Studio POPPO

投稿日：2024年7月31日

前回からの続きです！

皆さんこんにちは。
怪しい人が本当に怪しいことを期待している伊達あずさです。

レトロなJRPGは悪行が善行と見なされたり、またはその逆だったりと、怪しい人が怪しく描かれないことも多いため、うんざりしちゃうのですよ。
だからこそ、RPGであるBaldur’s Gate 2では、ラエリスさんの如何にもな怪しさがちゃんと意味ある怪しさであって欲しい！

そんな、疑惑が期待されるシジル一座の楽屋から再開します。

依頼主であるラエリスさんの言い分は聞いたので、次は加害者とされたメクラスさんの話を聞かねばなりません。
メクラスさんがいる具体的な場所は分かりませんが、テンプル地区の下水道のどこかにいるということまでは分かっている(？)みたいなので、とりあえずの目的地は下水道とします。

テンプル地区にある下水道の入口(南)にやってきました。

アムニッシュ・ガード「俺だったら下水には入らないぞ。あいつらに目をくりぬかれちまう」

あずさ「目をくりぬかれる？」

アムニッシュ・ガード「ああ、プリーストが姿を消すときに行くと思われている場所なんだ。戻って来る時には、目が見えずにアンシーイング・アイに宗旨変えしている」

え～下水にはアンシーイング・アイの人もいるの？
だとしたら、テンプル・オブ・ヘルムに寄ってオイシグさんと話をしてからの方がいいかもしれませんね。

あずさ「注意してくれて有り難う」

アムニッシュ・ガード「自分のことをしているだけさ」

テンプル・オブ・ヘルムへ。
同じテンプル地区なのですぐです。

オイシグさんは建物に入ってすぐのところにいました。

ハイウォッチャー・オイシグ「よろしい、お主はやって来た。まず言っておくが、お主を信頼するかどうかは、行動を見てからだ。いくら高い評判を得ていようと、功績でそれを証明しない限り、認める訳にはいかない。私がお主に言いつける仕事は危ないものだが、お主ならやれそうだ。働きがよければ、相応の褒美が授けられる。裏切りを見せれば、すぐに分かる。さて、仕事の内容についてだ。路上にいた愚か者の話を聞いたか？彼の言う事が本当だとすれば、微妙な均衡関係が崩れる恐れがある。新たな力の出現は、現状に混乱をもたらすだけだ。もし彼が嘘をついて人を集めているんだったら、彼が勧める新興宗教の、被害者を増やすだけだ」

あずさ「いいじゃない、競争すれば？買い手市場に見えるんだけど」

中々に面白い返しが用意されている！！

ハイウォッチャー・オイシグ「ヘルムは揺るぎない安定を与えてくれる。本物の信仰とは、安易な報酬など得たりはしないのだ。それにヘルムが肉体の形で姿を表す事は滅多にない。神は、人間と並んで歩くような事はしないものなのだ」

あずさ「それで、これが本物の信仰だという事が分かったら、どうするの？」

ハイウォッチャー・オイシグ「新しい神の出現を示す情報は何もない。もしそうなら、グレートガードであるヘルムからそのような事態を隠すのは不可能だ。見通しがつかないのは、従う事を選んだ者どもの運命だ。我々は若い信者をいくらか失っておるが、彼らを仕留めなければならない」

あずさ「あの予言者は人々の安心への願望を、食い物にしていたわ。あなた達が安心させてやる事はできないの？」

ハイウォッチャー・オイシグ「ヘルムは揺るぎない安定を与えてくれる。本物の信仰とは、安易な報酬など得たりはしないのだ。それにヘルムが肉体の形で姿を表す事は滅多にない。神は、人間と並んで歩くような事はしないものなのだ」

あらら・・・無限ループに入っちゃったよ。
でもまあ、聖職者が話す度に違う事を言っていたら誰も信用してくれなくなるか・・・

あずさ「そうだとしたら、あの男の主張はなおさら心配よ。力を貸すけど、何をすればいいの？」

ハイウォッチャー・オイシグ「アンスリーピング・アイの主は、このカルトについて知っているに違いない。連中の勧める盲目化をヘルムは忌まわしく思う。事態を調査して、何が起きているのか、お主に突き止めてもらいたい。ヴィジラントワンの情報によると、カルトは地下にあり、近いとの事だが、下水道の先は見えない。そこでお主に潜入してほしいのだ――仲間として、あるいは征服者として。下水道の入口は地図に記してある。カルトの不浄を突き止めるには、下水道の不浄に耐えるしかない。連中は下水管の中に隠れてはいないので、もっと先へ続く通路があるに違いない」

期待通りの展開になりました。

あずさ「分かったわ、分かった、さっさと済ませてしまうわ」

ハイウォッチャー・オイシグ「グレートガードが、お主に対する不当な行為を照らし出しますように。必要とあれば、ここで治療や道具を求めるがいい。従者に頼めば受け取ることが出来る。現在、人手は不足しているが、ヘルムの盟友とトルムの従者が今、下水道の中でお主を待っている。ケルドーンを探し出して、一緒に仕事に取り組むといい。両人に信仰のお導きを」

オイシグさんはここで治療や道具を求めることも出来るって言っていたんだけど、この寺院内に治療や道具の売買を行ってくれる人なんていないのですよね・・・

それではいざ下水道へ！

ん？早速誰かいますね。故買屋さん？？
ちなみに”故買”というのは盗品であることを知りながら買うことらしいですよ。

故買屋のロジャー「フーム。前にここであんたを見た記憶はないな。新しいお客さんだよね？俺はロジャーだ。何か・・・欲しいのかい？」

あずさ「いったい何を売ってるの？」

故買屋のロジャー「ああ・・・ほとんどががらくただよ。俺は、物を持っている奴から、その出所も聞かずに買い取り、他の奴に売る。物の再配分をしているんだ」

あずさ「それは法律に触れるんじゃないの？」

この世界の法に触れているのかどうかはわかりませんけど・・・

故買屋のロジャー「あんたは何者だ？下水道を探し回る犯罪撲滅者か？まあ、俺は自分の商売をする、それだけだ。あんたが問題を抱えていても、自分で何とかしてくれよ」

あずさ「何があるか見てみるわ」

故買屋のロジャー「じゃあ、ついてきなよ。ここには、あんたが必要な物を何でも取り揃えてあるんだ」

う～ん・・・怪しげなお店だというのに魅力的な商品がない。私、ポーションを使うの苦手だからなぁ・・・

とりあえず、彼がメクラスさんの知り合いでもなければ、アンシーイング・アイの信者でもないということはわかりました。
もっと下水道を探索する必要がありそうですけど・・・それは次回かな。

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