タナッリ、つまりはナバッス:Baldur’s Gate#184

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
ウルゴス・ビアードの調査が終わったら、シャンダラーさんからの依頼に応じる前に、デューラッグ・タワー・ツアーに参加してみるのも悪くないかもしれないと思った伊達あずさです。

別世界線での出来事とはいえ、ツアーガイドのイケさんをデーモンナイトの手先と疑ってしまいましたし、お詫びとして60ゴールド支払うというのも悪くないかと思いまして。
それに、私達がデーモンナイトを誅殺したことで、デューラッグの塔の危険性も大分低くなりましたしね!

タナッリ、つまりはナバッス:Baldur's Gate#184_挿絵1
ウルゴス・ビアードの屋外にいた人達には声をかけ終えたと思うので、今日からは屋内調査となります。
では早速、この施錠済みのお宅から突撃訪問!

タナッリ、つまりはナバッス:Baldur's Gate#184_挿絵2
おじゃましま~す・・・って、誰も居ませんね。
それにしても、ここ(赤丸の部分)・・・何か変ですよね。ここだけコンクリート面むき出しの挙句、謎の手すりによって三方が囲まれています。
室内をよ~く調べてみましたけど、別に隠し階段があるというわけでもなさそう。昔は地下があったけど、使わなくなったからコンクリートで埋めちゃったみたいな感じ?でもそれなら、手すりも撤去しようよ!

タナッリ、つまりはナバッス:Baldur's Gate#184_挿絵3
じゃ~次はこちらの施錠済みお宅へ電撃訪問!

タナッリ、つまりはナバッス:Baldur's Gate#184_挿絵4
あっ、こちらには人が居ます。

平民「バルダーズ・ゲートで後少し羊を売ったら主人が私をデューラッグ・タワーへのツアーに連れて行ってくれるって言ってたわ。本当に楽しみ。もしあなたも興味があったら波止場にいるフェンラスに話を聞いた方がいいわよ。彼はもうツアーに参加したみたいだから」

また、デューラッグ・タワー・ツアーの話ですか。
あんな危ないだけで何もない塔に行くぐらいなら、カーニバルにでも行った方がましだと思うのですけどね。
ほんと、何もありませんよ?特にお宝の類は。

タナッリ、つまりはナバッス:Baldur's Gate#184_挿絵5
お次はこちら。
中は宿屋のようなので、ここは私が!

タナッリ、つまりはナバッス:Baldur's Gate#184_挿絵6
中に入るなり、ドワーフらしき人が声をかけてきました。
まさかこの期に及んで暗殺者!?

ハーガン・ストーンブレード「貴方達は大した英雄だな!冒険の話があるのだ!私はサイタデルアドバールに住んでいるハーガン・ストーンブレードだ」

あずさ「よろしく!何の冒険のこと?」

ハーガン・ストーンブレード「本当に素晴らしい冒険だった。デューラッグ・タワーの事を聞いた事があるのでは?」

あずさ「聞いたことあるわ。ここの南東にある幽霊塔のことでしょう?」

聞いたことがあるもなにも、今さっき攻略してきたばかりなのですけどね。

ハーガン・ストーンブレード「私のおじいさんの友の亡霊に憑りつかれていたらしい。彼は正気を失ったんだ」

あれ?もしかして、ハーガンさんのおじいさんってデューラッグさんの氏族でした?

ハーガン・ストーンブレード「デューラッグ・トロールキラーは有名なドワーフの英雄なのだ。片腕で何匹ものドラゴンを倒す事ができたと言われている。私のおじいさんはそのデューラッグの友達だった。何百年も昔の話だが、私のおじいさんが殺されてしまうまでは二人で冒険をしていたのだ」

まさかとは思いますけど、グラエルさんの孫だなんてことはないですよね・・・

あずさ「続けて」

ハーガン・ストーンブレード「私のおじいさんは悪魔に殺されてしまったがデューラッグは生き延びた。そして私のおじいさんのダガーは彼の手に渡った。私の母親のもとに届けられる事になっていたが彼は裏切られてしまった。本当に悲しい話だ。彼がタワーを建てた後、デューラッグの家族はドッペルゲンガーに体を乗っ取られてしまったのだ。彼は乗っ取られてしまった家族を殺さざるを得ずそして彼は正気を失ってしまった。その後彼はタワーを罠で防御して私のおじいさんのダガーの事を完全に忘れ去ってしまったのだ」

やっぱりハーガンさんって、グラエルさんのお孫さんなんじゃ・・・

ハーガン・ストーンブレード「若い時その話を聞いて自分でダガーを取り戻そうとした事があったが、デューラッグの作った罠に阻まれてしまった事がある。私の生得権でもある私のおじいさんのダガーを取り戻すためにあなたを雇いたいと思っている。タワーはいままでにある程度冒険者達によって攻略されている。ダガーの刃は削り落とされていると思うのだが、あなたはどう思うだろうか?」

生得権とかあまり触れる機会の無い言葉が飛び出してきましたね。
ちなみに生得権(birthright)というのは生まれ持っての権利みたいな意味になります。要するに自分に相続権のある形見のダガーだとでも言いたいのでしょう。ただ、個人的には生得権だなんて仰々しい言葉を使うまでもない気がしますけどね・・・話の内容的に。

あずさ「できれば、ダガーを探してやるわ」

ハーガン・ストーンブレード「それではあなたの幸運を祈っています。お帰りをここでお待ちしています」

多分、ハーガンさんがいっているダガーって、いつの間にか私のインベントリから消えてしまっていたソウルテイカー・ダガーのことなんじゃないかな。それっぽいダガーなんて、それくらいしかなかったもん。

ハーガン・ストーンブレード「何かまずい事が起きたのだろう?」

あずさ「ダガーは取り返したんだけど、どっかの宗教狂いのヤツが盗んでった。何故だかわからないわ」

ハーガン・ストーンブレード「私が恐れていた通りだ。聞け、もうあまり時間はない。ダガーを盗んだのは私の祖父を殺した悪魔を自由の身にした連中だ。私の祖父はタナッリ、つまりナバッスに殺されたのだ。あなたからダガーを盗んだのは、この悪魔を崇拝するカルトの一員だろう。その昔、私の祖父がデューラッグと一緒に冒険していた時、タナッリと戦う事になったんだ。そして私の祖父とデューラッグはこの悪魔を倒す事ができたのだが、祖父はこのとき致命的な傷を負ってしまったそうだ。そして二人はこの悪魔をダガーの中に封印した。その後、私の父がこのダガーを破壊してその中に入っている悪魔を滅ぼす方法を見付けたのだが、デューラッグがそのダガーを私達の氏族に送り届ける前に、彼に何か不運な事が起きてしまったのだ。カルトを見つけ出してダガーを取り戻して欲しい。最悪の場合、悪魔と戦闘になるかもしれない。もしカルトの連中が悪魔を自由の身にするつもりなら、私達の土地が荒らされる前に殺しておかなくては。早く!ダガーを手に入れてくれ!」

ハーガンさんの話にでてきた”タナッリ”と”ナバッス”の関係性がいまいちよくわかりませんね。
デューラッグの塔の地下にいたグラエルさんは自分が戦った邪悪な敵のことを「げに恐ろしいタナッリなのだ」と表現していたのですよね。
この文脈から察するに、タナッリというのは固有名詞ではなさそうな感じがするのです。
つまり、タナッリと言うのは種族名、あるいは”悪魔”のような邪悪な存在を表す代名詞なのかもしれません。
とすると、ナバッスというのが固有名詞なのでしょうか。そうでなければ、わざわざ言い直す必要もありませんものね。
全く、いちいち文章が難解だなぁ・・・

それはそうと、話が急に大事になってきちゃいましたね。
っていうか、そんなに大事ならハーガンさんも一緒に探そうよ・・・と、思いつつ今日はここまで。

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