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵19伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵20
ユーリアさんのその後まで書かれているのに、ギルバルドさんのは無し。まあ、ハイムの戦役でカノープスさんと再会したのでしょうけど。
それにしても、カノープスさんはハイムの戦役で戦死しないのですね。やっぱりトリスタンさんに不信感を抱いていなかったせいなんじゃ・・・

ユーシス「・・・やっと終わった。これで天空へ戻る事ができるわね」

フォーゲル「あなたは立派な天使長になられた。聖なる父もお喜びのはず」

ユーシス「・・・しかし、私は姉さんを助ける事ができなかったわ・・・」

フォーゲル「ミザールは死に場所を探していた。死を望んでいたのです。我々は、皆聖なる父の子・・・あなたの姉さんは、死してやっと天へ帰る事ができたのです」

ユーシス「・・・そうね・・・きっとそうだわ・・・ミザール姉さん・・・」

フォーゲル「さあ、そんなに哀しまないで。今夜は下界の新たな旅立ちの日。我々の仕事は、まだまだ続きます。下界に真の平和をもたらすまで・・・」

私達は生きている間に神がいる天に行けないからこそ、死んだ後は天に行けると思えるわけですが、本当に天に戻れちゃうユーシスさんやフォーゲルさんが死んで天に帰れるなんて発想に至っちゃうのは物凄く違和感があります。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵21伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵22
天使が神になることもあるのですねぇ・・・

スルスト「Oh、フェンリルさんではありませんか~どうしました?」

フェンリル「ちょっと気になることがあってね。考えすぎならいいんだけど」

スルスト「ユーの心配事とはラシュディの事デスネ・・・?」

フェンリル「あら、冴えているじゃない。軽いだけじゃないのね。最後の決戦であいつは、自分達が負けることを、まるで運命のように言っていたわ・・・そう・・・まるで自分が死ぬ事を知っていたみたい・・・」

スルスト「では、ラシュディが復活するとでも思っているのデスカ?HAHA。それはユーの考えすぎ。大体、アイツは自分の魂を暗黒神の生け贄にした男」

フェンリル「・・・そうね。心配し過ぎよね。私ってば、暗い女だわ・・・」

スルスト「NO!NO!そんなことはありまセンヨ!さあ、広間でワタシとイッショにワインでも飲みまセンカ?ネ♡」

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵23伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵24
まさか、スルストさんとフェンリルさんの雑談から有益な情報がもたらされるとは。
ラシュディは今後も登場する機会があるため、その真の目的はまだ秘密にしておくということなのでしょうか。まぁ、それなら仕方ないけど・・・

トリスタン「・・・考え直さないか・・・?民は君が王になる事を望んでいる」

あずさ「トリスタン、あなたが正当な王位継承者よ。あなたがいなければ反乱軍に様々な戦士が集まり、帝国に勝つ事もなかったわ。私はあなたの手伝いをしただけ。あなたなら、争いのない平和な王国を築くことができるわ」

トリスタン「ならば、今少しここに留まり私を助けてはくれないか?」

あずさ「北方の大国、ローディス教国がこの大陸を狙っているとか。多くの血を流し、手に入れたこの大陸をやつらに渡すわけにはいかないわ・・・」

ラウニィー「そんな危険なところへ、あなたは行くというの・・・?」

あずさ「フフフ・・・心配はいらないわ。私なら大丈夫。それより、あなた達の結婚式に出れないのが残念ね・・・良い王国を作ってね」

トリスタン「必ず、戻ってきてくれ。いつまでも待っているから」

あずさ「ありがとう。トリスタン。またいつか会いましょう」

私、知らないうちに王位を断ってた!!
でも私はトリスタンさんに良い王国を作れといったのであって、帝位につけとは言って無いからね!
後、我が事ながら、何故北方の国と相対しようとしているのに、身分を捨てちゃう必要があったのでしょうか。確かに王位は断った方が動きやすそうだけど、軍には所属したままの方が良いんじゃないの?

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵25伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵26
アプローズ男爵を暗殺しようとしていた人が聖王ねぇ・・・
まさかとは思うけど、中の人の与り知らないところで十二使徒の証や三神器をトリスタンさんに譲渡してしまったのでしょうか。だってあれって、真に平和な国を作るために下賜されたものですもんね。それなのに私は王位を断ったわけですから。
三神器の方はまだしも、十二使徒の証の勝手な譲渡については重大な裏切り行為に当たるような気がしますけどね・・・

デボネア「・・・おいてけぼりは酷いな・・・それに1人じゃ危険だ。」

ギルバルド「ローディスから帰ってきた者は1人も居ないと言う・・・」

アイーシャ「私達は、あなたに命を救ってもらった者です」

サラディン「今度はあなたと共に旅し、あなたの助けとなりましょう」

あずさ「・・・帰ってこれるかどうかわからないのよ。いいの?」

デボネア「平和になったゼノビアに、我々は必要ないさ。それに、君と行動を共にした方がよっぽど面白そうだ。借りを返さなくてはならんしな」

あずさ「・・・フフフ。仕方のない人達ね。好きにすればいいわ」

デボネア「さあ、早く旅支度をしよう。他の奴らに見つかる前にな」

あずさ「・・・他の方々じゃなくて、ノルンさんからでしょ?」

デボネア「ハハ。それを言わないでくれよ。まいっちゃうな・・・ハハハ」

私、ノルンさんに刺されそう・・・
後、ローディスから帰ってきた人が1人も居ないってことは、これまでの情報ってローディス人を自称する人から聞いただけの話ということになります。そうなるともう、本当にローディス教国なんて国があるのかどうかすら怪しいレベルってことになっちゃいますね。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵27
宴の続く中、勇者とその一行は城門を抜けると果てしない荒野へ消えていった。

その新たな旅立ちをオーブを通してみている老いた男女がいた・・・

・・・彼らの旅は始まったばかり。
自分達の前にどのような運命が待っているか知るはずもない・・・

オウガバトルはこれからじゃ・・・
それまでは、つかの間の安らぎを味わうが良い・・・

お主達が、儂らの前に現れる日を楽しみにしておるぞ。
それまで祈るとしようか。

我らが勇者に神のご加護がありますように。

伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵28
といった流れからエンドロールです。

う~ん・・・
ラシュディにはこの先でも出番があるようなので、その真の目的が謎のまま終わってしまうというのも仕方がないことかもしれません。ですが、ハイランドと四王国の戦いに関する真相についてはここで語っておくべきだったんじゃないの!?
それとも、四王国の方からハイランドに戦争を仕掛けたなんて話はあの住民の単なる妄想だったのでしょうか。何だか物凄くもやもやします。

しかしあれですねぇ・・・個人的にレベルを持ったユニークな兵士を使って部隊を編制するのは楽しいのですけど、兵科(クラス)間の強弱は極端すぎるし、Real Time Strategy(RTS)なのに戦略性はないし(占領下にある都市からも部隊を繰り出せるとか、敵部隊が拠点以外にも配置された状態からスタートするなりしていれば、もう少し戦略性が出たのですけど・・・)、テキストも流用ばかりと、正直スーパーファミコンのゲームとは思えないクオリティだったような気も・・・
隠されている都市や教会を見つけてもほとんどメリットがないという点についてもゲームデザインとして疑問を抱かざるを得ません。真のエンディングを迎えるために必要なアイテム(十二使徒の証とか)がある都市や教会だけを隠しておくとかでも良かったのでは?

ただ、そのように調整(というかクオリティ)がガバガバだったからこそ、ゲームプレイの自由度が広がったのかもしれません。
これがもし、自分よりも弱い敵を倒した瞬間にカオスフレームが下がったり、攻撃/防御属性の影響が戦闘に強く影響していたなら、今よりも遥かに高難度で窮屈なゲームとなっていたでしょうからね。

でもまあ、カオスフレームが下がるような戦い方を貫き通したとしても、最後まで進められるという懐の深さについては称えるべきです。そして、そういった懐の深さがあったからこそ、低いゲーム品質すらも自由度として捉えることができたのかもしれません。

伝説のオウガバトルが文字通り奇跡のゲームだったと実感しつつ、「伝説のオウガバトル」これにて終了です。
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伝説のオウガバトルのプレイ日記82:レトロゲーム(スーファミ)」への2件のフィードバック

  1. オーヤナーギ

    クリアおめでとうございます。
    初めてこのゲームのエンディング見ました

    返信

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