新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur’s Gate 2#63

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
ますます時間に追われることになってしまった伊達あずさです。

コーガンさん、エアリーさんに続き、ミンスクさんまでもが依頼待機状態になってしまいました。
ミンスクさんに限って、グループを抜け、1人でイムネスヴェイルに向かっちゃうなんてことはないと思うけど(ないよね?)、急かされるのは私の精神衛生上良くありません。困るなぁ・・・

新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur's Gate 2#63_挿絵1
では、一休みしたことで変な夢を見てしまったコパーコロネットから。
皆元気になったことですし、とっととテンプル地区に向かいましょうね。

新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur's Gate 2#63_挿絵2
テンプル地区はアスカトラの北西部に位置する地域です。

新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur's Gate 2#63_挿絵3
到着。結構綺麗なところですね。

新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur's Gate 2#63_挿絵4
テンプル地区と呼ばれているだけのことはあって、寺院が3つもあります。
テンプル・オブ・ヘルムは孤児のリサさんを引き取ったカミルさんが属している寺院ですね。テンプル・オブ・ラサンダーはリサさんの引き受け先を探していた舌打ちプリーストのアレンシスさんが属している寺院でしょう。そして、テンプル・オブ・タロスは・・・あの墓地で飲んだくれていたプリーストの方が属する寺院ですか・・・なんか、最後だけ格別に印象が悪くなっちゃいましたね。

でも今用があるのはそれらテンプルではなくピムリコ邸です。

新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur's Gate 2#63_挿絵5
あれ、道に人だかりができています。何かあったのでしょうか。

ガール「聞くのだ、我が兄弟姉妹たちよ・・・私の言葉を心にとめろ。我々は非常に神聖な奇跡を受け入れる為に選ばれた者であり、退散させられたり無視されたりすべきではない者であることを予め理解してほしい。私はガールだ・・・慈悲深くも私は目を失い、目の見える者には見えない真実を見てきた!お前達が崇拝する神は間違っている。教会と不信心者の富を増やすだけの偶像にすぎない!彼らの言う事を聞くでない!」

クリール「待ちなさい!あなたの話は神を冒涜しています!モーニングロード・ラサンダーは常にその慈悲心と力を示してきました。我々の中に存在する事は確かなのです!」

ガール「本当にそうかな、プリーストよ?しばらくの間、お前達全員に訊こう。そのプリーストが言う事は真実なのか?いいや、彼の間違った神は彼が持つ呪文に力を与えたのだ。ウィザードと同じようにな。教会はお前達に嘘をついているのだ!彼らが存在すると主張する神は、私服を肥やす為に、お前達に金を要求する時のために、でっち上げられたものなのだ!」

なるほど・・・確かに魔法が存在する世界なら、神の奇跡と魔法を区別するのは難しいかもしれません。
でも、ウィザードの魔法にHPを回復させるようなものはありませんし、お医者さんにお支払いするお金だと思えばそこまでおかしなことでもないのでは?面倒くさい高潔さの持ち主っぽそうだなぁ・・・

野次馬A「止めろ!お前の言ってる事は嘘に決まってる!神は我々を見守ってくれているんだ!」

見守ってくれているかどうかはわかりませんけど、傷を癒したり、解毒したり、蘇生してくれるんだから、それで十分なのでは?

ガール「そうだろうか?彼らはお前達を飢饉から守ってくれたか?フェイルーンの調和に力を注いでくれたか?いや、していない!彼らは虚言をはくことでお前達の眼を曇らせ、間違った偶像を崇拝させているのだ。私は自ら彼らの間違った眼を取り去り、真実を見るのだ!その真実を皆に教えよう!」

野次馬B「お前は嘘つきだ!嘘つき!神は存在するぞ!」

クリール「そのような言葉は神への侮辱ですよ!きっと報いを受けることになります!」

農民A「静かに!彼の言葉をよく聞こうではないか!」

ガール「嘘の神々など捨ててしまえ!彼らはお前達に何もしてくれないだろう!彼らを捨て、真実の道へ導く私の仲間となるのだ。私と一緒に真実の眼を持った神を崇拝しようではないか!」

何かもう胡散臭さしかありませんね。完全菜食主義を止めて完全肉食主義になれと言っているようなものです。

野次馬A「どういうことだ?自分の目をくり抜くのか?そんな馬鹿な!」

農民B「それならどうすればいい?神がいないなら誰に頼ればいいんだ?」

ガール「だが神はいる!真実の神がいるのだ!アンシーイング・アイが我々の中にいるのだ!信者に真実の眼を与え、真実の道を教えてくれる!我らが守護者であり、救世主なのだ!」

真実ってそんなに重要ですかねぇ・・・私は物事の辻褄さえ合っていれば、それが真実かどうかにはあまり興味がありません。真実なんて知らなくても実害はないし、知らない方がいい・・・というか、知ったところで何の意味もないことなんて、世の中には山ほどあるのですよ。
正直、神が居ようが居まいがそんなことはどうだっていいですけど、神が居ると信じることで心穏やかになれる人がいるのなら、それでいいんじゃないの?大体、自分を助けてくれないから神は存在しないなんて理屈が通るなら、世の中にいる人のほとんどは存在しないことになっちゃうよ?

クリール「この者の話を聞いてはなりません!我々の心を惑わそうとしているのです!」

農民C「フン!あんたの神が何かしてくれた事でもあるのか?俺は更に貧乏になっただけだ!」

野次馬C「プリーストにそんな口をきくべきじゃない!神がお怒りになるぞ!」

農民B「彼の話を聞いてみないか?怒る神なんかいるわけないんだ!このアンシーイング・アイが示すことを見ようじゃないか!」

農民A「そうだな!見てみよう!」

ガール「いいや・・・皆は”見る事”を望もうともしていない。長年、皆の眼に教えられてきた嘘を忘れるのだ!皆は”知る事”を望み、”学ぶ事”を望んでいるのだ。アンシーイング・アイは、真実を皆に与える事が出来る。いわゆる他の神々の中では見つからない真実の贈り物だ。来い、真実の奇蹟を目撃しようじゃないか!来い、そしてお前達自身でアンシーイング・アイを見るのだ!我々の中に存在する真実の神に会うのだ!」

クリール「いけません!この者と一緒に行っては駄目です!」

農民A「俺が望むようにやって何が悪いんだ!真実が欲しいんだ!アンシーイング・アイを見せてくれ!」

農民C「そうだ!見せてくれ!」

ガール「さあ、来るのだ!この中で本当の神を崇拝したい者、アンシーイング・アイの驚異を見たい者は、私と一緒に来るのだ」

野次馬A「何をしてるんだ?どうかしちまったのか?」

農民B「黙れ!」

農民A「ああ、あんたが真実を見たくないなら、それはあんたの勝手だ!」

ガール「来るのだ、私の信者達よ。ついて来なさい」

皆が解散した後、誰かが声を掛けてきたわけですが・・・

ハイウォッチャー・オイシグ「この事態は許されない。彼の企みを、全てを見越すヘルムの目に知らしめねばならない。お主に話がある。ヘルムの配下の騎士としてお主を雇いたい。信仰心のある男性の方がよかったのだが、お主でも十分だろう。テンプル・オブ・ヘルムまで付いて参れ。そこでお主のやるべき事を説明しよう。あまり時間をとらせるな。ヘルムは今すぐお主を必要としている」

凄く偉そうで、凄く失礼。
そういうのは信仰に篤いヘルムの男性信者にでも頼みなよ。私は忙しいの!特に今は!!

新興宗教カルト・オブ・アイレス:Baldur's Gate 2#63_挿絵6
オイシグさんからの誘いは無視してピムリコ邸へ。

コーガン「ちくしょう、時間のかけすぎだ!墓はくまなく捜されて略奪されたんだぞ。通りで吠えてたって分からないがな、中ではピムリコのブランチに、香辛料入りのラム酒が振舞われてんだぞ、きっと。侵入者に気を付けろ・・・中には臭ぇ下等生物野郎どもがいるかもしれん」

びっくりした・・・ここまできて怒り出したのかと思いましたよ。
じゃ~さっさと片付けてしまいましょうか!・・・次回にね。

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