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皆さんこんにちは。
思っていたよりも全然ゲームを楽しめている伊達あずさです。
改めてプレイしてみると、UI画面がややファミコンよりでチープですけど、システム的にはかなりちゃんとしたゲームですね。
なるほど・・・1でこの出来なら、エストポリス伝記2はなるべくして名作になったのかもしれませんね。
では、喋らなくなってしまった神父さんの前から再開です。
引き続きシェランの調査をしていきましょう。
あっ、ここにも倒れている人が居ます。しっかりしてください~
倒れている人C「モ、モンスターと・・・黒いマントの男が・・・突然、襲ってきた」
この人も、話しかければ何度でも応答してくれるので、多分、命に別状ないと思われます。
本当はエスト(回復魔法)でもかけて差し上げたいところなのですけど、残念ながら、この世界ではそのような行為が認められないみたいなのです。
こっちにも倒れている人が居ます。
倒れている人D「このままでは、アレキアも危ない・・・早く帰って、王に知らせてくれ・・・」
この人もこれまでの人達と全く同じ理由で、多分、大丈夫。
とりあえず、街に居た人はこれで全部です。後はお城の方だけど・・・
お城の方はどうでしょう。
城内にあった箱は手付かずです。
ふむ・・・ここを襲った敵は物取りじゃないみたいですね。
あっ、人です!しっかりしてください!
倒れている人E「ここは、危ない・・・は、早く自分の国に戻れ・・・」
こんな瀕死の人にまで、一目で私が他国の人間だとばれてしまいました。
う~ん・・・お城の中を隅々まで調べてみたのですが、先ほど倒れていた人以外、生きている人はおろか、死体ひとつありません。
シェランの王様はここを襲ったというマントの男に連れ去られてしまったのでしょうか。
一先ずこの事を報告するためにもアレキアへ戻りましょう。
シェラン城
聖水×2、解毒薬、邪悪の水×2、目覚めの声、ポーション×4、アロー×2、ミドルアロー、デルデル
珍しく寄り道せず、真っすぐアレキアまで戻ってきました。
まずはルフィアさんが戻ってきているかどうかの確認からです。
ローマン「何、シェランがモンスターにだと!?最近シェランからの客が来ないと思ったらそういう事だったのか」
あずさ「ところで、ローマンさん。ルフィアは戻ってきてますか?」
ローマン「戻っては来ているが、2階の部屋に閉じこもっておる。まだ、ご機嫌斜めじゃ・・・なんとかしてくれよ、あずさ」
戻っては来ていたのですね。じゃ~隊長のところへ報告に行く前にそちらから何とかしましょう。
ルフィア「何よ!今更何を言っても絶対に許してあげないわよ!」
あずさ「だから悪かったと思ってるよ。でもシェラン王国に何かが起きてるかもしれなかったんだ。放ってはおけないだろ・・・」
ルフィア「パイを食べる暇くらいあったでしょう!」
そうはいっても、ルフィアさんがパイを作っている間、ほんのちょっと席を離れただけじゃないですか・・・
あずさ「パイはいつでも作れるだろ・・・」
ルフィア「私の作るパイより、シェラン王国の方が大事なのね!」
比較対象の規模があまりにも違いすぎます。
あずさ「わけわからんこと言うなよ。そんなもの、比べられる訳ないだろ」
ルフィア「そんなもの!?よーくわかったわよ・・・出てってよ。出てってたら!!」
個人的には「出てってたら」という言葉に違和感があるのですけど・・・今、そんな指摘をしたところで、余計にルフィアさんを怒らせてしまうだけでしょう。
取り付く島もないため、お城へ向かおうとしたら、入り口でローマンさんに呼び止められてしまいました。
ローマン「のぅ、あずさ。ルフィアは、何もパイを食べなかった事を怒っている訳ではないんだぞ」
あずさ「ええ・・・」
この「ええ」は理解しているの意味なの?私にはどーみても、パイの件で怒っているようにしか見えないのですが・・・
ローマン「お前さんが、危険な場所に一人で行っちまったからなんだ」
あずさ「わかってますよ。でも言えますか?」
本当はちっとも分かってないよ!
危険な場所に2人以上で行けば問題なかったって事なの?そうはいっても、1人で行かせたのは騎士団の隊長、王様やエステア姫なんですけどね!?
大体、パイを作っている間、私がほんのちょこっと席を外しただけで、問答無用でどこかへ行ってしまったのはルフィアさんの方じゃん!
ローマン「しかし、お前さんも物好きじゃの。何も自分から進んで危険な場所に行かなくても良いだろうに・・・」
一応、私、騎士団に所属してるのですけど!?別に物好きでシェランまで行った訳じゃないよ!この国の人達は騎士団を何だと思ってるの??
あずさ「自分でも良くわかりません」
ええっ!分からないの!?えっ、騎士団って何する団体なの!?!?
ローマン「マキシムの血・・・かのぅ」
出たよ・・・勇者の血族理論!
私の大嫌いな勇者の血族なら無償で世界を救って当たり前理論だよ!!
あずさ「・・・後でルフィアにホットミルクでも持って行ってくれますか。それとプリフィアが咲いてたって」
ローマン「プリフィア?」
あずさ「ルフィアが、咲くのを楽しみにしていた花ですよ」
私、アレキアに戻って来てすぐここに直行したはずなのに、何故プリフィアの花が咲いていることを知ることができたのだろう・・・やっぱり、ゲームが全くストーリーに即していない気がします。
ローマン「・・・決して無理をするでないぞ。傷ついたらすぐに戻ってこい。儂はいつでも、店を開けておるからな」
今度こそ隊長にシェランの件を報告します。
隊長「シェラン王国がモンスターに襲われていただと!?わかった、直ぐに調査隊を編成しよう!」
敵の規模を詳細に調査するための隊ってことでしょうか。
あずさ「よかった。それで調査隊は、いつ出発するんですか?」
隊長「まず軍会議を開いて、皆で話し合い、意見がまとまってからだからな・・・」
あずさ「それで、何時になるんです!」
隊長「そういえば、議長はロルベニアに旅行中だったな。確か、来週帰ってくるはずだが・・・」
あずさ「来週になるんですか!?」
議長が居ないと軍会議も開けないルールになっているなら、緊急時に呼び戻す手立ての無い議長の国外旅行なんて、常識的に認められるはずないと思うのですけど。ここまでくると、たるんでいるどころか腐敗してる気すらします。
隊長「いや、議長が帰って来るのが来週で、それから議会を開き調査隊のメンバーを決めるから・・・」
あずさ「もう結構です!失礼します!」
この国の騎士団は敵が眼前まで攻めてきても、呑気に軍会議とか開くつもりなのでしょうか。
はっきり言って、国防すらままならない国の王様には税金を徴収する権利などありません!
無駄とは思いますが、一応、王様にも報告しておきましょうか・・・
王様「そうか、シェラン王国は本当にモンスターに襲われていたのか。我が国は大丈夫だろうな・・・」
あずさ「国王。調査隊を編成して下さい。これは、ただ事ではありません」
王様「国外の事はお前達の隊長に任せてある。儂には、この国を第一に守る役目があるからの」
一応、国王には国防の意識があるみたいですね。ただ、本当に大丈夫なのかな?
少なくとも、シェラン王国が滅びたことは事実なのですから、即時、守備隊は編成しなきゃダメでしょうよ!
エステア姫だけは「早く調査隊が編成できるよう父上にお願いしてみます」って言ってたけど・・・
この国の未来は真っ暗ですが、次回には続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。