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皆さんこんにちは。
メンダスさんを助けることに、凄まじいまでの精神的抵抗感がある伊達あずさです。
メンダスさんからの依頼がそこそこちゃんとしたクエストであろうことは、依頼発行時のテキスト量から推察するにほぼ間違いありません。
だがしかし、私の本能がメンダスさんに与してはいけないと唸りを上げているのです!
ファミコンやスーファミの世界とは違って、Baldur’s Gateの世界では意に沿わぬことを避けて進むことが許されているわけですから、そこまで気乗りしないのであれば、思い切って断っちゃえばいいだけなのですけど、折角発見したクエストを捨て置いてしまうというのも、それなりのストレス事案ではあるのですよね。
まぁ、まだシャンダラーさんからの依頼だってあるわけですし、何も今すぐ結論を出さなくたって良いよね!
というわけで、メンダスさんからの依頼は、少なくともシャンダラーさんからの依頼が片付くまで保留!
私が保留の意思を固め、建物の外に出ると・・・メンダスさんのお家を訪問する前には見かけなかったはずの名のある人が声をかけてきました。
キャラハン「いよぉ、俺は七つの海を渡る魚のキャラハンだ。あんた、見ない顔だな。新入りか?」
あずさ「ああ、ウルゴス・ビアードに来るのは初めて。美しいソードコーストが一望でき、繁華街バルダーズ・ゲートからも近い所ね」
キャラハン「上品な口をきくんじゃねえよ。ビアードは、ロバのケツのように綺麗で、腐った魚のようないい匂いがするんだ。ようこそ。ノミも、あんた達を歓迎してるよ」
よくもまあそんな皮肉めいた比喩表現が次々に出てきますね。
とはいえ、彼の物言いからは悪意を感じませんし、さしたる不快感もありません。となれば、これも一種の芸と言えるのかもしれません。
あずさ「ありがとう、親切な方」
キャラハン「気にするな。何か困ってるみてえだな。手を貸そうか?」
あずさ「ああ、ウォーターディープのメンダスを知ってる?」
何故かメンダスさんについて聞くと言う選択肢が用意されていた!
キャラハン「メンダスか?変な野郎だよ。いつも尖ってて、世間話の一つもできやしねえ」
尖ってる・・・それは商人協会に対して、やたらと攻撃的な物言いをする事についていっているのでしょうか。それとも、商人協会以外に対してもあんな感じなの?だとしたら、相当ヤバい人ってことになっちゃうけど。
あずさ「彼を知ってるみたいね。そいつはどういう奴かな」
キャラハン「ああ、奴の事は、奴が初めてビアードに来た時から知ってるよ。金をくれれば、もうちょっと思い出すかもしれねえな」
この話の流れで情報提供料を要求してくるの!?
あずさ「わかったわ・・・20ゴールドでどう?」
キャラハン「ああ、いいだろう」
あずさ「では話して頂戴」
キャラハン「メンダスは、前の季節にビアードにやって来たんだ。そして、スヴェンソンの屋敷を買ったらしい。ウォーターディープから来たんだとか言ってた。本当かどうかは知らねえよ。大きな街から来た奴は、俺みてえに、標準語を喋るからな」
どうやらメンダスさんが片言だったのは、ちゃんとした演出だったみたいですね。つまり、メンダスさんの翻訳を担当した人は、非常に良い仕事をしていたということになります。
あずさ「『俺みたいに』って言いたいの?」
この私の返しは、「あなたも全然標準語を喋っていませんよ?」という皮肉なのでしょうか。ちょっとやりとりがハイレベルすぎます。
キャラハン「メンダスがどこから来たかは知らねえが、俺達とはあまり話さねんだ。いつも家に閉じこもってんだ。奴は毎月、2、3日程どこかにでかけるみたいだって事ぐらいしか知らねえな。わりぃな」
それだけ!?よくその程度の情報量でお金をとろうと思いましたね。こんなのただの世間話じゃないですか。
あずさ「すっごく血だらけの仕事だね。お前には感謝するわ。魚がお前のおいしい餌に飛びつきますように」
色々と腑に落ちないところはありますけど、最後は私もキャラハン流(皮肉めいた物言い)で締めてみることにしました。
キャラハン「若者だったら、そのぐらいやりな。じゃ、元気でな」
終わってみれば、20ゴールドでメンダスさんとの会話を担当していた翻訳者さんの名誉が回復しただけでしたね・・・
何はともあれ、これでようやくウルゴス・ビアードの調査も終了です。
ちなみに北西にみえる灯台は長らく放置されていた関係で、瓦礫の山と化していました(中には入れない)。
では、先延ばしにさせてもらっていたシャンダラーさんの依頼にでも取り掛かりましょう!
シャンダラー「もう仕事の準備はできたか?私のクロークは割とすぐに見つかるはずだ」
あずさ「いいわ。すぐに行きましょう」
シャンダラー「では、行ってもらおう。私のクロークを見つけたら、最初に到着した場所に戻るがいい。そうすればこのワードストーンが効果を発揮してお前を解放・・・ああ・・・お前を連れて帰るだろう。さあ、行け」
こうして私達は、シャンダラーさんの魔法によって、流氷によって閉ざされた北方の島へと飛ばされました。
私達をこの島に飛ばす直前、シャンダラーさんが悪い感じの事を言ってましたね。シャンダラーさんのクロークを発見し、ウルゴス・ビアードへと戻った際、ひょっとするとシャンダラーさんと一戦交えることになっちゃうやもしれませんね。
あっ、ホッキョクグマがいますよ。
ホッキョクグマは北極にいるからこそホッキョクグマ足り得るのです。つまり、ここは北極ということになりますね。
ちなみにここ・・・この島以外には何もありません。
島自体もとても小さく、ホッキョクグマが1頭いた他には、洞窟の入口が1つあるだけです。
洞窟の中はそこそこ広いので、まあまあ歩きやすそうですね。
ただ、幾ら道幅が広くて歩きやすかったとしても、そこに罠があったら台無しなのですよ。よって、如何なる状況であったとしても、結局はイモエンさんに先行してもらわなければならないのですけどね。
でもまあ、洞窟に入って早々、名のある誰かが呪文を使用した形跡(ログ)が漂って来ちゃいましたし、この洞窟を本格的に探索するのは次回からということにしましょうか。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。