家で見つかった大量のフロッピーから技術の進歩を実感する

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皆さんこんにちは。
幼少の頃からマイコンピュータを与えられていたパソコンエリート伊達あずさです。
・・・まあ、持っていただけで残念ながら全然コンピュータには詳しくないんですけどね!!

そんな私の実家にはPC9801やらPC9821やらとても古いパソコンが沢山あるわけなのですが、この間、帰省した際、段ボールの中に綺麗に詰め込まれた中身に見覚えのない大量のフロッピーディスクを発見したのです。

フロッピーディスク・・・ひょっとするとご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、昔はこのフロッピーディスクなるものがデータ保存の主な媒体だったのですよね。
ちなみに段ボールの中から見つかったフロッピーディスクは、3.5インチの他に5.25インチのものまで・・・5.25インチのフロッピーディスクになるともっと多くの人が見たことないかもしれませんね。

そんな遺物を目の当たりにし、中身を整理してハードディスクの中にしまいなおしている内にふとあることに気づいたのです。
段ボール一杯にぎっしりと詰め込まれたフロッピーディスクをハードディスクに全てコピーしたとしても、何とたったの数百MB程度にしかならないのです。というのもフロッピーディスク1枚の容量は1.23MB程度しかないのです。(物によっては1.44MBの場合もあるんですけどね~)
今や手のひらに収まる小さなUSBメモリーが1TBぐらいの容量を持っている時代です。段ボール一杯が余裕でこんな小さな物の中に・・・これはもう技術の進歩を感じざるを得ません!!

でも、そうなってきちゃうと、具体的に一体どれくらい技術が進歩したのか計算してみたくなっちゃいますよね~というわけで、ちょっと計算してみましょう!
折角ですから、ちょっと高級品になっちゃいますが1TBのUSBメモリの中身をフロッピーディスク(3.5インチ)で換算した場合にどれくらいの量になるのかで考えてみることにします。

この国産フロッピーディスクのデータ容量は1.23MBです。そして、1TBはMBに換算すると1×1024×1024=1048576MBになります。
なので、1TBのデータを全てフロッピーディスクに入れると1048576 / 1.23 ≒ 852501枚必要ということになりますね。
次に3.5インチフロッピーの物理サイズですが・・・家にあったフロッピーディスク本体を定規で測ると大体・・・90mm(横)×94mm(縦)×3mm(厚さ)ぐらいですかね~

では、この大量のフロッピーを部屋に敷き詰めてみるとしましょう。敷き詰める部屋は・・・そうですね、8畳ぐらいの部屋としましょうか。
畳一枚の面積は910mm×1820mm=1656200mm2です。対してフロッピーディスクの面積は90mm×94mm=8460mm2ですから、8畳の部屋であれば敷き詰め方にもよりますが理論上では最大1566枚ぐらい並べられそうです。
852501枚のフロッピーを8畳の部屋一杯に1566枚ずつ敷き詰めるとすると、545層は積み重ねなければなりません。これにフロッピーの厚さ3mmをかけると1635mm・・・つまり1.7m近い高さとなるわけです。

8畳の部屋ぎっしりに敷き詰められたフロッピーが1.7mの高さまである・・・こうやって想像するととんでもないですね。
昔であれば、これだけの量に相当するデータが今では手のひらサイズに収まるわけですからね・・・普段はあまり気にもしていませんでしたが、こうやって考えると日々の技術進歩と言うのは末恐ろしいものがあるなぁ~と改めて実感した私なのでした。

特にオチ無しです!!

家で見つかった大量のフロッピーから技術の進歩を実感する_挿絵1

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家で見つかった大量のフロッピーから技術の進歩を実感する」への2件のフィードバック

  1. オーヤナーギ

    40年くらいまえに自宅にあったパソコンは
    フロッピーディスクもあるのですが、カセットテープでゲームロードしてました。ちょっとしたゴルフゲームでも
    ゲームをするまで30分以上時間かかったきがします。

    返信

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