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皆さんこんにちは。
テレポートする直前にシャンダラーさんが漏らした言葉の意味が、今になってようやく理解できた伊達あずさです。
シャンダラーさんは、テレポート中の人が引き寄せられてしまうこの謎の島に、依頼品のクロークを所持した人が捕らえられてしまったことを知って、私達を送り込んだのですね。島から出る手立てを確保するためにも、自身は島の外にいなければならないみたいですからね。
それならそうと最初からそう正直に言ってくれればいいものを・・・すべてを話したら、私達が怖じ気づいてしまうとでも思ったのでしょうか。まったく、見くびられたものです。
いやまてよ・・・もしかすると、脱出の際に使用する呪文が本当に効くかどうか確証がないから話さなかったのかな・・・だって、この島と脱出呪文の性質上、誰かの犠牲無しには試せませんもんね。
では島の地下に作られたシェルター(?)からの再開です。
雰囲気(ログ)を見る限り、最低でも後2人は島に捕らわれてしまった魔法使いがいそうです。このどちらかが、目的のクロークをもっているのでしょうか。
カッチョール「頼むから俺を殺さないでくれ!頼む、頼む、頼む、頼む、頼む!」
え?自ら敵対的なオーラ(足元のサークルが赤)を出しておいて命乞いですか?
あずさ「落ち着いて。私達があなたを傷つける理由はないわ」
カッチョール「お前達はなんでここにいるんだ?可哀想なカッチョールを殺すために送られてきたんじゃないのか?」
あずさ「ここには物を取りに来ただけ。見つけられたらすぐに出ていくわ」
カッチョール「お前はここに捕らわれているんじゃないのか?俺はカッチョール、レイチョムの祟り!シルクの強奪魔だ!この邪悪な力をもってしてさえ、脱出できない」
あずさ「私達には帰り道があるの、カッチョール。ひょっとしてクロークを見たことがないかしら?」
カッチョール「ワードストーンか!それがあったか!友よ、俺はあまりにも長くここに囚われていたんだ。俺の評判を考えてくれ!やつらは言うだろう『カッチョール、たいそう神秘的な魔法使いじゃないか、え?』俺は答えるさ。『俺のせいじゃない!あのバカ氷がいけないんだ』そうしたら、やつらが言うんだ。『あんたは負け犬だよ、カッチョール。本物のバカさ。私の言いたいことが分かればだけどな』わかるか?俺の評判はどうなる!俺はなんとしてもワードストーンを手に入れなければならない!俺はなんとしても脱出しなければならないんだ!」
会話の中に一人芝居を盛り込んでくる人って苦手だなぁ・・・
あずさ「助けてあげられないの、カッチョール。私達もここを出る必要があるのよ」
カッチョール「だが、こんなに寒いんだよ!わからない?寒いんだよ!どうしてカッチョールがわざわざこんな浅ましいやつらを苦にしているんだ?いいだろう、俺はなんとしてもワードストーンを手に入れるぞ!」
当然のように戦闘になりました。でも、凄く弱いです。
もちろん、お目当てのクロークも所持していませんでした。もっていたのは・・・ワンド・オブ・パラリゼーションぐらいでしょうか。
ここにもやる気満々な人が居ますよ。
閉じ込められていたせいで、皆、気が立っているのでしょうか。でも、これだけ攻撃的なのに、皆さんはよく今まで共存していられましたね。
テラン「ヒハヒィヒヒィィィ・・・ここは長いのかい?」
あずさ「本当に久しぶりね。会った事があるか分からないけど。あんたのことはなんて呼べばいいの?」
テラン「ふうむ・・・私のことはテラン・アントリュアル、テシルの輝ける光と呼んでくれたまえ。それがかつての私だ。かつて私はそうだったのだ。君のことは、キンポウゲと呼ぶことにしよう。なぜなら私はそうできるし、そうしたいからだ。ホッホー!・・・君はここから出る手段を持っているのではないかね?におうよ!」
私のどの辺に金鳳花感があったのでしょうか・・・そんなあだ名を付けられたのは初めてですよ。えっ?まさか、金鳳花の臭いがするって意味!?
あずさ「あるわよ。でも、ただじゃないわ。クロークを探さないといけないんだけど、ここには薄汚い手からクロークを落とす前に私や私の雇い主を殺したいというやつがうようよしている。私の後についてきて戦いに協力して。そしたら、行くときについて来させてあげてもいいわよ」
テラン「お前が、してくれる?本当にか?いや、お前はしてくれない、してくれない・・・だが、お前はできるかも・・・ヒハヒィヒヒィィィ。でも、魔法はなしだ。俺の魔法は、お前が刃向かった時に備えて取っておこう・・・だが、ダーツ、そう、ダーツをやつらの目玉に投げつけてやろう。そいつが俺をこの寒い岩山から連れ出してくれるのならな!」
あれぇ・・・協力するで話がまとまった感じがしていたのですけど、結局、テランさんと戦うことになっちゃいましたね。
持ち物はダーツ+1×40だけです。
いよいよ最奥・・・かな?
ただし、階段らしきものが見えるので、あくまでもこの階層の最奥という表現が正しいのかもしれません。
デズキエル「やあやあやあ、そこの人、こんにちは。で、お前はいったい何者だね?また出口を探している強情な呪文使いかい?それともまた扉を逆に開けようとしている、力に飢えたバカ野郎かい?教えてくれよ、戦士さん。なんで捜し物ってのは最後に探した場所にあるんだい?」
そりゃ、捜し物が見つかれば、捜すという行為は終わっちゃうんだから、最後に探した場所に捜し物があるのは当然でしょうよ!
あずさ「ふむ・・・それはあなたが見つけたから?」
デズキエル「ハッ!常識人の答えだな。いや、非常識か。ここは常識が支配していない場所だからな。お前はここで何かを探している。何か、力と価値のあるものを。俺はそれが何だかはっきりわかるぜ。お前が誰のところに行けばいいかもな。俺はそいつを手放す気はないぜ。さあ、なんて言うかね?」
あずさ「なぜそんなこと知ってるの?」
デズキエル「ここにいる他の連中も俺と同じさ。この場所のことを理解していない点ではな。この場所自体、たとえ質問に答える力があったとしても、自分の目的など言えないんじゃないかと思うぜ。俺は他の連中ほどすぐには絶望しないし、俺は未知のものをそれほど恐れない。それで十分だ。この場所が魔法のエネルギーを引き寄せていて、俺がここ、その中心にいれば、黙っていても俺のところに魔法のエネルギーが引き寄せられるわけだ。そのうちに俺は手懐けることができるようになるだろうし、そのうちに俺はここを出ることができるだろう。すでに俺はここにいる他の誰よりも多くのことを知っている。俺には物事が見える・・・他の連中には見えない物事がな」
知っているアピールが凄い割に、話の中身はひどく抽象的ですね。
あずさ「それで、何が分かるの?この場所は何なの?」
デズキエル「なぜお前がここに来たのか、俺にはわかっている。お前が探している物を俺が持っていることも、わかっている。俺達が戦わねばならぬことも、勝者はここから出ることができるのも、わかっている。この地が何なのかだと?いろいろなものだ。今日は、決闘場だな。明日は、墓場になるだろう。昨日は・・・何だったかな?わからん。自然にできたのであれば、いやなところだ。神々がつくったのであれば、まったく残酷なことだ。俺達は皆、いろいろなものだ。鈍感だし、はっきりしていない。したいことをするがいい。俺が勝ったら、俺は解放される。例え負けても、俺は解放される」
何かもうバーナム効果むき出しのやけっぱちな占い師さんとでも喋っているみたいですよ。
結局、私達がクロークを探していて、それを手に入れればこの島から脱出できるということ以外は何もわかってないんじゃん!
・・・いや、それさえ分かっていれば十分なのかもしれませんね。
会話終了後にイモエンさんのバックスタブが炸裂しちゃいました。
でもって、目的のクロークも発見しました。
シャンダラーのクロークなんて名前なのですから、これが求めていたクロークで間違いないはずです。
これを持って外に出れば依頼完了となるはずなのですけど・・・
続きは次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。