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皆さんこんにちは。
ドック地区で怪しい建物を発見した伊達あずさです。
単に怪しいというだけなら、それこそ沢山あるわけですが、罠が仕掛けられている扉や床がある場所というのは、かなりの確率で何かあることが多いのです。

玄関の鍵と罠をヨシモさんに解除してもらったので、シー・バウンティ亭と旧メイヴァールのギルドホールの間にあった謎の家の中に突入しようと思います!

入ってすぐのところに3体のミノタウロスが待ち構えていました。1人で入ってきちゃいましたが、この程度であれば問題ありません。

ここから下りられそうです。でも、グループメンバー全員で一緒に下りなきゃダメみたいです。それにしても、この内部構造には物凄く見覚えがありますね・・・

やっぱり。黄金の遺体(パーツ)があるところですね。そして、何かしらのリッチが現れる場所でもあります。
何時ものように覚悟を決めて石櫃の蓋に触れると、厳しい警告と守護のルーンが側面に書かれていたにも関わらず、酷くあっさり開いちゃいました。そして中には予想していた通りの黄金の頭蓋骨が・・・頭蓋骨に触れると、その眼が不気味な光を放ち、話し始めました。
金色の頭蓋骨「ついに!私は目覚めた。私を起こしたのは誰だ?」
あずさ「私はあずさ、冒険者よ」
金色の頭蓋骨「それでは、そなたはついに幸運を探し当てたのだ、あずさ。私はそなたの力を必要としておる。私に仕えてくれたら、想像すら出来ないほどの報酬を授けるぞ!」
あれ、今回は問答無用で戦闘になったりしないみたいですね。しかも、仕事の依頼みたいです。
あずさ「あなたは何なの?どうしたのよ?」
金色の頭蓋骨「私はカンガックス。呪いをかけられておる。私は死んだが死んでいない。残忍な敵の呪いによって、この墓に永遠に捕らわれているのだ!死にも勝る悲運に呪われておる!しかし、呪いを解く事が出来る!そなたの助力があれば、私は再び生きることが出来る。長い間、苦しんできた・・・そなたは私を助けてくれるか?」
ふーむ・・・物凄く被害者ぶっていますけど、恐らくこの人の体の一部と思われるものが封印された石櫃を守っていたリッチが「物凄い犠牲を払って封印した~」みたいなことを言っていたのですよね。良い人が封印されるケースって物凄く少ないからなぁ・・・
あずさ「私に出来る事なら」
でもまあ、カンガックスさんが悪い人だった場合は倒せばいいだけなので、チャンスを上げます!
金色の頭蓋骨「私をこの憂き目に遇わせた敵は、私の肉体を切り裂き、それを別々の場所に置いて、私が体に戻れないようにしたのだ。そなたは私が形ある人間に戻れるように、私の肉体を見つけ出さねばならない」
あずさ「肉体のそれぞれの部分はどこで見つかるの?」
金色の頭蓋骨「近くにあるんだ!この町の、ここと同じような墓にあるはずだ。私には敵のやりそうな事は手に取るようにわかるのだ。私の腕と足と胴体を探してくれ。そなたの労には充分に報いさせてもらう、あずさ。急げ!バラバラになった私の体を見つけて、戻って来い!」
腕と足と胴体・・・もう既に全部見つけてますね。ただ、重いからデアルニス・キープに置いてきちゃったよ!!

片道20時間をかけてデアルニス・キープに戻り、カンガックスさんの腕と足と胴体を持ってきます。

カンガックスさんの腕と足と胴体を持ってドック地区まで戻ってきた途端、急にヨシモさんがアノメンさんと話し始めちゃいました。
ヨシモ「神と王に仕え、旅を続ける西のサムライ・アノメン・・・あんたの冒険談を何か聞かせてほしいネ」
アノメン「して、いかような武勇伝を、お望みなのかな?」
ヨシモ「邪悪なビーストを倒した話ネ、武術の試合の話ネ」
アノメン「そうだな・・・二年前の夏、トルムの従者達がリアタヴィンの武術大会に招かれた。私は一行の隊長に任ぜられ、皆を率いて旅路を急いでいた」
ヨシモ「もちろんネ」
アノメン「道中、一匹のワイヴァーンが我等一行に襲いかかってきたのだ。そやつの爪にかかって一人目の犠牲者が出た途端、鍛錬の成果虚しく、私以外の者は恐れをなして散り散りになってしまった。冷静沈着なこの私なくしては、文字通り血の海になっていたことだろう」
ヨシモ「ソレデ?」
アノメン「私は咄嗟に身を翻して魔物の背中に跳び乗り、背骨ごと槍で串刺しにしてみせたのだ」
ヨシモ「あんたの勇敢な行いがなければ、大変だったネ」
アノメン「なに、隊長として為すべきことをしたまでだ。部下の青二才どもをワイヴァーンに屠られたとなっては、騎士団の名折れもいいところだからな」
ワイヴァーンの背中に乗って、槍で一刺しですか。ファイター/クレリックのアノメンさんは槍を装備できないはずなので、恐らく、ファイター時代のお話なのでしょうね。でも、槍を得意としていながら、何故クレリックになんてなろうと思ったのか・・・鈍器にしておけばよかったのに。でも、アノメンさんのステータスを見る限り、槍の熟練度は取っていないみたいだけど。逃げた味方が落とした武器を拾って刺したのかな?何故、自分の得意武器で攻撃しなかったんでしょう・・・あっ、別に疑っているわけではありませんよ?

アノメンさんの武勇伝が終わったので、カンガックスさんのところに戻ろうと思ったら、誰かに話しかけられました。
物乞い「おい、見つけたぞ!エブロンから金を借りてるだろ!今すぐ返せ!」
エブロンって誰よ・・・聞いた事も無い人からお金なんて借りれるわけないでしょう!
あずさ「あなたから金など借りていない」
物乞い「そうだっけ・・・?とにかく金をくれませんか?全然ないんだ」
あずさ「何故、金が必要なの?」
物乞い「ドラゴンが私の船を攻撃したんだ!いいや、ワイヴァーンかジャイアント・タートルか?タートル・ドラゴンだったのかもしれん。とにかく、そういう事だ!」
普通に物乞いされたのであれば、ちょっとは考えたのですけど、何故、言いがかりをつけられて不快な思いをさせられた挙句に、お金を恵まないといけないの!?
あずさ「失せなさい、物乞い!あなた達にはうんざりなの!」
物乞い「また来るからな!貸した物は必ず回収するぞ!あの船をタダで造ったわけじゃない」
人違いをされているのか、それとも誰に対してもああなのか・・・
金色の頭骸骨「やっと来たな、あずさ!そなたは何を見つけた?」
あずさ「各部分を見つけたわ」
金色の頭骸骨「ついに私の肉体が全て揃った!墓の中に集めてきたパーツを置いてくれ!あの馬鹿どもに私が殺せるものか!」

体のパーツが揃ったことでカンガックスさんが復活しました。ただ、復活の仕方が如何にもリッチです。
カンガックス・ザ・リッチ「愚か者め!死が世界の上に降り注ぎ、カンガックスが全てを踏みにじってやる!だが、心配するな、私の救済者よ。お前は充分な報酬を得られる。私の手で甘美な苦しい死を与えてやろう!」
カンガックスは恩知らずのクズでした。仕方がないので私の手で惨たらしい死を与えてあげましょう。裏切り者には死を!
あ、でも、戦うことになるのであればちょっと時を戻して準備をさせてもらいましょうか。

準備を整えてから皆で取り囲んで袋叩きにしていると、瀕死の重傷を負ったぐらいのタイミングでカンガックスが話しかけてきました。
カンガックス・ザ・リッチ「お前はまだ分かっていない。私は永遠の生を得る為に墓の中で朽ち果てるだけでなく、自由になる為に誰かに滅ぼされなければならないのだ。お前が本当に私を自由にしたから、お前の罪の為に世界は焼き尽くされなければならない。私は自由だ!!!お前は私の本当の力を知る最初の者となるだろう!!!」
う~ん・・・カンガックスの姿が変わった気がしますね。それによって何かが変わったのかもしれませんが、どうせよく分かりません。

相変わらず、色々な防御呪文を使ってきたけど、何か様子がおかしいなと思ったら、ピアースシールドとブリーチをかけて、バーサーカしつつ+4以上の魔化武器で殴っておけば大体のことはどうにかなるものです。
もうちょっと相手の状態(どんな防御呪文がかかっているかとか)が分かりやすければ、最適な対抗手段を選択する努力を試みようと思えるのですけどね・・・まあ、今はごり押せちゃうので適当で!努力は必要最低限にしたいものです。

カンガックスが入っていた石櫃には何もありませんでしたが、彼の遺体からリング・オブ・ガックスなる指輪が出てきました。
リング・オブ・ガックスはACとSTが+2され、マジックレジスタンスも+10%、病気と毒に免疫があり、3秒毎にHPが回復するという夢のような効果の指輪です。しかも、指輪を使えばインヴィジビリティを1日に1度、インプルーブド・ヘイストに至っては1日に3回も使用できるらしいです。凄くない!?
200回記念に良いアイテムが貰えたところで、今日はここまでかな。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。



