奴隷商人の隠れ家:Baldur’s Gate 2#43

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
最近、妙な時間に眠くなってしまう伊達あずさです。
でも、その峠を越すと一気に眠くなくなってしまうのですよね。

では今日はデュパールとヴァールの歴史ですよ!

デュルパールとヴァール・ザ・ゴールデンの歴史

デュルパールとヴァール・ザ・ゴールデンは共通の歴史を持っている。3千年以上前、これらの国々はラウリン王国に従属していた。ラウリンがDR2488年に滅びた時、デュルパールとヴァールの国々は破壊を免れた。

暴動、大規模な破壊、貴族に対しての憎悪がはびこり、この二国は2千年以上無法状態に陥った。ムルホランド帝国によりバーバリアンがほぼ一掃された後、やっと指導者が出現した。一介の商人であったサタマが、神聖な啓示を受け、新しい哲学をまとめあげた。世界のすべてはつながっていて、1人の創造神の一部であり、レルムに存在する神々もその存在の1つにしかすぎないのだと。まもなく、シャイニング・ランドの皆がサタマの教えを取り入れ、その文明はランド・オブ・ザ・ワンとして知られるようになった。

ランド・オブ・ザ・ワンにはたくさんの資源があったため、ムルホランドやルイレンとの貿易が生活の糧になり、もっとも名誉を集めたのは商人だった。時と共に、デュルパールのマハラジャとヴァールのラジャが、商人評議会に取って代わられた。この時に、ダンブラスの女性騎手から時折急襲攻撃があり、隣接国であるエスタグンドとウルガースとの小競り合いもあった。

DR1023年に、ウルガースと武装平和が結ばれた後、商人評議会は貿易の障害であったエスタグンドからの侵略者達に対し、なんらかの処置を下さねばならないという結論に達した。戦争は不便であったが、貿易の中断は死活の問題であった。

その土地で一番裕福だった商人のジェラディームに和平交渉の任が託された。彼は、この交渉によって、少なくともデュルパール人達の目には、噂通りの凄腕商人だったことを証明した。エスタグンドはその時愚かにもダンブラスを侵略していたが、ダンブラスの女性リーダー達は侵略兵のほぼ全体を一掃した。ベルドーンのモンスター達が侵略を図っていた時に、エスタグンドは食料危機を迎えていた。

ここでジェラディームは商人の勘を働かせた。このような好機は二度とないと、前代未聞の取引を始めたのである。エスタグンドのリーダー達や、恐れられていた王と側近に会い、デュルパール人としての生活の有利さや、すべての同一性をうたったアダマの哲学を説明した。来る日も来る日も交渉を続け、とうとう王が取引に応じた。ジェラディームは、デュルパールとヴァールの為に、エスタグンドのすべてを24個のジェムという破格な値段で買収し、保護や、デュルパール人生活習慣への移行の調整などをエスタグンドへ約束した。このようにシャイニング・ランドが形成された。

百年以内で、その3つの国々は共通の生活習慣を持つようになった。エスタグンドの資源と兵力を加え、デュルパール商人達は貿易範囲を拡大した。東はカラ・タール、北はフォレン・スター海、西はダンブラスとハルーアまでその範囲は及んだ。現在、マズティカとザーカーラの土地の発見により、見通しは明るい。

デュパールなのかデュルパールなのかはっきりして欲しいところではありますが、他の歴史書にもデュルパールと書かれていますから、デュルパールが正解なのでしょう。後、この本の中に登場しているサタマとアダマって同一人物なのでは・・・何かもう訳の善し悪し以前の問題ですね。
それに武装平和って結ばれるようなものではないと思うのですよ。武装平和っていうのは、両国の軍事力が均衡することで、おいそれと手出しできなくなってしまう状態のことですからね。意図的に結ぶようなものではなく、自然とそういった状態に陥ってしまうものだと思うのです。

そういった訳の問題はさておき・・・これまで数々の歴史書を読んできただけあって、登場する国名にも聞き覚えのあるものが増えてきましたね。
ダンブラスの女性騎手(女性騎手ってなんだよ・・・)とかダンブラスの女性リーダーとか言われている人がロヴィアターのプリーステスであることも分かっているし、エスタグンドのすべてを24個のジェムで売ったのがセルタリールであることも知っています。
勉強の甲斐が少しはあったかな?でも、この知識が本編に活かされなければあまり意味がないのですけども・・・

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵1
では本編です。
下水道の謎を解き、リラルコルを手に入れたことでこのエリアの調査もおわったわけですが、ここには入口の他にも階段が2つ。
エリアマップで確認すると1つは奴隷商人の隠れ家なる別エリアへと繋がる階段のようですが、もう1つの階段にはエリア移動のマークがついていませんね。つまり、北にある階段の先はまだ下水道ということになります。これは無視できません。

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵2
というわけで、北の階段の先へ。
階段を上って早々、マイコニドなる敵とご対面ですよ。な~んか、状態異常攻撃とか使ってきそうな風体・・・それでも今の私には接近して斬りつけることしかできない!何故なら、バーサーカーだから!

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵3
そう思って近づくと・・・マイコニドが増えた・・・だけでなく、誰かいますね。

アンドリアン「仲間達・・・ヤラレタ・・・一矢ムクイテヤル・・・!!」

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵4
う~可能な限りの最速で敵を倒せたと思うのですが、残念ながらアンドリアンさんを助けることはできませんでした。
マイコニドやマイコニドキング(青い奴)は何も持っていないし、特に面白い物もありません。得られたものと言えば、経験値ぐらいなものでしょうか。

かなり残念な最後ではありましたが、今度こそ下水道の調査は終了です。
じゃあ、そろそろヘンダックさんの様子でも見に行ってみましょうか。

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵5
まだ普通に戦ってました。
コパーコロネットガード達も結構がんばりますね。

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵6
あ、ヘンダックさんもレーティナンさんもまだ生きてました。

レーティナン「何だって!?ヘンダック?無知で野蛮な奴隷だ!君はこの騒動の後押しをしているのか?それならひどい目にあわせてやる!!」

ヘンダック「充分だ、悪魔め!お前はもう私を支配していない、そして、もはや他の誰をも支配していないのだ!私は何年間もお前の地獄のような闘技場で生き延びた・・・お前は私の相手ではない!」

レーティナン「それはどうかな!」

両者とも私に対しては敵対的じゃないので、大人しく二人の戦いの行く末を見守ることにします。

ヘンダック「さあ、遂に終わりだ、レーティナン。お前が何年間も残酷な悪事を働いて来たのは、そのポケットにあるコインの為だけなのだな。アビスで焼かれるがいい、悪魔め」

あ、どうやらヘンダックさんが勝ったみたいです。これでヘンダックさんが負けたりしたら私の立場もなくなってしまうところでしたよ。でもその場合は、私がレーティナンさんを倒して、コパーコロネットを奪うっていう手もある・・・の?

ヘンダック「あなたに再び礼を言おう。私と同様に、あなたが自由にした全ての人々も礼を言う。私は奴隷とされた対価としてこの場所を奪い取り、二度とこんな風に使われる事がないようにするつもりだ。頼まないで済めばよかったのだが、やるべき仕事がもうひとつあるんだ。奴隷商人の大部分はまだ残っていて、アスカトラのスラムの地下に潜伏している。だが、大勢の子供が奴隷として捕まっている。私はあなたにこうした行為の横行を町から一掃してもらいたい」

何かちょっとずうずうしくなってきましたね・・・
いや、奴隷商人から子供達を解放するという行為自体は悪くないのだけど、その危険な任務を私達だけに押し付けてきたという点が気に入りません。せめて、奴隷商人に捕まっている子供達を助けたいから手を貸して欲しい(一緒に同行して欲しい)となるのが筋でしょうよ!
もちろん、そう言われた場合は「足手まといになるから私達だけでいく!」となるわけですけど、例え至る結果が同じだったとしても、その無駄に見える1ターンが礼儀ってものなんだよ!

あずさ「何故その問題を守衛隊に任せないの?」

ヘンダック「守衛隊?守衛隊の連中は奴隷商人達を倒せない。せいぜいこの牢屋の鍵をかけるのが関の山だ。レーティナンは金をちらつかせて、奴らに目をつぶらせた奴隷商人の護衛にも同じ事が出来るはずだ」

う~ん・・・じゃあ、折衷案で行きましょうか。

あずさ「あなたの言う通りのようね。それでは、私はこの仕事でどんな報酬を期待できるの?」

ヘンダック「私は裕福な男ではない、友よ。だが、レーティナンは裕福だ。彼は価値のある様々な品物を蓄えているだろう。多くはないかもしれないが、私が提供できるのはそれだけだ」

それってつまり、コパーコロネットの資産を全部私に譲るってこと?
でも、その権利がヘンダックさんにあるとは思えないのですが・・・まあいいでしょう。

あずさ「分かった。できる限りの事をするわ」

ヘンダック「あなたが私の期待に応えてくれる事は分かっていた。居住区はここから遠くない・・・スラムの東側にある道の向こうの乾ドックに入った船だ。おおっぴらに近づくのは危険だろう。コロネットと奴隷基地を繋ぐ下水道に秘密の通路があるという話だが、私にはどこにあるか分からない。でも、俺はその地区の警備体制について何も知らない。ずっと前に短い間そこにいただけなんだ」

まぁ、結局何も分からないって事ですね。でも、幸いにして奴隷商人の隠れ家に繋がる階段を既に見つけているので問題ありません。警備体制については・・・イベント死させてくるような悪質極まりない敵でもいない限り、多分、正面からいったとしても何とかなると思う!ちょっと傲慢かな・・・

あずさ「では、私はその建物に行き、出来るだけ早く戻るわ」

ヘンダック「幸運を祈る、友よ」

先にヘンダックさん達の様子を見に来ておいて正解でしたよ。
本当はナリアさんやコーガンさんから受けた依頼を先に片付けたかったのですが・・・まぁ、仕方ありませんね。

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵7
下水道を通って奴隷商人の隠れ家へ。
またも階段を上って早々、敵に遭遇しちゃいました。でもまぁ、せっかちな私はステルスアクションとかあまり好きではないので丁度良いです!

ヘイガン指揮者「お前!いい所で会った!お前がコパーコロネットで、俺の相棒のレーティナンを殺すまでは、この町で上手くやってたんだ!何故、俺を破滅させようとする?」

え?レーティナンさんを殺したのって私じゃないけど・・・

あずさ「奴隷商人め、お前は終わりだ!自首しろ」

これ以外の選択肢もすべてほぼ同じ意味の暴言なのですよね・・・その中でも一番おとなしめのものにしてみました。何か、前作と比べて選択肢に自由がないような・・・

ヘイガン指揮者「自首してこれからの数年間を地下牢で過ごせというのか?価値のないクズどものいる牢屋で朽ち果てる気は毛頭ない。それに、もし俺が捕まる事があっても、お前にそれはできない!野郎ども!」

エアリー「彼らは・・・彼らは自分達が奴隷商人だと認めた!?何てひどい!あなた達を皆殺しにしてやる、くずども!」

あのカラーにすら同情していたエアリーさんが珍しくご立腹です。

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵8
かなりの数の敵だったのですが、私の傲慢さが戦術に表れちゃいました。
でも、それだけ雑に戦っても勝てちゃうんだよなぁ・・・

めぼしい戦利品はコンポジットボウ+1が2つと、スタッデッドレザーアーマー+2・・・ぐらいかな?

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵9
それとこの辺の扉を全て開くことのできる鍵が出てきました。
これを使って奴隷にされている子供達を救出しろってことかな?

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵10
さ~助けに来ましたよ!

奴隷の少年「ああ、ありがとう!ここから出してくれて本当にありがとう!とても怖かったんだ。やっとここから出られるんだ!」

そういえば、救出した子供達って当然、コパーコロネットの方で引き取ってもらえるのですよね?
助けるのはいいけど、その後は勝手にしなさいではあまりに冷たいですからね。

・・・と、私が奴隷にされている子供達を救出していると、入口で待っていたエアリーさんとナリアさんがお喋りを始めました。

エアリー「ナリア?」

ナリア「なあに?」

エアリー「何故人々のことをそれほどまでに気にするんだ?」

ナリア「どこかで始めるべきなのよ、エアリー」

エアリー「何を始めるのさ?」

ナリア「愛・・・正義・・・この世での運命を自分で選ぶ権利よ」

エアリー「けど、神は我々の運命を選ばないのかな?」

ナリア「ああ、エアリー、芸術の神であるゴンドは別として、私達の神は時計工じゃないのよ。神々は私達を心と感情と希望を持って生きる、呼吸する生き物にお造りになったの。運命が定めるのは誕生と死だけよ。他は皆自分の意思で選択するか、成り行きに任せてしまうのかよ・・・太陽が沈みかけて私達の思考に長い影を投げかけているわ」

何かとても興味深い話をしていますね。
愛とか正義などといったものは別としても、自分の運命を自分で選べる世の中であって欲しいとは私も思っていますよ。

奴隷商人の隠れ家:Baldur's Gate 2#43_挿絵11
そんな中、二人目の要救助者です。

奴隷の少女「うわあああ!あなた誰なの?あたしを傷つけに来たのじゃないのよね?」

あずさ「違うわ、お嬢ちゃん。あなたを救いに来たのよ。ああ、早く」

奴隷の少女「ああ・・・ああ!(シクシク)私は自由なの?本当にありがとう。ありがとう!」

捕まっていたのはこの2人だけみたいですね。
ただ、この隠れ家・・・まだ他にも部屋が色々あるみたいです。折角だから、探索するけど、もちろんそれは次回。

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