浦島太郎さんって何者なん?

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こんにちは!栁澤蘭丸です(´・ω・`)

金太郎のことが気になって浦島太郎の話を書こうと思ってたのに後回しになってしまいました…。
しかし後回しにしてたら、さまぁ~ず×さまぁ~ずで、浦島太郎の話題が出ているのを発見!超興味深い話をしてたのでそのことも混ぜ込んで今日は浦島太郎話したい!あるある言いたいみたいになっちゃったけどとにかく浦島太郎話したい!

浦島太郎のお話も、歌になってますよねー、
昔々浦島(呼び捨て)は、助けた亀に連れられて竜宮城に来てみれば絵にも描けない美しさ!
元祖「絵にも描けない美しさ」でしょうか…。しかし歌のほうは、1番のみがメジャーで、それ以降があるのかどうか(多分あるんだけど)すらよく知られていない…。これじゃ「美しさ」で体言止めしてて、「おおーめちゃくちゃ美しいんだろうなー、しかしだからなんだ?」っていう話になってしまいますね。

絵にも描けない美しさの竜宮城には乙姫というお姫様が君臨しており、タイやヒラメを舞い踊らせて浦島太郎氏を接待してくれます。とっても居心地がいいので、ついつい何日か何十日か居座ってしまった浦島太郎氏でしたが、さすがに地上のことが気になってきます。両親も帰ってこない太郎氏を心配しているハズ。そこで乙姫様に「そろそろ帰りたい」と申し出ます。乙姫様は、「どうしても帰らないとダメ?」とちょっとゴネますが、太郎氏がどうしても帰ると言うと、渋々承諾。お土産に玉手箱を渡して、亀に地上へと送らせます。でも、その玉手箱、お土産なのに「絶対に開けてはいけない」と言われるんですよねぇ。浦島太郎氏が地上に戻ると、自分の村なのに見知った顔がいない…。世にも奇妙な物語案件です!通りがかりの人に、自分のことを知らないかと聞くと、なんと「浦島太郎って人なら何十年も前に行方不明になったって聞いたことある。その人の両親もとっくに故人になってる」という、インパクトのある事実を知ることになる浦島太郎氏!竜宮城では時間がものすごくゆっくりと流れていた模様!竜宮城での数十日が、地上での数十年になっていました。どうしたらいいのか分からない…っていうか何でこんなことに…と悲しむ浦島太郎氏の手には、件の玉手箱。どうしようもない現実に、手掛かりはコレのみ…。というわけで「絶対に開けてはいけない」と言われてはいたものの、開けるしかすることがない状態に追い込まれます。ドラクエだったら「あけますか?」→「いいえ」→「しかし、あけるしかないようだ!あけますか?」って感じでループしてると思われます。結局開けてしまう浦島太郎氏…。玉手箱の中からは煙がもわもわ出てきて、太郎氏を包み込みます。すると若者だった浦島太郎氏の姿が、よぼよぼの老人へと変化します。玉手箱を開けた後の姿が、「正しく時間を過ごした浦島太郎」の姿だったんですね。あれ…そんで…どうなるんですっけ…。

おじいちゃんになってしまった浦島太郎は、絶望して死んでしまいました!なんていうエンドでしたっけ…!?さりとて、おじいちゃんとしてつつがなく暮らしました、という話でもなかったような。全然「めでたしめでたし」で終われそうにないです。じゃあ教訓系か?と考えてみても「開けたらだめって言われたものはあけちゃいけないよ」という教訓話ではないでしょうし。開けても開けなくても浦島太郎は両親に会えず、1人だけ時間の流れから取り残された状態ということに変わりはないので、どちらにせよ悲惨な状況です。いやまぁ、言いつけ通りに玉手箱を開けず、若者として知らない人だらけの村でイチから人生をやり直して、結婚して、幸せに暮らすっていうことも出来なくはないけど。とにかく、何なんだこの話感が漂います。

教訓も何もなく投げっぱなしな童話は、古くから伝わってる話を童話にしましたっていうのが多いのです。浦島太郎もこのタイプのようです。浦島太郎伝説の舞台か?という場所がいろいろあったりします。昔、本当に浦島太郎(のモデルとなった人物?)は海に出て行って竜宮城に行って帰ってきた…という実話が延々と語り継がれて、童話になったという説ですね。海底に竜宮城跡か?!という謎のものが沈んでるところもあるし、浦島太郎ゆかりの神社やら色々なものが日本各地にあります。

また、実は竜宮城とは〇〇を指していて、乙姫様とは△△のことでした!みたいな、何かを暗喩している話だよ説もありますね。さるかに合戦とかも登場人物おかしすぎるし何かの例えっぽいですよね…。浦島太郎もそういう感じと捉えている学者さんもいるみたいです。竜宮城とは、遊郭のことで、浦島太郎は仕事帰りに寄って、乙姫様=遊女とダラダラと時を過ごしてしまった。この場合の浦島太郎は最初お客さんだったはずなのに、いつの間にかヒモ男になってしまったようで…散々世話になったのに浦島太郎は乙姫を捨てて帰ってしまう。故郷では、浦島太郎がダラダラしている間に親が死んでしまっていた。乙姫に持たされた玉手箱を開けた浦島太郎がよぼよぼの老人になって死んでしまうのは、親の死に目にも会えなかったという浦島太郎の後悔と絶望を表している。乙姫は、捨てられたことの復讐として、浦島太郎にそのような爆弾を持たせた。って解釈するみたいな。

ただですね、この「浦島太郎」のお話は、世界中にそっくりな話があるのです。日本創世の神であるイザナギ様とイザナミ様夫婦が、妻の死によって離れ離れになり、夫が無理を通してあの世に会いに行き連れ戻そうとする…という話がギリシャ神話のオルフェウスとエイリュディケ夫婦の話とそっくりだったりしますが、同じような現象が浦島太郎のお話にも起きています。主人公が何かを助ける→お礼にどこかに連れていかれる→そこで暫く過ごす→帰ったらめっちゃ時間経ってた!というストーリー。ケルト神話、フランスの昔話、中国の小説など。「浦島太郎」の直接のモデルになったのは、中国の話だと言われています。日本発祥の例え話というわけではなさそう…。
世界中に同じストーリーの話がたくさんあるというのは不思議ですよね。人間はどこに住んでいようと人種が違おうと文化が違おうと、同じようなことを考えるということなのかもしれません。もしどこかで発祥した「元祖」の浦島太郎系のお話が、世界中に伝わっていったのだとすると、それもやっぱりこの話には全人類が共通して何か感じるものがある話っていうことですよね。壮大でござる。

…でも、正直私には、感じるものは何もない!!タイムスリップするところまではよかったけど、最後に玉手箱を開けて主人公が死ぬのは「何だこの鬱エンド」って思ってしまうでしょう…。私にはお話を伝えていく能力はないようなので吟遊詩人にはなれなそうです…。

そうそう。さまぁ~ずは、浦島太郎の物語で、タイやヒラメが舞い踊ってる時に浦島太郎が食べてる御馳走って刺身だよね…って話してました。確かに。竜宮城での御馳走は、お刺身以外にイメージ浮かびません。ってことはタイやヒラメは、仲間を食べられている目の前で踊りを踊らされていることに。乙姫様は竜宮城の恐ろしい主だったってことになりますね…。さまぁ~ずは、タイやヒラメ達は、食べられる危険もあるけれど乙姫に守られることによって繁栄しているのではと推測していました。つまりは人間と家畜の関係と同じなのですね。なんか怖い話になってしまった!!竜宮城の元ネタは桃源郷のはずなのに、全然そういう雰囲気じゃない!ディストピってる!!これは日本人が、海といえば海鮮、御馳走といえばお刺身!っていう思考回路だからですね…。水族館に行って魚が美味しそうに見えるなんてクレイジーだと海外の人は思うそうですしおすし。日本でだけ妙な感じになってしまいましたが、中国では舞台は桃源郷で、御馳走は桃源郷の住人ではないはずなので大丈夫!(なにが)

結局投げっぱなしな感じですが栁澤でした、ではでは!

浦島太郎さんって何者なん?_挿絵1
「御伽草子」の浦島太郎は、いじめられてた亀を助けてはおらず、漁に出た時に偶然亀を釣り上げております。そして、亀に対して、命を助けてやるから何かくれ、と蘭丸も真っ青な要求をしておりますよ。この手口は蘭丸のやり方にそっくりだと伊達さんが申しております。いじけないであげるからおやつをくれ、みたいな。平たく言うと脅しですね脅し。いやですねぇ…(´・ω・`)

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