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皆さんこんにちは!
アクションゲームが長引くとネタに困ってしまう伊達あずさです。
という訳で、今回はロールプレイングゲーム!しかも、メジャータイトルに挑んじゃいますよ~
それは・・・「ファイナルファンタジー」です!
これはもう、説明の必要がないくらいメジャーですね。
ドラゴンクエストと双璧を成す、ジャパニーズRPGの超有名タイトルです。
ちなみにこんな感じで、ゲーム中でもストーリーの背景がざっくり7行で説明されていますよ。
しかし、こうやって良く見てみると結構な勇者ストーリーですね。
現段階では、どうして世界が暗黒に包まれたのかも良く分かりませんし、4人の光の戦士というのが何者なのかも全く分かりません。
しかも、既に長い冒険が完了済みだそうで、どうしてまたこの地にやってきたのか、はたまた何処からやってきたのかすら分かりません。
更に、突如クリスタルを握っているという意味深な情報まで盛り込んできました。
こうして大人になってプレイした時に初めて気づく設定って結構沢山あるんですよね。
幼い頃はゲームを進めることだけに夢中で、全然テキストを読んでないのですよねこれが・・・
というわけで、今回はこの辺の謎についても、ちゃんと解き明かしていきたいと思います。
しかも・・・あれですね。
「風は止み、海(水)は荒れ、大地(土)は腐っている」のに、火だけはなんともないんですね。
私の記憶が確かであれば、クリスタルって火・水・風・土の4種類だったと思ったんですが、今の所、火だけは何の異常も感じていないみたいです。
他のクリスタル系ゲーム(スクウェア産)では、「火の異常=火山の爆発」か、なんかで描かれていた様な気がしたのですが、この時は単にまだ思いついていなかったのかな?
・・・と、思ったら、説明書には「長い間眠っていた火山が狂ったように吠え、火を吹き上げた」との記載があるみたいですね。
ゲームテキストでは何故か省略されちゃったんですね。
まずはキャラクター作成からです。
4人の光の戦士ということで、最初から4人パーティみたいですね。
というわけで、こんな感じになりました!
1人目、戦士ぽっぽ
2人目、モンクとの
3人目、白魔術師あずさ
4人目、黒魔術師蘭丸
う~ん・・・ウルティマの時もそうでしたが、性別が指定できないため、どうしても性別ありきでジョブを決定しなければならなくなっちゃいますね。
まあ、黒魔術師は見た目的に性別不明なので、蘭丸さんにはこれで我慢して貰うこととしましょう。
無駄に攻撃的な蘭丸さんが癒し系職業というのはどうもしっくり来ないので仕方ありませんね。
4人のキャラクターのジョブと名前を決定すると、いきなり街の前に放り出されました。
ジャパニーズRPGとしては、結構斬新な始まり方ですよねこれって。
普通、最初は何かしら簡単なイベントがあってから始まるものですが、いきなり自由ですよ!
しかし、あれですね・・・ファミコンのロールプレイングゲームのマップといえば、ドラゴンクエストの様にマス目調のマップチップで構成されているものが多い気がしていましたが、ファイナルファンタジーは海岸線とか、森の境界線とか斜めが多様されているんですよね。
当時はそういった所にも、子供ながらに感心していたものです。
折角自由を与えてくれたわけですから、街へは行かず、まずは戦闘を行ってみましょう。
幸いにして、先制攻撃のチャンスが得られました。
ファイナルファンタジー1だけは、何故か敵と味方のフィールドに仕切りがあるんですよね。(確か後のシリーズには無い)
何故、仕切りを入れたのでしょうね~何か当時は技術的な問題でもあったのでしょうか。気になる~
とりあえず、全員で右上のゴブリンに攻撃を仕掛けてみました。
流石戦士のぽっぽは強いですね~2桁ダメージでゴブリンを葬り去ってしまいました。
ぽっぽがターゲットのゴブリンを既に倒しているにも関わらず、死体にムチを打つ他のパーティメンバー達・・・
そうでした・・・初期のファイナルファンタジーって、敵が死んでもターゲットを自動変更してくれない仕様なのでした。
確か、3になるまでは死体にムチ打つシステムを踏襲しているのですよね。
よって、敵の残りHPを考えた攻撃の振り分けが重要になってきちゃうのです。
戦闘を何度も繰り返すことが前提となっているロールプレイングゲームでは、この仕様って結構面倒くさいのですよね・・・
というわけで、ぽっぽと残りのメンバーで攻撃を分散させて戦ったのですが・・・何かモンクのとの弱くないですか・・・
モンクって素手攻撃が強そうなイメージがあったのに、2回攻撃しているものの、素手攻撃の戦士ぽっぽとのダメージ差があまりに酷い。
っていうか、ほぼ魔術師達と同様の物理攻撃力しかない・・・何か行く末に不安を感じてきました。
装備無し状態での戦闘は厳しそうだったので、大人しく街に入ることにしました。
どうやらここは、夢の都コーネリアというみたいです。まあ、杜の都仙台みたいなもんですね。
とりあえず所持金も少しはあるみたいですから、武具や道具でも買い揃えつつ、街の人の話を聞いて見ましょうか。
夢の都 コーネリア(宿代30ギル)
- 戦士達よ、クリスタルに祝福を・・・
- 私は踊り子!ウフフっ!!
- 昔私は遥か東の港町プラボカに住んでいました
- お願いです。王女様を助けだしてください!×2
- 王様は預言者ルカーンの言葉通り、光の戦士が現れて拐われた王女を助けだしてくれると信じています
- 預言者ルカーンは三日月を目指すと言ってこの街を出て行った
武器・防具屋
白・黒魔法屋
道具屋
このゲームは施設が多いね!!
とりあえず、ぽっぽにレイピアと鎖帷子、とのにヌンチャクと革鎧、あずさと蘭丸には杖と服を購入しました。
って、私達って今まで服すら着てなかったの!?
後は、魔法屋であずさにケアル、蘭丸にはサンダーを覚えさせることにしました。
しかし・・・消耗品である道具の方が装備品より値段が高いとか、この世界って結構値段設定がおかしいですね。
こんなんじゃ、誰も鍛冶屋になんてなりたがりませんね。
さて、装備の購入も一段落した所で、街の人の話をまとめてみるわけですが・・・
機械的に考えれば、ルカーンという預言者によって予知された光の戦士である私達は、この国の王女を助けださなければならない様です。
しかし・・・自分達が光の戦士かどうかの確証もない現段階で、あっていきなり、「王女を助けて!」と2回も言われるとか、この世界も他力本願度がかなり高い民族性みたいですね。
何か、いつの世界も、勇者的な降って湧いたような勝手な責任が重すぎるんですよね・・・
しかも、勇者なら助けてくれて当たり前みたいなそんな良くない風潮!!
しかも、王様すら「預言通りに光の戦士が現れて、王女を救ってくれると信じてる」とか、もう頭お花畑ですよね!?
こんなサイコな王様に税金払うの嫌だわーーーーー確実にこの王様、「強い人には弱い人」です。
っていうか、それってつまるところ、「光の戦士4人>>>国の総力」ってことですよね?
私なら確実に国家転覆させちゃうわ~~
と、虚しい妄想をしていても仕方がないので、新たに購入した装備品の性能チェックをしてみることにしました。
相変わらず、ぽっぽととのの間には歴然とした差があるものの、魔術師達よりは大分マシになりました。
ゴブリンを一撃で葬り去ることができる人間が2人に増えたことで、この辺りでの戦闘もかなり楽になりましたね~
街で噂の現実逃避王様に会う前に、いつもの様にレベル上げでもしちゃいますかね!!
という訳で、かなりの長い時間をかけてレベル4まで上げてみました。
このゲームね・・・
物凄くレベルが上がりづらい!
私の天敵となりうるゲームですね・・・
レベル4にするだけで、相当時間かかったんですけど!!それはもうかなり長い戦いでしたよ。
しかもさ、攻撃の命中精度が凄い悪い!よって、レベルが上がっても全然戦闘が安定しない!
さらに、ケアル全然回復しないよ!ステータスに知性ってあるけど何の役に立ってるのこれ!?レベルが上がっても回復量がちっとも増えない。
後、魔法がMP方式ではなく、ウィザードリィ方式(魔法レベル毎に使用回数が設定されている)のせいで、低レベルの魔法であろうが使用回数の制限が変わらない!
その上で、回復量すら酷いわけですからね・・・魔法職にどんだけ恨みがあるのですか。
メジャータイトルだからと油断していましたが、どうやらこれはかなりファミコンらしいバランスのゲームみたいです。
ちなみに、魔法は各レベル毎に4種類存在するみたいなのですが、覚えることが出来るのは1人当たり3種類までみたいです。
つまり、必ず1つを切らなければなりません。しかも、一度覚えてしまうと忘れることは出来ない模様。
どうやら結構な理不尽系の難度を持っていそうです。
魔法を購入する際には気をつけなければなりませんね。
ちなみに、Lv1の黒魔法はスリプル、シェイプ、サンダー、Lv1の白魔法はケアル、プロテス、ブリンクを覚えました。
アンデット限定の全体攻撃であるディアも気にはなるんですが、将来のことを考えて、低レベルの魔法はダメージ系より補助系の方が良いかなと考えてのことです。
ちっともレベルが上がらず、つまんなくなって来たので、いい加減お城に行ってみることにしました。
何か結構広そう(情報収集が面倒くさそう)・・・
コーネリア城
- お願いです。王女様を助け出してください
- 王様は光の戦士を探していらっしゃる。ムムッ、もしやそなた達・・・?!
- お妃様は悲しみのあまり部屋に閉じこもったままです
- 私は王妃のジェーン。どうか王女セーラを助けだしてください
- ガーランドは昔良いナイトだったが・・・あんなことさえなければ・・・
- 王女を攫ったガーランドは城の北にあるカオスの神殿に逃げ込んだとの情報が入った・・・
- エーン エーン・・・
城の人達は概ねこんな感じの事を言ってました。
どいつもこいつも、見ず知らずの人をいきなり捕まえて、やれ王女を助けてーとか、光の戦士なんじゃないかとか、言いたい放題ですね。
っていうか、光の戦士なら助けるの当たり前オーラがひしひしと伝わってきます。光の戦士って当人達からしたら「呪い」ですね最早。
「強い人は他人を助けて当たり前」、「他人の善意(サービス)は無料」って、西洋風の世界観に反して、物凄く日本的な発想ですよね・・・
でもって、王様もこの調子です。
何て言うか・・・ここの人達はギブアンドテイクっていう言葉を知らないのでしょうか。
自分の頼みばかり押し付けてきて、こっちの都合も何も考えなしですね。本当に自分のことしか考えてない!!
あ~もう、どこぞの共和国と同じ世界観だよ!!
絶対に4人組を見かける度に、「光の戦士だ~」って言ってるよこの人!!
何の確証もなく、勝手に光の戦士と決め付けた割には、光の戦士用の武器はそう簡単に渡しません。
もう、この国の人は一体何がしたいのやら・・・
何かもう序盤からシステム的にもストーリー的にも辟易してきてしまったStudio POPPO戦士・・・もとい、(多分)光の戦士達。
もう心を無にして素直に北の城に逃げ込んだガーランドをぼこぼこのうりうりに固めて、王女を救い出しますよ。
城を乗っ取り、無力で役立たずな王族の代わりにこの国を支配するという選択肢が出てこない以上、黙って言うとおりにするしかありません。
北にある城らしき場所にやってきました。って、物凄い近いじゃん!!!このぐらい自分達でどうにかしなよ~~
そもそも、自分の国のナイトが裏切って王女を連れ去ったわけですよね?完全に自国内の問題じゃないですか。
何でそんな国内部のいざこざに伝説の戦士とかが必要なの?意味不明なんですけど!!!
頼むだけ頼んでおいて、王様が何一つ寄越さないので、勝手にこの城を物色することにしました。
正面の如何にもガーランドがいそうな場所はとりあえずスルーして、城の四隅から探索します。
左側の上下に3つの宝箱がありました。右側の上下はどちらも神秘の鍵によって封印されているらしく、開けることは出来ませんでした。
宝箱の中身はテント、ポーション、革の帽子といったところです。
ひと通り探索して宝箱を開け尽くした私は、如何にもな中央のスペースへと進みました。
元ナイトと言われていたはずのガーランドは、以前からおどろおどろしい趣味の持ち主だったのか、分かりやすい感じの悪人部屋に住んでいました。
しかし・・・会話ウィンドウが話しかけた相手の頭にかぶるとか、物凄く間抜けなんですけど・・・
もう少しだけウィンドウの高さを減らせば良かったのに・・・
というわけで、問答無用でガーランドと戦闘です。もう少し話のわかる人だったら良かったのに。
何だかんだいって4対1なわけで・・・2ターンであっさり昇天してしまうガーランドさん。哀れ!!
その後、やたらデカイ蝙蝠に行く手を阻まれながら・・・
見ず知らずの王女を救出しました。お礼もあっさりしたもんです。
その後、お城に引き戻され(ワープ)、王座の間に居た王女に話しかけた所、コーネリアの王女に代々伝わるというリュートを手渡されました。
お礼が楽器っていうのも不思議なものですが、代々伝わってきたような物をそう簡単によそ者に上げちゃっていいものなのでしょうか。
そもそも、上げる理由も「きっと、なにかの役に立つでしょう」って・・・ルカーンとかいう預言者より予知能力高いんじゃ!
しかし・・・王女に代々伝わるって・・・王女が生まれない場合はどうしてたんでしょうね。
で、王様からの褒美の品はもっと斬新でした。
何と、北に橋を架けるそうです・・・ゲーム的には物凄く都合がいい褒美ですね・・・
ちなみに、王女を助けると、お城や街の人のセリフもが一部変わってしまっていたので、再び聞き直しました。
もうどうでもいい話はカットの上、話も概略だけにします。
- コーネリア王女に伝わるリュートは悪の扉を打ち砕く
- マトーヤは目が悪いため、水晶の目が無いと何も見えない
外にでると、確かに北に橋が架かってました。
橋を渡ったところで、やっとゲームタイトルです!
そして・・・探求の旅は始まった。
4人の若者は光の戦士として、自らに与えられた使命の大きさと待ち受ける波乱の運命に目眩さえ覚えるのであった。
その意味さえ知らず、4人の若者が持つ4つのクリスタル・・・遥か昔、その中には輝きが宿っていたという。
さあ、旅立つのだ。この世界を覆う暗黒を振り払い、平和の光を再びこの地に・・・
・・・何かもう凄い無茶苦茶な話ですね。
しかし、意味もわからない物(クリスタル)を良くちゃんととっておきましたね。一体誰から貰ったんでしょう。
他のゲームと画期的に異なるのは、自発的に光の戦士としての使命を全うしようとしているところです。
自分達がどこで誰から光の戦士と決められたのかすら謎だし。一体その使命感って何処から出てくるの!?そもそも、私達の出身地って何処なのよ!
光の戦士というのは、「伝説の勇者の子孫なんだからガンバレ!」って言われるより、遥かに納得出来ない制度なのでした。
やっと、タイトル画面をゲットできたので、コーネリアの街まで引き返して宿屋でセーブして終わりにします。
何なんだか始まったばかりだというのに、不満だらけで先が思いやられるなぁ・・・
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ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
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