音楽の父バッハもケチ&倹約大好きだった…

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こんにちは!蘭丸です。

バッハと言えば、音楽の父と呼ばれているあの厳めしい顔をした肖像画のバッハさんを思い起こす人がほとんどだと思いますが、実はクラシック音楽の世界に「バッハ」さんはたくさんいます。数十人単位で!
もしかして、ドイツでは「バッハ」って、デンマークでいうところの「アンデルセン」並みにありふれた苗字だったのか!?という可能性もありますが実は違います。そのバッハは「バッハ一族」と呼ばれていて、つまりはその家系の人達なのです。バッハ一族は、音楽の才能を持った一族で、次々に有名人を輩出していったというわけなんですね!いいなぁー、エリート。…ミスタープロスペクター系みたいな…?(・_・;)

音楽の父と呼ばれているバッハは「ヨハン・セバスティアン・バッハ(J・S・バッハ)」ですね。モンストでは対光源氏戦で便利です。
バッハは生きているうちから超一流音楽家だった人ですが、とにかくお金に細かい性格だったことが伝わっています。人が死ぬとオルガンの演奏者としてお葬式に呼ばれるので、「葬式が減ると収入が減って困る」と言って憚らなかったようです!病院をうろついたら怒られそう。作曲で使う五線譜も、余白が足りなくなってきてもなんとかぎゅうぎゅう詰めに書ききる性格だったようで、バッハの書いた楽譜の原本を解読する人は大変だったんじゃないかと思います…(;´Д`)
このケチっぷり、東照大権現の家康さんを彷彿とさせるような…。偉い人はケチであるべきなのですかね?

でもバッハさんがお金にうるさかったのは、家康さんとは理由が違っていたかもしれません。家康さんは幼い頃、人質として、服従していた今川家に送られたり、自分自身怖い思いをしながら大きくなっていった人物なので、備えに対して敏感だったのかもしれませんが(今川家の軍師・雪斎から学問を教わったりしてたので、待遇はよかった気がするけど)バッハさんのケチにはもっと切実でリアルタイムな問題が絡んでいました。バッハさんには子供が20人もいたのです!超子だくさん。大名でもないのにちょっと多いよね?!最初の奥さんとの間に7人、次の奥さんとの間に13人子供を作ったのです。一夫多妻でもないのにこれはすごい。大奥なんていらんかったんや!

というわけで、真面目で厳格でケチなバッハさん、ケチは家計のためだったのです(多分)。その証拠に(??)、彼はものすごい親バカだったとも伝わっています。あの顔で意外なり!華麗な音楽一族といえども、その中にはおバカ息子もいたようです。借金をたくさんして、債権者を実家に殺到させた息子もいましたが、その息子のしりぬぐいをちゃんとした上にその後の仕送りもしてあげています。また、長男は音楽家として独り立ちしていましたが、お酒大好きすぎて作曲を引き受けておきながらまともに作業をできず、父の曲を「自分が作った」ということにしてしまうという不祥事を起こしていまいました。その時もバッハは「かわいそうなわしの息子…。この世に酒さえなければ、わしの曲なんて要らなかったのに。酒が悪いんだ!」と長男を庇っています。不祥事を起こして、「エジソン」という姓を金輪際使うな!と言い渡されたエジソンさんちの長男さんとは大違いだ。ここまで愛されている子供たちは幸せだったのかもしれない…。

蘭丸でした!

音楽の父バッハもケチ&倹約大好きだった…_挿絵1

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