投稿日:
皆さんこんにちは。
メンダスさんの正体が絶賛行方不明中の族長さんではないかと睨んでいる伊達あずさです。
もしそうだとした場合、メンダスさんがどうやってこの島から抜け出し、ウルゴス・ビアードまで行ったのかという疑問が残りますよね・・・
あっ、ひょっとして、偶々この島に流れ着いた商品協会の船にこっそり乗り込んじゃったとか?そして、途中で見つかって酷い目に遭わされ・・・そのことを今でも恨んでいるからあの調子だったのかもしれません。
ど~かなぁ・・・やっぱり、ないかなぁ~
少なくとも、途中で見つかって酷い目に遭わされた場合、海図を貰ってきた私達に支払ったあの報酬やこの島までの船を購入したりするような財産がメンダスさんのもとに残るとはとても思えません。
まぁ、その筋は無理でも、族長という可能性は高そうな気がします。
では再開。
カイシャスさん達と協力して、この島から脱出しようと決まったところからでしたね。
具体的な目標として、島を脱出するための船を造るのに適しているというこの集落の反対側を押さえようということになりました。
そのためには、この島の驚異となるワーウルフ達を退治せねばなりません。
そういえば、この集落の人達はやたらと私達の臭いを気にしていましたけど、あれはワーウルフを恐れていたせいだったのですね。
ワーウルフは人間そっくりの形を取る場合もあるため、獣臭がするか否かで人間かどうかを判別していたのでしょう。納得!
ではいざ、ワーウルフ退治へ・・・行く前に、少し挨拶周りをしてみましょうか。
カイシャスさんから滞在の許可を貰ったらまた会いに来て欲しいとか言っていた人もいましたしね。
ではとりあえず、カイシャスさんの家の前にいたマーラリーさんから。
マーラリー「こんにちは、善良なお方達。私はマーラリーです。船にいるオオカミ達を退治してくれると聞いたのですが、本当ですか?」
あずさ「ええ、彼らを探し出して、殺すわ」
マーラリー「見知らぬお方お願いします、助けて下さい。誰も頼れる人がいないのです」
あれ?以前お会いした時はもっと強気な方だと思っていたのですけど・・・何だか急にしおらしくなりましたね。
あずさ「何です、お嬢さん?」
マーラリー「私の子供が奴らに捕まってしまった!助けて下さい!ああ、お願いです!」
想像以上に一大事だった!むしろ、そんな一大事だった割にはかなり冷静な対応でしたよ!
あずさ「落ち着いて、お嬢さん。どうしたの」
マーラリー「本当に辛い出来事でした。何か月も前に、私の主人が私達の子供を連れて狩りに出かけたのです。そして、あの恐ろしいオオカミみたいな生物に襲われたのです。奴らは・・・奴らは私の主人を殺して、子供を連れ去ってしまいました。カイシャスはもう子供の事は諦めろと言うのですが、あの子はまだ生きています。誰も私の子供を捜してくれる人はいないし、私を村の外に出してもくれない。お願いです。助けて下さい!」
何か月も前の出来事なのですか・・・
う~ん、残酷なようですけど、村の皆さんの対応は適切であると認めざるを得ませんね。
でも、マーラリーさんはラッキーですね。ワーウルフを根絶やしにしようと言う私達にその適切さは適用されません!
あずさ「困っている子供を見過ごすわけにはいかないわ。彼がまだ生きていたら、探し出すわ」
マーラリー「ありがとうございます!私の所に連れてきて下さい」
あれ・・・何故かマーラリーさんの子供が男の子であると私は確信しちゃったみたいですね。やっぱり、お父さんが狩りに連れて行くぐらいだからとか、そういった理論?まぁ、マーラリーさんも特に否定してこなかったので、私の予想通りに男の子だったのでしょう。
しかし、ワーウルフは何故マーラリーさんの子供を連れ去っちゃったのでしょうね。狩人であるマーラリーさんの旦那さんと違って驚異レベルが低いから、非常食にでもしようと考えたのでしょうか。ただ、何カ月も前の出来事となると・・・ちょっと厳しいかもしれません。
それにしても、ワーウルフ達がこの村の人達を襲う理由がまだ良くわからないのですよね。
食べるため・・・と言われたら納得せざるを得ませんけど、何も自分達の姿に似た動物を狙って食べなくても良い気もします。
マーラリーさんの子供を助け出す事で、その辺のワーウルフ事情も解明されるやもしれません。
お次はデュライルさんです。確か、カイシャスさんから滞在の許可を貰ったら戻ってきて欲しいっておっしゃってましたよね。
デュライル「やあこんにちは。村中が君の噂で持ちきりだよ。私達は君みたいな人には会ったことがないんだ。一家の長老でさえね。よかったらお名前を教えて頂けませんか?」
毎度当たり前のように鍵かっこの前に発言者の名前が表示されるから、そういった常識的なやり取りが省略されてしまっていることをあまり疑問視してきませんでしたけど、よく考えたら自己紹介もなく、いきなり本題に入るなんて、不作法にもほどがありましたね・・・
あずさ「私の名前はあずさです。失礼ですが、あなた様のお名前は?」
デュライル「堅苦しい礼儀作法は必要ありませんよ、『お嬢様』。私はデュライル。お目にかかれて光栄です」
あずさ「こちらこそ嬉しいわ。本当よ。ここで何をしているの?」
デュライル「私が何をしているか?私は歴史だ。失礼、歴史家という意味だ。偉大な先祖たちの物語を語り継ぎ、わずかに残された古の遺物をいくつか保管している。昔の言葉も随分知っているのだよ。わかるかね?言葉を残そうとしているんだが、私達はしばらく孤立していたからね。君はどうだね。何をしているんだ?」
あずさ「あれをやったり、これをやったり。機会があればなんでもね」
本当はもっと別の選択肢もあったのですけど、ど~にも今の私の心情にしっくりくるものがなくて・・・そのため、物凄く秘密主義的な曖昧な返答となってしまいました。別にもったいぶっているつもりではないのですよ?
デュライル「いったい何があったんだい?それならちょうどいい仕事があるんだ。話を聞いてくれるかい」
あずさ「話は聞きましょう。何が必要なの?」
デュライル「簡単な仕事だよ。ちょっとは込み入ってるんだけど。君の船を嵐が襲ったって言ったね?ここでも嵐は激しくて、村の中心にかけてあったクロークが風に飛ばされてしまったんだ。壁の向こうにあるとは思うんだけど、獣たちから取り返す危険は冒したくない。どう?」
この村の人達は、余程村を囲んでいる壁に信頼を寄せているのですね。
あずさ「随分分かり易いけど、クロークには少しそぐわない場所ね。そのクロークに、どんな意味があるの?」
デュライル「昔からあるものなんだ。私達と共にここに来たんだ。元は、海の藻屑と消えた故郷の船にあったもので、私達がどこから来たかという過去の象徴なんだ。過去を教訓に生きるために、村の中心にかけてあったんだ。どれほど重要なシンボルであるか、わかるでしょう?クロークは私達のものだ。獣たちが持っているかもしれないが、君に取ってきてもらう必要がある。手伝ってくれるかい?」
まぁ、ワーウルフ達が持っているということであれば・・・
あずさ「詮索しないでお手伝いしますわ。できるだけ早く探して戻ってきますね」
実はマーラリーさんの時もそうだったのですけど、報酬の交渉に入るという選択肢もちゃんと用意されていたのです。ただ、隔絶された島に住む人達にお金をせがむのは酷というもの。ワーウルフを退治するついでに解決できそうなお願いであれば、快く引き受けちゃいます。
デュライル「ありがとう。期待して待ってるよ。成功した君の姿を見るのが楽しみだな。無事を祈るよ」
と、ただの挨拶回りのはずが、100発100中で依頼が発生しちゃってます。
ま~でも、気持ちよく受けられそうな依頼なら大歓迎です。
ただ・・・1人1人が結構密に話をしてくれるため、残りの挨拶回りは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。