ただの悪い人:Baldur’s Gate 2#185

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
善悪二元論がかなり好きではない伊達あずさです。

よって、オークにもオークの生活はあるが、だからと言って同情することもできないみたいな深みのある話は結構大好物です。
やはり自分の行動や選択にはある程度の責任が問われた方がいいですよね。とてもRPGをやってるな~って感じがします。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵1
では、引き続きジェーダンが潜むダンジョンを攻略していこうと思います。

トロールやオーク達の話によれば、ジェーダンは自身の強さに相当な自信を持っているみたいですね。その割に自らの手を汚す事無く、2者を騙して戦わせるなど狡猾な手段を好むようです。もしかすると、勝敗よりも過程の華麗さを追求するタイプなのでしょうか。まあ、その気持ちは分からなくもありません。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵2
それにしても、このダンジョン・・・本当にオークだらけです。
オーク達に守られることを望んでいないといいながら、これだけのオークが棲んでいるダンジョンの奥に隠れているわけですから、結局、オークに守られちゃってるじゃないですか。何か大物感を醸し出したいだけの小物臭がします。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵3
今度はヴァンパイアの群れです。
レベル3ドレインやらレベル2ドレインやらとにかくドレイン祭りです。ただまあ、何故か怒っている相手はドレイン出来ないわけですが・・・

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵4ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵5
こんな場所で鍵を見つけました。礼拝堂の鍵らしいですけど・・・説明を読む限り、礼拝堂で使う鍵ではなく、礼拝堂で見つけた鍵のようですね。じゃあどこの鍵なんでしょうか。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵6
手に入れた鍵の使用先は分かりませんけど、まだまだ進めそうなところは残っているのでどんどん進んで行くと、またも友好的なオーラを放つ人が。でもこんなオークやアンデッドの群れが棲んでいる場所にまともな人が居るはずない!

サミア「待ちな!警告しておく。あたしはあれを手に入れる為に、お前の同士を大勢殺した・・・これは、いや、悪かった。つい、あたしの邪魔をしに来たオークの集団だと」

あずさ「私は色々な名で呼ばれてきたけど、オークと呼ばれたことはないわ。あなたは何者なの?」

サミア「これは失礼。あたしの名はサミア。どうやらあたし達は同じ状況に陥っているようだね。あんたも墓を探しに?別の探検隊がいるとは思わなかった」

サミアさんが何をもって同じ状況と判断したのか私にはよく分かりませんけど・・・オークと敵対しているからって意味?

あずさ「探検隊?いいえ、そういうわけではないのよ。私がここに来たのは、ファークラーグという名の悪党を探しに来たためよ」

サミア「ふーん・・・そういえば、さっきジェーダン・ファークラーグ卿と名乗る男が、このあたしに声をかけてきたっけ。ここで何かするつもりなら俺の許可がいる、と言いたげだった。でも今のところ、大した問題はないよ。多少オークはいるけど、奴らはこのエリアを警戒しているようだったしね」

あずさ「オークはファークラーグとつるんでいるかもしれないな。奴は誘拐された息子と一緒に、ここのどこかにいる」

サミア「だとすれば、彼の支援を断って正解だったようだ。協力も失ってしまったが・・・そうだ、我々が臨時に助け合わないか?そうすれば、お互いにとって都合がいい。あたしはテシルの王、ストローム三世の墓を探しているんだ。裏切りによって命を落としたっていう悲しい最期を遂げた王のことさ。その墓を見つけ、そこに収められている文献を探し出し、彼の生涯を突き止めたいと願っている。でも、あたしはここから先に進むことができない。鍵は持っているんだけど、何かがあたしの侵入を妨げているのさ。おそらく魔法がかかっていて、ある種の繋がりを持つ人間は入れないようにしているんだろうね。この魔法は、戦争時の名残かもしれない。敵に墓を暴かれたくなかっただろうし、あたしがあんたに何を頼みたいか、これで分かるだろう?」

あなたが考古学者か何かで、私に墓荒らしをして欲しいと思っていることだけは理解できたけど、それって私に何の得があるの?助け合おうと言っておきながら、一方的な要求ばかりですね。

あずさ「あなたがここでのんびり待っている間、私は命を賭けるの?そういう考え?」

サミア「そういう考えだよ。もちろん、それだけの礼はする。ここまで来て、手ぶらでは帰りたくないからね」

今それどころじゃないんだけど。息子を誘拐した悪党を探してるって今言ったばかりだよね?あなたも切羽詰まっているのかもしれないけど、協力関係を築きたいのであれば、もう少し相手の都合を考えなよ。幾ら何でも身勝手が過ぎます。交渉下手ですね。

あずさ「悪いけど、手は貸せないわ」

サミア「何故駄目なんだ?あんたのような冒険好きの人間は、苦境に陥っている者に喜んで手を貸すんじゃないのか?考え直すつもりは?」

私の話、ちゃんと聞いてました?どう考えても苦境に立たされているのは私達の方なんですけど。こっちは人の命がかかっているうえ、時間に制限もあるのです。そういった宝探しの依頼は平時にお願いします。

あずさ「ごめんなさい。だけど、今はそうするだけの時間がないのよ」

サミア「チッ。面倒な仕事はあんたにやらせたかったのに。仕方ない、あたしがやるしかないか。でも、後ろにあんたがいたのでは駄目だね。あんたはあたしの死体を乗り越えて、発見した物を持って行くだろうから・・・実はあたしがそうするつもりだったのにさ。アカエ!計画は失敗だ!こいつを仕留めろ!」

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵7
なるほど・・・空気が読めないわけでも、理解力がないわけでもなく、ただの悪い人だったのですね。

サミア達は数が多いだけあって、色々持ってはいましたが、どれもこれもいまひとつパッとしない物(+2以下のマジックアイテム)ばかりです。良くこんな貧弱な装備でここまでこれたものです。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵8
彼女らの持ち物で役に立ちそうな物はこの鍵くらいなものですね。
ストローム三世の墓の鍵らしけど・・・今はそんな冒険をしている場合じゃないんだけどな。
ただ、ストローム三世の墓が何処にあるのか分からないため、タールさんを捜す過程で偶然見つけちゃう可能性はありそう。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵9
サミア達がいた場所には扉が3つぐらいあったため、手間ですが1つずつ扉の先を調べて行きます。
今度は狼ですか。随分と色々な生物が仲良く暮らしているものです。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵10
更に奥へと進んで行くと今度はオー”グ”です。響きが近いから仲良いの?

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵11
奥からは性懲りも無くアダマンタイト・ゴーレム達です。このゴーレムもジェーダンの仕業なのでしょうか。しかし、アダマンタイトで出来ているゴーレムなのだとしたら、倒した際にアダマンタイトが採れてもよさそうなものなのですけどね。
でも、このBaldur’s Gateの世界には残念ながら生産システムがありませんからね。仮にアダマンタイトが採れたとしても誰かに頼んで武具にしてもらうか、売るかぐらいしかできませんが。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵12
アダマンタイト・ゴーレムと戦っていたら後ろからオーグまでやってきちゃいましたよ。
誰の仕業か分からないけど、いつの間にか毒に冒されてしまい、のっぴきならないレベルでHPを削られてしまったため、敵の背後にプラネーターを召喚して後ろのオーグを始末してもらう事にしました。

ただの悪い人:Baldur's Gate 2#185_挿絵13
やっと片付きました。
で、この巻き上げ式のハンドルみたいなもの・・・動かせそうですね。
流石にロープを巻き上げたらタールさんが捕らえられている檻が・・・みたいな展開にはならないでしょうけど、動かせるなら動かしてみたくなるのが人情ってもんです。
でも、次回かな。

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