【ハンムラビ法典】目には目を、歯には歯を…本来の意味

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こんにちは、栁澤です!みなさんは、こんなセリフを映画やらドラマで聴いたことはないでしょうか。「目には目を、歯には歯をだ!やってやるー!」みたいな。この「目には目を、歯には歯を」という言葉は、古代メソポタミアのバビロニアの王、その名もハンムラビ王が作ったとされる法典の中に出てくる言葉です(紀元前18世紀頃)。当然テストにも出てくるので、皆さん覚えていますよね。

現代では、「目には目を、歯には歯を」と言った場合「しっかり復讐してやる!」というような意味で使われることが多いのですが、実は本来は真逆の意味だったって、ご存知でしょうか?

つまり…「人の目を奪った者に、目を奪う以上の刑罰は与えちゃいけない」「人の歯を折った者に、その者の歯を折る以上の刑罰を与えちゃいけない」というのが、本来の意味。過剰な復讐を防止するための条文なのです。ただし古代シュメールには身分差がありましたので、身分が異なる場合は下の身分の人の刑罰はちょっと重めになるようです。

ハンムラビ法典は、上記の「目には目を以下略」の言葉が有名なため、現代で言う刑法っぽいイメージがありますが、刑罰を定めるための法典ではなくて、憲法っぽい部分、民法っぽい部分もあります。財産の保障であったり、人の公平を説いたりしているあたりは憲法っぽさがありますよね。古代バビロニアでは人種差別らしきものはなかったみたいです。少なくとも、法典上で人種による差を付ける記述はないのです。そして、男女の間も女性の権利を認めている部分が多く、さらに社会的弱者(孤児や、寡婦…いわゆる、夫と死別または離別した女性)を救済するという文章もあります。相当、意識高い系文明!いや意識高い文明ですよね、メソポタミア文明!

メソポタミアは今はイスラム圏で、女性の権利はあまり声高に叫ばれない文化になっていますが、古代なのにすでに社会保障にまで目を配る良い王様がいたわけですねぇ。だけどまあ、実際の為政とはちょっと違っていたかもと言う説もありますが。

ちなみにですが…バビロニアの別名をカルデアというんですよね。Fate/GOには「カルデア」という機関があり、今古代バビロニア編の配信をまさに待ってるところなんですが、命名に関係はあるのかな?

栁澤でしたー!

【ハンムラビ法典】目には目を、歯には歯を…本来の意味_挿絵1

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