投稿日:
皆さんこんにちは。
特にBaldur’s Gateの世界では、優しい人や真面目で礼儀正しい人を大切にしたいと思っている伊達あずさです。
現実世界では、何だかんだと言いながらも狡猾で図々しい人ほど得をしちゃうものですからね。
道徳なんてものは、狡猾で図々しい人達が自分達の特異性を守る目的で作ったんじゃないかとすら思えるほどですよ。
せめて、私の力が届くゲームの世界でぐらい、優しい人や真面目で礼儀正しい人達が報われてほしい!
その手始めとして、エアリーさんには優しくしようと心に決めつつ、ファイブ・フラゴン亭に向かうため、ブリッジ地区へ。
ブリッジ地区に到着するなり、警務官に呼び止められちゃったよ!
アイギスフィールド警務官「やぁ、市民よ。武器は必ずしまっておいてくれよ、いいな。万が一何かあると、君達を守備隊まで連行しなきゃならない」
あずさ「その必要はないわ。ここで問題を起こすつもりはないから」
アイギスフィールド警務官「そうだとしても、警告は皆に伝えなければならない。私が心配しているのは君の行動じゃない。それよりも、その武器や装身具を身に着けている君自身が、上等の獲物に見られかねんしな」
ミンスク「正義のヒーローに警告は必要ない!俺達が行く所、悪魔達は震え上がるのさ!」
アイギスフィールド警務官「皆に警告して回れば、通りに守衛がいるって言う話が広まるからな。ここでは・・・何人もが殺されている。これ以上、事件は起きて欲しくないんだ」
何か真面目そうな人ですね。こういう守衛は貴重ですよ。ほんと。
あずさ「強盗か何かね、間違いないわ。私達も同じように襲われたの」
これは本当です。アスカトラ内を移動していると結構な頻度で強盗に襲われますからね。
アイギスフィールド警務官「強盗だって言うなら、事件解決は簡単だよ。ここで起きているのは・・・殺人事件なんだ。それも見た事のないようなものだ」
え、こっちだって結果的には殺人事件なんですけどね。しかも、大量殺人事件ですよ。まぁ、死んでいるのは強盗の方ですけども。
アイギスフィールド警務官「薄気味悪いいかれた奴が徘徊してるのさ。しかも、市民を守るには人員が足りないんだ。貧民が殺されている。路上で生活しているところを襲われたりしてね」
あずさ「どうして貧民を餌食に?何か得るものでもあるというの?」
アイギスフィールド警務官「何もないさ。得るものなんか何もないよ。奴らを殺して、ただそれだけさ。目的がないだけじゃなくて、考え付く限り苦しませる方法で殺してるんだ。本当に・・・異常だよ。犯人は皮を剥ぐ・・・それも生きたまま。現場は血の海だよ。一番最近、死体を発見したのが、ファラジっていう地元の少年だ。ああいう場面を子供が目撃したなんて、考えるのも嫌なものだ」
エアリー「それは・・・酷い。そんな酷い事だとは思わなかったよ。いったい誰がそんなことを!?」
ナリア「かなり残酷な人間の仕業みたいね。これを調べて見ましょう、あずさ・・・他の者が見落とした手掛かりがあるかもしれないわ」
え?いや、確かに悪い人っぽいし、捕まえるのはいいけど、ラエリスさんの件が先でしょう!
アイギスフィールド警務官「これで話は終わりだ。もう見回りに行かないとな。殺人犯に関して何か分かったら、必ず私に知らせてくれ。でも危ない事は止めてくれよ。行商人と物乞いだけで私には手一杯だ。ランパー爺さんも殺されかけたし、この地区の通りで『商売』をしている女性、ローズも、ただただ運が良かった。君も気を付けることだ」
ヨシモ「心配ないネ、警務官。経験から言って、あずさと仲間、どんな敵からも身を守れるヨ」
アイギスフィールドさんはびっくりするほどちゃんとした警務官ですね。無報酬でも助けてあげたいという気持ちにさせられます。
でも、今はラエリスさんの件が先!!
ブリッジ地区は地区全体が橋になっているみたいです。お店っぽいものもあるし、時間ができたら品揃えを確認したいところですね!
そして、目的のファイブ・フラゴン亭は・・・ここから少し南に行ったところですね。
ファイブ・フラゴン亭を目指して歩いていると・・・何やら通りが騒がしいですね。
農民A「酷くなるばかりだ!」
農民B「しかも、外見だけでは何者か分からないときている。この男は昨夜、俺の酒場にいた奴だ」
農民C「お黙り。そいつはどこにでもいる男だよ。シャドウ・シーフに混じっていたからと言って、店に入れないってのはおかしいわよ」
農民A「お前が助けなくとも、そいつは既に面倒に巻き込まれているよ。シャドウ・シーフを締め出すとしたら、この町の半分を拒絶することになる。その上、おそらく最後は死だ」
農民B「こいつらが恐いものか。見てみろよ、この連中。息の根が止まっている。こいつらの黒いフードは何の役にも立たなかったってことだ」
農民C「この連中を殺した奴は、あんた達の手には負えないよ。ごらん・・・そいつらの傷痕を見てみなよ」
農民A「これが噂通りにギルド同士の戦争なら、事態は悪化する一方だろう」
農民B「分かった、分かった。店を・・・当分の間、閉めた方が良さそうだ。ここらで休みを取るのも悪くない」
農民C「あんた達は客が塩をこぼしただの、魔除けのおまじないをするのを忘れただのと言っては店を閉めてしまう。あきれた心配性だね。あたしは何時も通りに商売をやるよ」
農民A「いずれ分かるさ。ギルド戦争なら厄介の種だ。とんでもない厄介な種だ」
そう言うと、死体の周りに集まっていた3人の農民達はこの場から離れて行きました・・・っていうか、全員お店の経営者のようですし、農業労働者っぽくはなかったですけどね。
どうやらこれは先ほどアイギスフィールドさんが言っていた事件とは別の事件みたいです。恐らく、ウォーキーンズ・プロムナードで戦っていたヴァレンさんがらみなのでしょう。
それにしても、シャドウ・シーフって弱いですね・・・未だシャドウ・シーフが勝利したところを見たことがありません。
先ほどの会話を聞く限り、町の人達がシャドウ・シーフに対し抱いている畏怖の念もこのところの敗北によって薄れつつあるみたいですし、ヴァレンさん側が勝ち馬なのかもしれませんね。私だって、どうせ乗るなら勝ち馬に乗りたいものです。
さてさて、ここが恐らくファイブ・フラゴン亭だと思うのですが・・・お店の前に名のある人が立っていますね。
もしかすると、先ほどアイギスフィールドさんが名前を挙げていた例の事件の関係者では?
ローズ・ブーケ「あらまあ、あなたの希望を叶えてあげたいけど、私は道の反対側を歩いているの。でも正しい道を教えてあげる事は出来るわよ。何を探してるの?」
比喩表現が独特過ぎて何を言わんとしているのかよく分かりません。
あずさ「ちょっと情報が欲しいだけなの」
ローズ・ブーケ「情報もタダというわけにはねぇ。もしお金をくれたら、好きなだけペチャクチャ喋ってあげる。20ゴールドでどうかしら?ゆっくりお話しましょうよ」
今の私にとって20ゴールドなどはした金に過ぎませんが、物価から考えると結構な大金なのですよね。これといった目的もない情報収集で20ゴールドは吹っ掛けすぎな気がします。
あずさ「分かった、払うわ」
まぁ、払っちゃうんですけどね・・・
ローズ・ブーケ「いいわ。じゃあ好きなだけ聞いて。何でも話してあげるわよ。どんなことかしら?」
あずさ「最近の殺人事件で、あなたが何か見たんじゃないかって、守衛から聞いたのよ」
ローズ・ブーケ「あのアイギスフィールドはお喋りね。何も見なかったって、言ったのに。フードをかぶった男・・・見たのはそれだけよ。殺された奴だって知らないわ。待って・・・匂いがしたわ。匂いって・・・血の臭いじゃないわよ。あれはたしか・・・グリル・ベリーよ。ええ、そうだわ。グリル・ベリーみたいな匂いがしたの」
あずさ「グリル・ベリー?それは何に使うの?」
ローズ・ブーケ「それ以上思い出せないわ。守衛達にも話したけど、ほとんど気に留めてなかったのよ。笑われてお終いだったわ。もう1度、あの臭いを嗅いだら分かるとは思うけど。ベルって言う商人に聞いてみるといいわ。彼なら何の臭いか分かるかもしれない。彼が挙げた中から、私が選んであげる。きっと役に立つわよ」
あずさ「有り難う。すぐに戻って来るわ」
ローズ・ブーケ「待ってるわ。これも値段の内だからね」
20ゴールドも払っただけあって、ローズさんは非常に協力的でした・・・が、先に殺人事件の方が進んじゃってる!!
今はファイブ・フラゴン亭に行くのが先・・・なのですが、次回になっちゃうなぁ・・・
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。