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皆さんこんにちは。
どこまで破滅したパラディンと仲良くなるべきか決めあぐねている伊達あずさです。
依頼主のライアンさんは破滅したパラディンのアナーグと同盟を結んで欲しいと言っていましたが、そんなに仲良くする必要ってあるの?
正義正義煩い人は聞こえの良いことしかいわないので、やって欲しいことをはっきりと言わないけど、本来の目的はアナーグとその一味を滅して欲しいってだけなのですよね?だとすれば、何もわざわざ本物の聖杯を持って行く必要はありません。例え、アナーグ本人が見ればすぐにばれてしまうような偽物の聖杯であっても、彼を眼前に引きずり出すことができさえすればそれで充分です。どうせ、会ったら戦うだけなのですから。

とりあえず、ライアンさんに相談してみましょうか。アナーグが求めているという聖杯の価値も私にはよく分かりませんし。
ライアン・トロウル卿「予想以上に早く戻って来たな。何が必要なんだ?」
あずさ「破滅したパラディンは我々の彼らに対する忠誠心の印として、価値のある聖杯を要求しました」
ライアン・トロウル卿「アナーグの聖杯か?お前にそれを与える事は出来ない。何故なら、彼がパラディンの地位を失った時、彼はそれを剥奪されたのだから」
全く持って私達に聖杯を貸し出せない理由の説明にはなっていませんね。
あずさ「この聖杯のどこがそんなに重要なのです?」
っていうか、そもそも聖杯って何なの?
ライアン・トロウル卿「我々の騎士団に新しいパラディンが参加する時、聖杯を授けられる。それは騎士団とそれに仕えるパラディンを結びつける象徴なのだ。アナーグは聖杯を利用して騎士団との結びつきを維持したがっているが、お前が彼の信用を得る為には、それを彼に渡すべきだろう。任務が終わったらお前が返してくれると信じていいか?」
話を聞く限り、パラディンの数だけ存在するような量産型の聖杯みたいですし、私がネコババしたくなるような代物ではなさそうです。
あずさ「最善の結果を得る為に私はやるべき事をやります」
ライアン・トロウル卿「良く分かった、お前に渡そう。ただし、すぐに返さないと、報酬は無しだ。聖杯は騎士団の手中になければならないのだ」
具体的にその”すぐに”ってどれくらいの期間を意味しているの?
そもそも、アナーグ共々破滅したパラディン達を壊滅させなければ報酬は貰えないのに、そこに敢えて「すぐに返さないと、報酬は無しだ」と付け加えたとなると、その”すぐに”という要項を満たせなければ、対象を壊滅させても報酬が得られないという可能性があるってことなのですよね?
だったら、その”すぐに”というのが具体的にどれくらいの期間を示しているのかはっきりさせなよ。壊滅させた後で「すぐにではなかった」などといちゃもんをつけられ、報酬を無しにされたらたまったものではありません。
まあ、そんな不当な事をしてきたら・・・レディエント・ハート騎士団も壊滅することになるだけのことですけど。

でもって、これがお借りしたアナーグの聖杯です。
私はパラディンではないので、彼らの名誉とかプライドとかはよく分かりませんけど、そういった信条的な理由だけでアナーグは聖杯を欲しているのでしょうか。どういった経緯でレディエント・ハート騎士団を追放されたのかは分かりませんけど、所詮は自分をクビにした組織から授与された物品ですよ?そりゃもちろん、これを所持することでパラディンとしての能力が上がるとか、記憶しておける呪文の回数が増えるとかなら、また別の話にはなるのかもしれませんけど・・・
正義正義煩い人達は堕落した後ですらも変わらず面倒くさいのですね。

では再びブリッジ地区へ。
レイナルドさん達は密輸人らと争ったあの場所で、私達の帰還をじっ~っと待っていてくれたみたいです。私達が聖杯の強奪に失敗したり、聖杯強奪の仕事を後回しにしていたりしたらどうするつもりだったのでしょう。随分と信用されていたみたいですね。
レイナルド・ド・シャティロン「よく戻ってきた。うまくいったかね?アナーグの聖杯は持っているのか?」
あずさ「ええ、持っているわ」
レイナルド・ド・シャティロン「本当か?ほとんど可能とは思っていなかったのだ。君は優秀だな。さあ・・・アナーグに紹介しよう」

ターゲットのアナーグの方からやってきました。
てっきり、破滅したパラディンのアジト的なところに連れていかれると思っていたのですが・・・もしかして、根無し草の組織なの?
アナーグ「俺の前にケルドーンを連れて来るとは。奴を思い出さないとでも思ったか?騎士団の話は分かっている・・・何故ここにいるのかも。ケルドーンさんよ」
一応、アノメンさんもレディエント・ハート騎士団の一員らしいのですけど・・・最新の情報は入ってきていないと言っていたせいですかね。
レイナルド・ド・シャティロン「な、何だって!だ、だが・・・そんな馬鹿な!私を裏切るなんて!」
アナーグ「俺を殺しに来たんだな。剣を抜け。せいぜいやってみろ」
ケルドーン「正義がそなたを動かしたのだ、アナーグ卿。そなたがそうなってしまったことに同情する・・・いよいよ終わりを迎えるのだ」
アノメン「膝をついて正義に情けを乞うか、正義の矛先を心の臓深く突き刺されるか、二つに一つだ・・・!!」
ここぞとばかりにアノメンさんが自身の存在をアピールしてきたけど、何と言うか・・・人としての器の違いが明らかというか、三下臭が凄いと言いますか・・・やっぱりどうにも好きになれません。
それはさておき、やっぱりケルドーンさんを連れて来たのは失敗だったみたいです。レイナルドさんやアナーグがどういった理由で騎士団を追い出されたのかもうちょっと聞いてみたかったのにな。

ほどなくして皆殺しとなりました。
それにしても、名もなきパラディン達はまだしも、レイナルドさんやアナーグすらろくなアイテムを持っていません。唯一のマジックアイテムがハルバード+1って・・・

多分、レイナルドさんかアナーグのどっちかだと思うのですけど、履き古されたブーツなる物を所持していました。説明文を見る限りマジックアイテムではないみたいなのですけど、見た事のないアイテムだったので一応頂いておきました。

レディエント・ハートの神殿に戻ってきました。
ほんの数時間足らずで仕事をやり遂げたのですから、すぐに返さなかったとは言わせませんよ!
ライアン・トロウル卿「お前の険しい表情からして、私の命令を果たした様だな。そうなのか?」
あずさ「私達はあなたに頼まれた事をしました」
ライアン・トロウル卿「では、お前は正当な報酬を受けるべきだ。レディエント・ハート騎士団はお前に最大の感謝を与える」

いちゃもんをつけられることもなく、約束通りの報酬が支払われました。
報酬のグラブ・オブ・ヒーリングは、騎士団以外の者に提供された場合、稀な名誉であるらしいのですが、騎士団の新参者に提供される品というだけあって、性能的にはかなり微妙・・・腕(手)装備は性能面で優秀なアイテムが多いので、残念ながらグラブ・オブ・ヒーリングの入り込む余地はなさそう。
さて、これでテンプル地区の調査も完了かな。
レディエント・ハートの仕事がブリッジ地区の入口付近だけで完結してしまったために、ブリッジ地区をついでに再調査するという目論見は外れてしまいました。よって、改めて腰を据え、ブリッジ地区を再調査してみようと思うわけだけど、当然それは次回の話になります。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。


うろ覚えなのですが、ケルドーンさんを連れて行かなかった時はアナーグがこちらを口封じか何かで殺そうとし、レイナルドさんがそれを非難してもうお前とはやっていけない、みたいに言ってその場から立ち去って行ったような気がします(彼とは戦いにならない)。