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皆さんこんにちは。
ようやくバルダーズゲートに戻る決心を固めた伊達あずさです。
私達がキャンドルキープで捕縛され、お尋ねに者となってからはや50回以上・・・実に長いお尋ね者生活でした。
でもあれですよねぇ・・・私達がお尋ね者となった原因は、リエルタールの殺人容疑なわけですけど、それ、濡れ衣じゃないんだよなぁ・・・
よって、サレヴォクを倒し、アイアンスロウンの悪事を白日の下にさらすことで、その指導者たるリエルタールの死は止む無しという論調を勝ち取らねばなりません。
とはいえ、どうにも納得がいきません。何の罪も無い私に暗殺者を送りまくっていたリエルタールや白昼堂々襲い掛かってきた暗殺者達が殺人容疑に問われないのに、何故私だけ?こちらは降りかかって来た火の粉を払っただけだと言うのに。
そもそも、一番初めの暗殺者はキャンドルキープ領内だったのですよ?
私が問われるべき罪は、せいぜいキャンドルキープ内で戦闘行為を行ったことぐらいなものです。罰的にはキャンドルキープ追放ぐらいが妥当でしょう。
それに、これらは全てエルタン大公の指示でしたからね。
エルタン大公さえご健在なら、リエルタール殺害が事実でも私達が罪に問われることは無かったはず。
つまり、これは全部アイアンスロウン・・・つまり、サレヴォクのせい!サレヴォクさえ葬っちゃえば、まるっとするっと解決しちゃうはずです。
到着。
とりあえず、エルタン大公が病に倒れ、スカールさんが殺されたことを教えてくれたフサムさんのところにでも行ってみましょうか。確かブラッシングマーメイドにいるって言ってましたよね。
一旦、バルダーズゲート北エリアへ行ってから、バルダーズゲートの北東エリアへ。
こうしないと、ブラッシングマーメイドがある北東エリアの西区画に行けないんですもん。
ブラッシングマーメイドに入ると・・・おや?以前きた時には居なかった名のある人が居ます。
イヴァン「よう、あんた。殺しと騙しの話を買わないかい?それぞれ10ゴールドだ。聞く価値はあるぜ」
あずさ「お金を置く前に、犠牲者の名前と、実話かフィクションなのかを教えて」
イヴァン「よし。犠牲者の名前はフレイミング・フィストのスカールといって、俺の話はホントに本当だ。じゃあ10ゴールド渡してもらおうか?」
あずさ「スカールが死んだ話なら、是非聞きたいわ。はい、お金。真実を話してよ」
イヴァン「ああ、スカールだ。気高いフレイミング・フィストの副司令官。それは暗い夜道で起きた。雨が激しい音を立てて窓を打ちつけていた。ブーツは水浸しになって、寒気がしたよ。スリがスカールとすれ違いざま、彼のカバンのヒモを鋭いナイフで切った。勇敢な奴だ、スカールは。俺が水溜まりにはまってたら、彼はそいつを暗闇の中に追いかけて行った。だがそのスリはただの野良犬じゃあなかったのさ。奴は銀の肌をしたシェイプシフターだったんだ。スカールはあいつのダガークローで目をえぐられ、首を切られて雨の中で血を流して死んだ。話の提供者を助けたかって?ああ、暗がりに隠れていた時の一瞬の出来事だったんだ。銀色の悪魔は他の獲物を探して、血まみれのまま暗闇をさまよっていた。俺にできることは勇敢だった彼のために真実を語ることぐらいさ。彼も反対しやしないだろう」
あずさ「その生き写し悪魔はドッペルゲンガーとして知られているわ。この間私も出くわした。みんなアイアンスロウンに雇われている。スロウンがなぜスカールを殺そうとしたのか知っている?」
イヴァン「アイアンスロウンだな?俺の話に直接関係はないが、話がもっと面白くなるかも知れん。エルタン大公はフレイミング・フィスト敷地内で病床に伏しているから、スカールが彼らのリーダーとして代役を務める事になったのだ。この殺しで一番得をするのがそのすぐ下にいるアンジェロだろう。俺は彼が一番疑わしいと思うな。アイアンスロウンのことに関しては何も言えない。もしそれが本当だと思うのなら、フィストの敷地かスロウンのタワーを調べればいいだろう。答えはそこにあるかもしれないぞ・・・」
結局、ブラッシングマーメイドにフサムさんの姿はありませんでしたけど、多分、スカールさんが殺されるところを目撃したイヴァンさんから話を聞けという意味だったのでしょうね。
さて、これからどうしよう。
イヴァンさんからはフィストの敷地かスロウンのタワーへ行く事を勧められたけど・・・まずはアイアンスロウンの建物からにしましょうか。以前にも一度、侵入していますしね。
ダーニアル「どいて、邪魔だわ!私はこの沈みかかった船から早く抜け出したいのよ!」
どうやら敵ではなさそう。
あずさ「何をそう混乱してるの?サレヴォクが仕切ってるんじゃないの?」
ダーニアル「サレヴォクが支配権を握っているのは明らかだわ。しかし奴の真意がどうあれ、アイアンスロウンのことには無関心なのよ。奴は、大公の地位を得るために私達を見捨てた。私達は奴の駒として使われ、裏切られたの。サレヴォクが大公になったら、フレイミング・フィストを率いて、ここを攻撃しても不思議じゃないわ」
あずさ「サレヴォクが大公に?どういうこと?」
ダーニアル「とても簡単な事よ。サレヴォクは、自ら引き起こした混乱を治めるという茶番を演じて、信頼を得たのよ!奴は間違いなく成功するだろうね。幹部を殺して、全ての権力を握ったんだから!あいつが、おとなしく政治運動に励むわけがないわ。サレヴォクは多分、破壊の限りを尽くすつもりよ。手始めに、奴はアムンと戦争を起こそうとしている!」
あずさ「彼はなぜそんな自滅的な計画を?何が目的なの?」
ダーニアル「知るわけがないでしょう。私は占い師じゃなくて、商売人よ。サレヴォクがやってることは、商売とはかけ離れている。奴が鉄で儲けようとしているなら、まだ理解できるわ。アイアンスロウンを支配し、更に大公としてアムンに宣戦布告すれば、ナイツ・オブ・シールドのような組織との交易で、大きな影響力を持つことができるから。だけど、サレヴォクは私達を裏切り、無益な戦争を始めようとしている・・・とても血生臭い戦争を。さらに付け加える事があるわ。サレヴォクは、人々から指示されている。民衆を味方に付けた今、剣の力だけで奴を打ち倒すのは無理よ」
あずさ「皆なぜ奴を信じるの?本性が見抜けないの?」
ダーニアル「人は自らの望むものを見る。そして、皆、救世主を望んでいるんだわ。サレヴォクは人に安心を与える。人々は長い間、安心を与えられたことがなかったのだから。もう話をするのに疲れたわ。私を殺したければ殺すがいいわ、もうここに居るのはごめんよ」
つまり、サレヴォクはアイアンスロウンを使って鉄不足を引き起こし、それで儲けたお金を使ってドッペルゲンガーを大量に雇い、バルダーズゲートの主要人物を少しずつ暗殺、成り代わらせて権力を得て行ったってことですか。
じゃあもう、バルダーズゲートの権力者のほとんどはドッペルゲンガーなんじゃ・・・
想像していたよりも遥かに状況が悪そうですね。
とりあえず、次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
スナッチャーは、今だとPCエンジンミニで遊べますよ。
高校のときにスナッチャー好きになり
大人になってからメタルギアソリッド好きになりました
PCエンジンにもミニがあったのですね。じゃあ、もしかするとメガドライブにもあったりして・・・なんて思って調べてみたら、本当にあったし、メガドライブミニ。
ニンテンドークラシックミニの影響か、何でもミニ化しているのですね。
権力者を偽物と入れ替えて世界を支配するって
PCエンジンのスナッチャーというゲームを思い出しました。
あれは、ドッペルゲンガーではなく、本人そっくりのロボットでしたが
教えて頂くまで知らなかったゲームだったため調べてみたのですが、対象となる人を殺し、その人と成り代わる形で人間社会に浸透していこうとするバイオロイド(アンドロイド?)を取り締まる捜査官のお話だそうで、確かにサレヴォクがドッペルゲンガーを使ってやったのと同じ手法ですね。
そして、スナッチャーってメタルギアソリットやZONE OF THE ENDERS、DEATH STRANDINGのシナリオを書かれた方がシナリオを書いているゲームなのですね!ちょっと興味が湧きました。