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皆さんこんにちは。
マーガリン入りのバターロールを常温で食べると気持ちが悪くなってしまう伊達あずさです。
焼けばよかったと激しく後悔しています。
では、ガチのくっころを披露してくれたシスティーナさんとの会談から再開します。
システィーナ「ありがとう、あなた達のおかげで命拾いをしました」
どうでしょうか・・・確かに多少の弾避けにはなっていたのかもしれませんけど、さっきの勢いだと放っておいてもシスティーナさんが敵リーダーに止めをさして戦いを終わらせていたような気もするけど・・・
システィーナ「私はヴァレリア解放戦線の戦士です。この町に蓄えられた補給物資を奪うため偵察に来たのですが、あのザマです」
ヴァイス「ヴァレリア解放戦線だって!あの過激派か・・・こいつは厄介だ」
ヴァイスさんより過激なの!?それは確かに厄介です。
それはそうと、ヴァレリア解放戦線って、ヴァレリアにはウォルスタ、ガルガスタン、バクラム以外にも民族がいるってこと?
カチュア「厄介・・・って、どういうことなの?私達と同じではないの?」
騎士レオナール「彼女は亡きドルガルア王を信奉するバクラム極右組織のメンバーだ」
あーそっち系の組織でしたか。
カチュア「聞いたことがあるわ。バクラムにも現政権に反対する人達がいるって」
騎士レオナール「そう言えば確かに聞こえはいいが、やっていることはただのテロだよ。無関係な住民を巻き込む、恐ろしい破壊工作ばかりを行っている・・・それがヴァレリア解放戦線だ」
システィーナ「誤解ですッ。それは司祭ブランタら現政権によるプロパガンダですッ!私達ヴァレリア解放戦線は、以前のような・・・人種や思想を問われず、平等だったあの頃を取り戻したいと・・・」
ヴァイス「平等だってッ!ハッ、お笑い草だね。以前のどこが平等だって言うんだ。お前らバクラム人にとってはそうだったかもしれないが、俺達は虫ケラのように扱われていたんだッ!」
えっ、そうだったの!?
ウォルスタ人が虫ケラのような扱いを受けていたのは、ロンウェー公爵がガルガスタンに敗北してからなのだと思っていました。
ウォルスタ人は前政権の時からずっと迫害されてたってこと?じゃあ、前王の死などただのきっかけにすぎず、ヴァレリアが分断されるのは時間の問題だったってことになりますね。
でも、同じく虫ケラ同然の扱いを受けていたはずのウォルスタ人であるロンウェーさんは、良く公爵位なんて貰えましたね・・・
システィーナ「そんなッ・・・では、あなた達は何のために戦っているのですか?」
あずさ「真の平和のため。争いのない世界を築くために僕らは戦っている」
「ウォルスタの未来のため」という選択肢もあったのですけど、真の平和のためと言っておいた方が聞こえが良いかと思いまして・・・それならウォルスタの未来だって内包されますしね。
システィーナ「ならば、私達と共に戦いましょう。目指す世界は同じはず」
同じなの?システィーナさん達は前王朝を復活させたいのでしょ?ヴァイスさんの言っていることが本当だとすれば、前王朝の復活はウォルスタ人にとっての平和に繋がらなさそうだけど・・・
ヴァイス「馬鹿なことを。俺達がバクラム人と一緒に戦えるわけないだろう。こいつが言った『真の平和』ってのは俺達ウォルスタ人が人間らしく生きていける世界ってことだ。お前達なんかと一緒に暮らす平等な世界なんて望んじゃいねぇッ!そんなモン、クソ食らえだ」
勝手に解釈するのやめてよ!!
私が言った「真の平和」っていうのは、私達ウォルスタ人”も”人間らしく生きていける世界だからね!?
騎士レオナール「ヴァイス、もういい。どこまで話しても所詮、平行線に終わるだけ・・・システィーナといったな。ここは見逃してやる。我々の土地からさっさと出ていくんだ。これは我々の戦いであり、ここは我々の戦場だ。バクラム人の好きにはさせない」
私にはウォルスタ人・・・というか、ヴァイスさんとレオナールさんが望んで平行線にしようとしているだけに見えますけどね。確かにバクラム人が加害者でウォルスタ人は被害者なのかもしれませんけど、バクラム人全員を加害者だとしちゃうのはある意味差別と言えなくもありません。実際、システィーナさんにウォルスタ人を迫害しようという意思はなさそうですし、明らかにそれを望んでもいなさそうです。
システィーナ「わかりました。でも私は諦めない。必ず平等な世界を築いてみせるわ。いつか、あなた達も気付くはず。争いの無い真の平和を望むなら、個人の欲望を棄てなければならないことに」
個人の欲望を棄てろですか。システィーナさん達は社会主義国家・・・いや、共産主義国家を目指しているのでしょうか。
ただ、要求があまりにも非現実的ですよね。その理想を追い求めているシスティーナさんですら、要件を満たせているのか怪しいぐらいです。高い理想を持つことは大切ですけど、そこへ向かうための手段まで理想論になっちゃうと何にもできなくなってしまいますよ?
システィーナさんの主張もそこそこちゃんちゃらおかしいのですけど、それでも正直、ウォルスタ解放軍よりはヴァレリア解放戦線の方が幾分マシそう・・・だって、私の周りには性格の悪そうな人があまりにも多いんですもん。
特にヴァイスさんや姉さんは、世間を恨み過ぎて性格が歪んでしまっていますよね。そりゃ~確かに善人でも環境によっては罪を犯す事があるでしょうよ。でも、善人は自分が犯した罪を悔いる事はあっても、世間や他人のせいにして開き直ったりはしませんからね。
二人のように、何でもかんでも他人のせいにしてしまう他罰的な人はどうにも苦手・・・というか、私と非常に相性が悪いのです。
騎士レオナール「さあ、行け。そして二度とここへは来るんじゃない」
こうしてシスティーナさんはこの場を去りました。
でも、またどこかで会いそうな気がします。
いよいよ次はフィダック城です。
暗黒騎士「何者だッ。名乗るがよいッ!」
騎士レオナール「我が名はレオナール・レシ・リモン。アルモリカ騎士団の騎士であるッ。ウォルスタの偉大なる指導者にて我が主・ロンウェー公爵様の使者として参上した」
暗黒騎士「しばし、待たれよッ」
騎士レオナール「・・・ここがロスローリアンが陣取るフィダック城だ。『白鳥城』とも呼ばれるが、見た目とは裏腹に難攻不落の要塞だという・・・確かにこの城を攻めるのは辛いな」
暗黒騎士バールゼフォン「待っていたぞ、レオナールよ。公爵殿の書状をこれに」
騎士レオナール「これでございます」
あれ、既に裏で話が通っていたみたいですね。
暗黒騎士バールゼフォン「ご苦労であった。中で休まれるがよい」
書状の内容を確認する間、中で待たされるということは、どうやら直ぐ何らかの返事を頂けるみたいですね。
さてどうなるか・・・次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
このゲームは昔遊んだことがあるのですが、改めてみると一癖も二癖もあるキャラクターが多いですね。まあ乱世の中で偏った知識や経験を持つとこんなかんじになるのかなあ、と勝手に納得して遊んでた記憶があります。
まあまあボリュームがあるゲームなので完結まで大変だとは思いますが頑張ってください!
タクティクスオウガのように意図された性格の悪い人が多く輩出されるゲームはかなり珍しいですよね!聖人君子キャラよりもずっと人間味や現実感があっていいと思います!!
いろいろな人種が出てきますが、基本的に俺は人種を覚えれなかったので、勢力争いとか関係なく「どうせ俺が征服するんだから、仲良くしなさい」とか思いながら進んでました
私もプレイ日記を書くようになる前はゲーム内のテキストをあまり気にしていなかったので、同じような感じだったかもしれませんね。