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皆さんこんにちは。
まさかの(多分)ボス前で足止めをくってしまった伊達あずさです。
今日こそはデューラッグの塔を完全攻略しちゃうんだからね!
では早速、階段を上ってデーモンナイトがいるという場所に突入!
まるで闘技場みたいなところですねぇ・・・
部屋の中央に噂のデーモンナイトがいました。
隣に見える赤い板がミラー・オブ・オポジションでしょうか。
デーモンナイト「蜘蛛は蠅に言う。『いらっしゃい』とな。お前は死にに来た。私は何をすべきかよく知っている」
そういえばクレアさんが、「デーモンナイトは自分語り好きのきざなやつだ」って言ってましたっけね。
確かに自分語りが大好きそうな人特有の比喩表現が用いられています。
あずさ「どうしてもって言うなら話しなさい。どの道お前は死ぬんだから」
デーモンナイト「私は既に死んでいる。死ぬのはお前の方だ。お喋りは止めろ。言葉は無意味だ。お前は用済みだ。後ろのガキどもの仲間に加わるがいい」
自分から話しかけてきたのにね。自分が喋るのはいいけど、相手が喋るのは許せないってことでしょうか。
あずさ「私が用済み?お前を助けるようなことをした覚えはないわ!私はお前を殺しに来たのよ!」
デーモンナイト「お前は私の望んだ通りのことをやってくれた。私には守りの固い安全な基地が必要だ。だが、私の雇い人達には一歩歩く毎に死んでもらいたくない。私は馬鹿な冒険者どもをおびき寄せた。連中は各階を安全にしてくれた。はるばるここまでやってきて、連中は死ぬ。私が罠を外して怪我をする必要は無い。私が自分の手を汚す必要はまったくない。生身の馬鹿どもは私のミラー・オブ・オポジションのせいで自殺してしまう。デューラッグは私に素晴らしい家を作ってくれたし、お前の掃除は素晴らしかった。せっせと働き、死して横たわることは生者の務めだ。ひょっとするとお前はその肉体を捨てて蘇るのかもしれないが、お前にそれほどの特権があるとは思えないな」
折角ここまで綺麗に掃除してきたのですから、最後までちゃんとやらないと気持ち悪いじゃないですか。
なので・・・もちろん、ここも綺麗にさせてもらいますよ~
あずさ「それならその忌々しい鏡をこっちに向けてごらん!今は魔法の陰に隠れているがいい。でも、次はお前の番よ!」
デーモンナイト「こんなものはただのおもちゃだ。この鏡がもたらす苦痛には価値があるが、お前にはその恩恵は与えぬ。鏡は破損しているが、それでもなかなか役には立ってくれている。これは後で修復して、決意を試したがっている冒険者どもを待つことにしよう。お前には我が手にかかって死ぬ名誉を与える。お前たちが知らぬ間にしてくれた奉仕への報酬だ。お前達は深きところまで降りてきて、見つけたのは死ばかり。もったいないことだな」
本当にお喋りな人ですね・・・
ってか、ミラー・オブ・オポジションって壊れてたんだ・・・じゃあ、あのクレアさんの長話は何だったのよ!
まさか、クレアさんらとの戦いの最中に壊れたの?だとしたら、一矢・・・どころか十矢ぐらい報いれてるじゃん。
開幕早々、パワーワードなるファイアボール風の呪文でスタンさせられちゃいました。
マジックボルトを当てても詠唱をキャンセルできないし、ミスキャストスペルも抵抗されちゃうしで戦術的には散々でしたけど、思いの外、デーモンナイトのHPが少なかったので、普通にごり押しで倒せちゃいましたよ。
まぁ、ナイト(騎士)と言いながら、馬にも乗っていませんでしたし、きっとデーモンナイトの”ナイト”は称号か何かだったのでしょう。
そんな貧弱なデーモンナイトの所持品はラージシールド+1と変なダガーだけ。
デーモンナイトが持っていたダガーはソウルテイカー・ダガー。
カタログスペック上は普通のダガーですね。まさか、これだけ大規模なダンジョンをクリアしたっていうのに、報酬がこれだけなんてことはないよね!?
部屋の奥に誰か居る!
え?ダルトン??クレアさんのお仲間さんじゃないですか。
さっきデーモンナイトが「後ろのガキどもの仲間に加われ」とかなんとかいっていたので、てっきりアンデッドか何かにでもされちゃってるのかと思ってましたよ。
ダルトン「誰だ!?嫌だ・・・来るな!向こうに行け!」
あずさ「落ち着きなさい。私達は助けに来たのよ」
ダルトン「信じるものか!ここのものは皆傷つけるんだ!何でもだ!お前もな!」
どうしてデーモンナイトはこの人を生かしたままにしておいたのでしょうね。特に閉じ込められている風でもないし・・・一体、どういう状況なのよ。
あずさ「違う。私は助けに来たのよ。もう君を傷つけるものはないわ」
ダルトン「貴方は傷つけたりし、しないんだね?あな・・・貴方は助けに来てくれたんだ!ありがたい!」
あずさ「ええ、だから落ち着いて。お仲間の一人が君の窮地を教えてくれたの。さぁ、もう行かなきゃ。道はすっかり綺麗にしたから大丈夫なはずよ」
ダルトン「行かなくちゃ・・・今すぐ行かなくちゃ!!あああぁっ!!!」
本当に大丈夫でしょうか・・・じゃあ、私達も戻りますかね。
今度こそイズランヌさんにお願いして、地上に戻してもらいましょう。
クレア・デレイン「よ・・・よくやったわね!ダルトンは目にもとまらぬ速さで逃げ出していったわ。他にも誰か・・・いや、後は皆死んでいた、そうよね?少なくともダルトンの母親は、今夜はゆっくり眠ることができるでしょう。ダルトンがすぐ冒険に出かけるとは思えないし。その意味では私もそうかな。少なくとも君はあのデーモンナイトはやっつけた。でも・・・でも、心配だな。あの化け物は更に邪悪で強力な存在に仕えていると聞いたことがある。そんなものがいるとしての話だけど。私は・・・私は行った方が良さそうね」
クレアさんもすっかり毒気が抜けて丸くなっちゃってました。
イズランヌ「空と光が君のもとに戻らんことを・・・負け犬の幽霊はここに・・・私の頑固で力強いデューラッグ・・・歳月が重荷を取り払ってくれよう・・・私がこの子達を送り出すのと同じくらい素早く・・・」
脱出!!久しぶりに外の空気を吸えました。
それにしても、苦労した割には実入りが悪かったような気が・・・特に最後が酷い。
ベレゴストに戻って、戦利品の整理と補給を済ませたら今日はおしまいです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。