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皆さんこんにちは。
最近とある悩みを抱えだしている伊達あずさです。
さて、私が最近悩んでいることというのは、インターネットの回線速度についてです。
以前、無線ルーターの通信速度を理論値で表記するのは不親切だと思う!という記事の中で、「4Gで繋ぐより、WiFiで繋いだほうが遅いよ」と蘭丸さんに言われ、ルーターを新しいものに買い替えたというお話をしたのですが、どうやらこれはルーターのせいだけではなかったようなのです。
ルーターを買い替えたことで、回線速度を測定してみると60Mbpsぐらいはでるようになってました。(調子が良いと80Mbpsとかまで出たりします)
まあ・・・理論値からは程遠いかもしれませんが、それだけ出ていれば問題はないはず。
と、安心していたのですが、ネット回線速度に敏感な蘭丸さんにはあまりその違いが実感できていなかったみたいなのです。
とはいえ、私は計測した定量的な数字でルーター買い替えによる改善を実感しているわけですから、蘭丸さんの気のせいでしょ~
と思っていたんです。
が!最近Minecraftをするようになって気付かされたことがあるのです。
「夜(9時~10時)になるとMinecraftがプレイ不能になるくらいのラグが発生する!」
最初は私のPC環境が悪いのかと思っていました。
ですが、FPS値は問題ない数字が出ているのに、チェストを開けるとか、インベントリの中を確認するというサーバーからの応答に依存する行為において物凄いラグが生じているようなのです。
実際回線速度を測ってみると・・・「1Mbps未満」の数字が出ています。
日中であれば確かに「60Mbps」以上の速度がでているんです。
それが、夜になると途端にその速度が落ち込み1Mbps未満、つまりKbpsの通信速度まで落ち込んでしまうんです。
実際、この現象が起こった際のラグはそれはもう酷いものです。
自分がその回線速度の遅さを実感したことで、改めて考えてみると・・・
蘭丸さんがインターネット回線速度を求める時間帯は昼の12時、夜7時と10時の計3回の時間帯です。
蘭丸さんが特に重要という10時の時に回線速度が落ちてしまっているのでは、確かに速度改善を実感できなくても仕方がないことです。
しかし、幾ら皆さんがネットを始める時間帯だからとはいえ、ここまで遅くなるなんて幾らなんでもおかしいんじゃ・・・
と、他にも同じような現象で悩んでいる人が居ないかどうか調べてみたところ気になる記事を見つけました。
いや、見つけたというか、ものすごい量の同じ内容の記事が・・・
見つかった沢山の記事というのは「OCNをプロバイダとして使っていると夜(9時~1時)の回線速度が物凄く遅くなる」というものでした。
私、確かにOCNと契約してます。
しかも、回線速度が遅くなる時間帯や落ち込む度合いからみても、同一の症状です。
特に落ち込みが酷いと言われている地域的にも一致・・・
え~OCNさんのせいなの!?
OCNさんとのお付き合いはそれはもう長いものです。
社会人となって初めて自分で契約したプロバイダがOCNさんです。
思えばそれからずっと、引っ越しを挟んですらOCNさんとのお付き合いでした。
やっぱりNTT系列であるOCNさんには絶対の安心感があったのですよね。
それがまさかのこの事態!
契約当時の半学生だった私には大手というのは安心の塊だったわけですが、社会人を経た今の私からすると、大手っていうのは逆に安心できない要素の1つかもしれないなと思うようになりました。
一般的に大手だと安心!という理由は「補償」の面でしょう。
物凄く高額な買い物をした際、商品に不備があった場合にどう対処してくれるか。
確かに、この点では大手の方が安心かもしれませんね。
ですが、プロバイダ契約の様に少額契約の場合はどうなのでしょうか?
会社というのは基本的に損失が出ていなければ対処の優先順位は下がっていくものです。
まして、大手の会社ともなれば、何をするにしても処理が大変。
何か1つ些細なことを変えようにも身動きが取りづらいものです。
さらに、大手というのはブランド力があります。
つまり、大多数に支持されているであろう大手ということで、心理学的な(バンドワゴン効果)が発生し、それだけで集客力を持ってしまうのですよね(実際私もそうでしたし・・・)
さらに資金力がある大手企業は広報力も凄まじいです。
CMやら、駅の広告等さまざまな場所でさり気なく見かけてしまうことによる単純接触効果によってますます、集客力は上がるでしょう。
こうした集客力による顧客数の増加というのは、消費者からみて果たして良いことなのでしょうか?
大手という看板は、商品の質とは無関係に集客してしまう可能性があります。
とは言え、当然、大手企業も商品の質をむざむざ下げようとするわけがありません。
ですが、「顧客数の低下が目に見えて顕著ではない場合、改善の優先順位が下がる」という可能性は捨て切れませんよね?
まして大手企業は資金力という意味からもかなりの体力があります。
多少、顧客数が低下したとしても、急に経営難になるなんていうことはありません。
そうなると・・・商品の質向上という間接的な顧客増加施策より、宣伝費を上げることによる直接的な顧客増加施策に資金を投じたくなってしまいますよね。(響きだけは良い攻めの戦略)
そして、実際それで上手く行っている(少なくても短期的には)からこその現状なのだと思います。
会社がわざわざ損することをするわけがないのです。
だから大手企業のやり方は企業として正しい!・・・のかもしれませんが、消費者として商品の質が悪い状態というのは良い環境とは言えません。
じゃあ、企業に商品の質に対する文句を言いましょう!クレームを出しましょう!
と、思っても大手企業の場合、こういったケースに対するクレーム処理のノウハウも充実しています。
さらに、1度でもクレームに対して賠償対応をしてしまうと、顧客数の多さが仇になり、他の顧客に対しても同様の対応を求められた場合、半端な額ではなくなってしまいます。
抱える顧客が多いというのは、問題が起こった際には両刃の剣となるわけですから、些細なクレームに対しても毅然とした(必死の)対応をされるでしょうね。
なので、個人が必死に戦ったとしても報われなさそう・・・
あれ?大手を選ぶことって実はデメリットしかないんじゃ・・・
逆に考えて・・・
マイナー企業と契約して、その企業が債務不履行を起こす事態になってしまったとしても、少額契約であれば自分が失う金額は大したものではありません。
インターネットのプロバイダ契約だった場合は、他に変えてしまえばいいだけのことです。
逆に、もしかすると抱えている顧客数が少ない分、大手より時間をかけて融通の効いた対応をしてくれるかもしれません。(多少返金してくれたりとか?)
特に、商品の質が不透明(理論値とか実効値とかね・・・)なこの業界の場合はどうせ契約してみないとわからない場合が多いわけですから、大手から選んでいくより、少しマイナーなところから選んでいって、最後の最後、どこにも満足できなかった場合の最終手段が大手・・・という選び方のほうが、実は損失も少なく、最良な商品と出会える可能性が高いのかもしれません。
さすがにぽっとでたマイナー企業を率先して選べ!とは言いませんが、ある程度の年数を経た企業であれば、マイナー企業の方が商品の質が良い可能性は高いのかもしれませんね。
と・・・ここまで、書いてきましたが、今回の速度低下の原因がOCNさんのせい!という確実な証拠があるわけではないです。
でも、大手だからという理由だけでOCNさんと契約するのは止めて、他のプロバイダとの契約も考えようかなぁ・・・とは思う私でした。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。