ウマル・ヒル殺人事件:Baldur’s Gate 2#90

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
プロテクション系のアクセサリを持て余しがちな伊達あずさです。

前作では大活躍だったプロテクション系のアクセサリですが、今作では魔化されたアイテムがジャンジャン出てくるせいでなかなか装備できないのですよね。魔化された鎧とプロテクション系アクセサリを併用できないってちょっと厳しすぎません?

ウマル・ヒル殺人事件:Baldur's Gate 2#90_挿絵1
では、ウマル・ヒルへ向けて出発・・・しようと思ったのですが、ドック地区を出ようとした段階で変な人に絡まれてしまいました。

狂ったクレリック「待てぃ、待たんかい!地にひれ伏し、シリック様に入信をお許しいただけるよう祈らんかい!偽りの信心をこの場に捨て、我らがプリンス・オブ・ライズの恩寵をその身に受けるがいい!」

シリック・・・前作に登場したムラヘイも信仰していた狂気の神ですね。だから、その敬虔な信者たるクレリックも狂っているってことなのでしょうね。

あずさ「シリックに入信するつもりはないし、あんたの戯言につきあっている暇もないわ」

狂ったクレリック「ならば生け贄としてシリック様の糧になるがいい!ギャハハハハハッ!!」

カウルド・ウィザードはシリックの聖職者も取り締まった方がいいよ。大体、メイジの呪文とプリーストの奇蹟になんの違いがあるっていうのさ!

ケルドーン「私がお前の狂ったような信念の復讐の矛先を変え得るだけではないと分かるだろう、シリシスト!」

そして、ケルドーンさんも何が言いたいのかちょっとよく分からない!「こっちだってただじゃ済まさないよ!」的なことなのでしょうか。
でもって、肝心の狂ったクレリックは口ほどにもありませんでした。

ウマル・ヒル殺人事件:Baldur's Gate 2#90_挿絵2
しっかりと狂ったクレリックの死体を漁り、再びウマル・ヒルへ歩を進めようとした途端、先ほどから私とシリシストの戦いを近くで眺めていたシャドウ・シーフが声を掛けてきました。

シャドウ・シーフ「おい、そこのお前!ゲイランが言っていた者だな?ボスから聞いている。ここから入っていいぞ」

え?いや、私、今ちょっと急ぎの用事があって・・・し、失礼します!
これ以上ペースを乱されてなるものか!!

声を掛けてきたシャドウ・シーフは華麗にスルーします。
その後、アドベンチャラーズ・マートで戦利品の整理をしつつ、新たにプレート・オブ・バルダラン(フルプレートメイル+2相当の防御性能)、マーシーキラー・リング(シーフ系スキルが上がる)、ローブ・オブ・ヴェクナ(呪文の詠唱が速くなる)を購入してからウマル・ヒルへ向かいます。

ウマル・ヒル殺人事件:Baldur's Gate 2#90_挿絵3
ウマル・ヒルはデアルニス・キープよりもずっと東にあるみたいです。
でも不思議ですよね。どう見てもアスカトラからならデアルニス・キープよりウマル・ヒルの方が遠そうなのに、どっちも移動にかかる時間は20時間なのですよ。デアルニス・キープを経由して行こうと思っていたのにな・・・

ウマル・ヒル殺人事件:Baldur's Gate 2#90_挿絵4
デアルニス・キープを経由すると移動時間が倍増しちゃうので、しぶしぶウマル・ヒルに直行しました。

ウマル・ヒル殺人事件:Baldur's Gate 2#90_挿絵5
では、早速辺りの様子を見てみよう・・・と思ったら、すぐ近くに結構な数の人が集まっていました。

ネレック「おい、村長さんよ!この危機はいつになったら解決されるんだい?」

牛飼いのデイル「そうともさ!俺ら、牧場に戻らなきゃあ・・・羊の群れが狼に襲われる前に!」

ロイド司祭「あぁぁ・・・落ち着いてくれ、諸君、お願いだ。必ず・・・やれる事はすべて必ずやるから・・・」

羊飼いのグロース「何をするってんだ!?」

ネレック「おう!冒険者の一団を雇ったばかりなんだろ?そいつら、いったいどこにいっちまったんだ?」

ロイド司祭「ああ・・・彼らは、まだ戻って来ていないんだ・・・」

ジョアンナ「ああ!破滅よ、破滅!村を捨てるしかないわ!」

マージー「これ以上人が消える前に逃げないと!」

ロイド司祭「まぁまぁ、皆の者・・・いいか、今は落ち着かねば・・・」

エイナ司祭「お願い・・・夫の話を聞いて!」

ロイド司祭「(オホン)そう・・・ええ・・・我々はまた勇気ある者達を探している。この状況をおさめてくれる者をね・・・」

牛飼いのデイル「オーガとその邪悪な同族を殺すってんだな!」

ジョアンナ「そうよ!あのモンスターが来てから、私達は災難に見舞われ続けよ!奴らは村人を食べているよ!」

ネレック「あんたら2人ともアホか!山をうろついてたのは狼に決まってる!腹をすかしてんだよ!」

羊飼いのグロース「馬鹿だな。それは狼なんかじゃない!ウマルが子供をさらいに来たんだ!」

アンダー「ウマル?今、そんなあほらしい伝説の話をするんじゃない!オーガだってことが分からないのか?単純じゃないか!」

ロイド司祭「皆の者、聞いてくれ!まず我らがレンジャーのメレラに何が起きたかを確かめること・・・それから、一連の殺人の裏に何があるかを突き止めよう。じきに、また冒険者達がやって来る」

ネレック「とにかく、早く手をうつに越したことはねぇ!」

牛飼いのデイル「最善を尽くしてくれ、村長・・・そうでないと俺達は身を守るために、村から逃げださなきゃならない!」

ロイド司祭「何とかしようとしているんだ!私はただ・・・皆、静かにしてくれ!騒いでもどうにもならない!とにかく・・・一旦、私は家に戻るから。皆も家に帰ってくれ・・・お願いだ」

話の内容的にここがディロンさんの村で間違いなさそうですね。
村長さんの解散の号令によって、集会に参加していた人はほとんど家に帰っちゃったので、唯一、この場に残っていたネレックさんにでも声を掛けてみましょうか。

ネレック「あん?あんたよそ者か?何の用だ?」

あずさ「一体この村では何が起きているの?」

ネレック「何が起きてんのか教えてやるよ・・・ここ数年山の中に住み着いた狼が、俺達を襲うようになっちまった!もう何週間も、俺達を狙ってやがるんだ・・・夜中に村に忍び込んで、人を襲ってバラバラにするのさ。で、次の晩になると、死体が消えちまう。いやあ、ぞっとする光景だぜ、本当に。俺もこの目で見たんだ・・・あの狼ども、遠くからギラギラした目で見るのをさ。本当の話だ!村の残りの連中は間抜けばっかりだ!オーガとか・・・ありゃ見たことあるが、大した事ない。ウマル云々なんかは、くだらんにも程がある!」

ふぅん・・・わざわざ初日はバラバラにするだけに留めておいて、次の日の夜にまたやってきて死体を持ち去るの?狼が?
というか、何故この村の人はバラバラにされちゃった遺体を次の日の夜まで放置しているのでしょうね。仮に狼の仕業だったとして、ネレックさんの言うように食べる目的で人を襲っているのだとしたら、また食べに来て下さいって言っているようなものじゃないですか。

あずさ「なんで狼は次の日に戻ってきて死体を持ち去ったりするのかしら?」

ネレック「そんなことはよくは分からねぇよ。自然な現象じゃない事だけは確かだがな。どうも連中は跡形もなく消えちまうんだ」

あずさ「その狼どもを討ち取る試みはされてないの?」

ネレック「あの村長の馬鹿野郎が、ハーフリングの出来損ない女とその仲間を雇って、事の真相を探らせたんだ。だが、連中は戻ってきてねぇよ・・・狼にバラバラにでもされたんじゃねぇか」

あ、そういえば、さっきウマルがどうとかいってましたけど・・・

あずさ「ウマルがどうしたって?」

ネレック「ありゃぁ、全部ただのほら話さ。ウマルについて知りたきゃ、宿屋のヴィンセンツォに聞いてきな。あいつぁ、聞いてやりゃ何でもベラベラ話すさ」

あずさ「じゃあ、失礼するわ」

ネレック「さっさといっちまいな、よそ者。これ以上面倒な事は勘弁してもらいたいってとこだ」

まぁ、少なくとも普通の狼の仕業ではないでしょうね。
ネレックさんだって、自分が言っていることに矛盾があるって気付いてるくせに、他の可能性を考えず、狼の仕業だと言い張り続けているわけですから、充分間抜けだと思いますけどねぇ・・・
もちろん、ネレックさんが普通ではない狼も視野に入れているのであれば話はまた変わってきますけど、それってもう狼というか化け物ですよね。つまり、ウマルとかいうUMAとそう変わらないって事です。

とりあえず、ネレックさんに紹介していただいたヴィンセンツォさんの宿屋にでも行ってみましょうか・・・次回にね。

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