デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur’s Gate 2#48

投稿日:

前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
何気にヨシモさんってイモエンさんに匹敵するレベルの重要キャラなのでは・・・と思い始めている伊達あずさです。

ヨシモさん・・・他の人と比べると絡みが圧倒的に多いのです。あまりに神(開発者)に愛されすぎです。
最初の印象こそ微妙でしたけど(出会い方が奇跡的過ぎてちょっと怪しかったし)、あまりに推されるもんだから、今では結構面白いキャラだな~とか思い始めちゃいましたよ。

さて、今日は光と影の姉妹という歴史をご紹介いたします。

光と影の姉妹の歴史

この世と天国の誕生である。神オーがこの世界の空間を作った時、時がない無の時代があった。光と暗闇が別々の存在であった霧の立ち込める影の世界である。かすんだ混沌の中、13人の影の神、シェードヴァリが大手を振って歩いていた。彼らが何処からか来たのか、それとも影自体の子供なのか、誰も知る者はいない。

最終時に原始の魂が1つとなり影と陽の対である双子の美しい神となった。2人はとても仲が良く2人で1つだと考えた。2つの顔を持った女神は神々しい水晶の球体を創り、母なる大地、シャウンティアを創るため、中に命を吹き込んだ。(シャウンティアはアビアー・トーリルにだけ魂を入れると約束したが、最初はこの世界空間の全ての物質に入れた)この新しい宇宙は銀髪の女神、セルーネの顔によって灯され、黒髪の女神、シャールの編まれた髪がかかり、暗くなった。けれどもまだこの時、熱は炎は存在しなかった。

シャウンティアは温かさを懇願した。そうすれば命を育て、生物を自分の手足と身体である惑星で養育することができるのである。「1つである」2人の姉妹は別れ、初めてふたつの心を持った。シルヴァリー・セルーネは暗闇の姉妹にこの先世界に命をもたらすべきかを言い争った。この女神の争い、大衝突の結果、神々の争い、病、殺人、死が世界にもたらされた。戦いのある時点でセルーネが有利になり永遠の炎の地に時を越え、空間を越えたどり着いた。自分を焼く炎の苦しみに耐えながら、セルーネは永遠に燃え盛る炎から身を離し、自分の体の一部に火をつけた。その炎は空で燃え、シャウンティアを暖めた。

怒り狂ったシャールは怪我をした双子の一方に二倍の攻撃を加え、クリスタルの球体にある全ての光と熱を取り去った。セルーネは再び魔法の聖魂の一部を引きちぎり、球体にある生命を守るため、姉に向かって絶望的に投げつけた。セルーネは自分の聖なる魔法エネルギーにより、魂に傷を負いほとんど死にそうであった。彼女からはエネルギーがしたたり落ちた。後ろで彼女を救ったのが現在ミストラという名で知られる魔法の女神ミストリルである。ミストリルは光と暗黒の魔法から生まれたが、ミストリルは最初の母、セルーネの方が好きであった。銀の女神にもっと力を持った双子の一方である暗黒の女神との戦いを中断させた。負けた悔しさにシャールは永遠の復讐を誓った。

双子の女神は何十億年と戦い続け、トーリルとシャウンティアの厳しい監視の下生命がなんとか生まれた。シャールは強い力を維持していたが孤独であった。その間、セルーネは力が弱く自分の同盟を結ぶ娘や息子達、それから似た考えを持つ者移民の神々から力を譲り受け、弱くなったり強くなったりした。時が過ぎ再び暗闇の混沌を望み、光を暗闇を融合させようとこの世界を探し歩いていたシェードヴァリの助けがありシャールの力は再び強くなった。世界を自分の望むままに変えようとしたシャールの陰謀はアズースの出現によりなされなかった。アズース、「高き者」は全ての命ある呪文使いの頂点に立つ者であり、ミストラ(ミストリルの生まれ変わり)の夫であった。彼は世界の影の幻を世界の果てに造り出し、そこにある水晶体にシェードヴァリをポケットにはいるほどの大きさにし閉じ込める方法を見つけたのである。影の王達は幻を調べるためにそこに惹かれていき、それが罠だと分かった時にはアズースがシェードヴァリをゴンドが作った影の鍵であるシャドースターと共に閉じ込めたのだった。「高き者」は限りなく広がる宇宙にむかってシャウンティアの愛の手に生命があふれるようにと叫んだのだった。

どうやら天地創造について書かれた神話レベルの歴史みたいですけど、相変わらずひっどい訳ですね。
あまりにも日本語がおかしすぎるため、内容を理解できないという方もきっと多いでしょうから、全体を軽く解説しましょうか。

世界・・・というか宇宙を創ったのがオーという神で、Baldur’s Gateの舞台となっているフェイルーン大陸を有する惑星アビアーートーリルを作ったのが、光と影の姉妹という2人で1つだった双子神のようです。
ちなみに、突然出てきた”シャウンティア”というのは、双子神がアビアーートーリルを管理させる目的で創り出した女神らしいです。果たして、上の訳からその事実を正しく読み取れた人がどれだけいたか・・・

その後、シャウンティアが約束を破って惑星トーリル以外の物質にも命を与えちゃったりしたせいで、双子神の間で、その予定外の命をそのまま育むか、あるいは消し去るかで意見が対立し、争い始めることになります。

双子神の一方である影のシャールは力が強く、孤独を愛するタイプです。
逆にもう一方の双子神である光のセルーネは、力こそ弱いが、ミストリルを初めとする自身の娘や息子、そして、見知らぬ他の神達にまで愛されており、それらを上手く利用してシャールに対抗しました。

やがてセルーネが数の力でシャールを圧倒し始めます。窮地に立たされたシャールは13人の影の神シェードヴァリ(これがどういった存在なのかはよく分からないけど・・・)の助力を得て、再び盛り返します。
最終的には女神ミストリルの生まれ変わりであるミストラ(知らないうちにミストリル死んじゃったのね)の旦那さんであるアズースの一計によって、シャールの頼みの綱であったシェードヴァリが封印され、セルーネ優位となり、惑星トーリルには生命が溢れるようになりました。

・・・ということらしいです。
まぁ、結構な超訳なので、もし間違っていた場合はごめんなさい。

デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur's Gate 2#48_挿絵1
ではようやく本編です。
今日こそはシティ・ゲート地区を抜けてデアルニス・キープに行くよ!?

デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur's Gate 2#48_挿絵2
今度こそ変な遭遇戦も無く、シティ・ゲート地区と思われるエリアに到着できました。

デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur's Gate 2#48_挿絵3
だがしかし、町の出口であろう門を門番と思わしき兵達が守っています。

兵士「待て、そこの旅行者よ。アスカトラに何しに来た?」

バンドン「私はただの商人です。香辛料と絹を扱っています」

あ、私達に声を掛けてきたわけではないのですね。まぁ、そりゃそうですね。だって私達はアスカトラから出て行こうとしているわけですから。

兵士「香辛料?本当か?持ち物を調べさせてもらうぞ」

バンドン「ただの商人ですよ。怪しい事は何もありません」

兵士「そうかな。では、これは何なのだ?これがお前の言う香辛料か?」

バンドン「そうです、それが香辛料なのです・・・疑わしいとおっしゃるなら・・・幾らかのお金と試供品で見逃してもらえませんかね?」

兵士「金だと?さぁ、どうかな・・・」

バンドン「私の扱う香辛料は高価なものばかりです。特に、このような濃い色のロータスの花びらは、そう簡単には手に入りません。ほとんど・・・黒に近いでしょう」

兵士「分かった。見逃してやる。さっさと行くがいい」

バンドン「どうも有り難うございます」

・・・と言った感じの怪しげなやり取りを目撃したものの、私達の方はすんなりと門を通してもらえました。

デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur's Gate 2#48_挿絵4
これでようやくデアルニス・キープに行けるよ!
ただし、歩いて行くと20時間もかかっちゃうみたいですね。相変わらずの長旅です。

デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur's Gate 2#48_挿絵5
デアルニス・キープへと向かう途中、オーグ(ってなに?)を引き連れた奴隷商人に取り囲まれてしまいました。奇襲を受けたのかもしれませんけど、それにしたってこれほどまでに敵の接近を許してしまうとは・・・
乱戦だと使用できる魔法の選択肢が物凄く減ってしまうのに。

デアルニス・キープを侵略した敵の正体:Baldur's Gate 2#48_挿絵6
その後は敵に襲われることもなくデアルニス・キープに到着。

ナリア「ここだわ・・・待って、ここに柵があるの?それで私達の守衛が退却して・・・キープが陥落した。助けるのは難しいわね。柵は西よ」

ちょっと言っている意味が良くわかりませんね。柵っていうのは敵の陣の一部か何かってこと?
つまり、敵はデアルニス・キープの前に陣を敷いて攻城戦を仕掛けてきたってことですか?完全に軍隊じゃないですか。

あずさ「私達が何を相手にしてるか、教えてくれてもいいでしょう」

ナリア「先に話しておくべきだったけど、これを知った他の者達は、私を見捨てたの。私達はトロールに包囲されてる。2、3日前の夜から、本格的な攻撃が始まったわ。もっと悪いの、どうやら彼らは・・・蛇みたいな生物を連れてるのよ。あんなの今まで見た事ないわ。でも私には、ほとんど見た事ないものだけど。トロールは本当に危険だわ・・・あいつらを完全に殺すには、火か酸を使うしかないそうよ。もう1つの方の生き物については、何も分からないわ。多分エルフ達が、彼らをここに追いやったのよ。それともテシルの南に新しく住み着いた移住民かもしれない。私には・・・彼らの数も分からないの。分かるのは、私の家族を助け出さなくちゃって事だけ」

ナリアさんが誰にも相手をしてもらえなかったのって、その自己中心的でアンフェアな依頼の仕方のせいだと思うのですよ。
大体さ・・・敵の正体も数も不明な討伐依頼なんて誰が引き受けるのよ。(私が引き受けちゃったけども)
家族が危険にさらされているので、焦る気持ちもわからないではないけど、デアルニス・キープを包囲している敵の正体を探る依頼を先に出して情報を集めてから、改めて討伐依頼を出すべきでしたね。

あずさ「何人捕まっているのか分からないし、助けを待つ生存者がいるのかさえ分からない」

命がけでトロール他を倒したとして、その意味が本当にあるのか・・・

ナリア「分かってるわ。待って!奴らがデイルソンを気にするとは思えない。動物や餌番をやらせるために、彼を生かしておいたかもしれないわ。彼なら奴らの人数と戦力を知っているかもしれない」

デイルソンって誰よ・・・

あずさ「中に入る安全な道があればいいけど?玄関のドアをノックするなんて嫌よ」

ナリア「柵の北から入って、キープの壁に秘密のドアがあるの。夜になるとよく、そこからこっそり抜け出してたわ。叔母にはいつも叱られたけど、気にしなかった。急ぎましょう。待っていても事態は悪くなるばかりだわ。中に入ったら、私が先導するから。デイルソンを見つけたら、トロール達の相手が出来るわ」

なんだか行き当たりばったり感が凄いけど、砦を包囲しているトロール達の目を盗んで秘密の入り口から砦の中に侵入し、中にいる(かもしれない)デイルソンとかいう人をつかまえて敵の情報を聞き出すという方針でいくことになりました。
ただまあ、決行は次回ですね。

この記事をもっと読む
Prev | Next

プレイ日記一覧へ

Studio POPPOをフォローしませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください