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あけましておめでとうございます。
元旦だってお構いなしに通常運転の伊達あずさです。
でもまあ、それは毎年のことでしたね。
さ~では再開しましょう。
去年の最後、バルダーズ・ゲート南エリアでのお仕事探しついでに、アイアンスロウンの拠点らしきものを壊滅させていただきました。
その際、フレイミング・フィストのカエドモンさんから、フレイミング・フィストの司令部に行ってスカールさんと会えと言われちゃったわけですけど・・・スカールさんからお願いされていたセブン・サンズ交易商会の調査に取り掛かってすらいない今の状態で会いに行くのは非常に心苦しいと言いますか・・・
でも大丈夫!
スカールさんが居るフレイミング・フィストの司令部も調査をお願いされたセブン・サンズ交易商会も同じ南西エリアにあるのです。
フレイミング・フィストの司令部へ向かう前に、ちょちょっとセブン・サンズ交易商会も調べちゃいましょう。
幸いにして今は夜です。セブン・サンズ交易商会に潜り込むには絶好の時間帯なんですけど・・・堂々と正面から入ってしまいましょうね。
セブンサンズ交易商会の中に入るなり、商人風の方が声をかけてきました。
商人「何か?」
あずさ「セブン・サンズのオーナーと話がしたいのだけど」
商人「申し訳ないが、あなたの要求に応えられません。帰って頂けますか」
取り付く島もありません。ただ、ダヴァエロンが所持していた手紙から、セブン・サンズの内部にアイアンスロウンの工作員が潜り込んでいる事は確実なのです。それどころか、セブン・サンズの関係者がアイアンスロウンの息がかかった別人と入れ替わってしまっている可能性すらありそうですからね。ここではいそうですかと引き下がるわけには行かないのです!
あずさ「まず見学が先だわ」
商人「聞いて下さい。セブン・サンズで奇妙な事件が起きているが、そのことじゃなくて最近では知る者皆が妙な行動をしている。私が見ていないと思った隙に商人達が顔を変えたのを見たんだ。そうだ・・・聞き間違いじゃない。顔を変えたんだ!セブン・サンズに何者かが潜り込んでいる!私だったら、時間がある間にすぐ逃げ出すが」
どうやらこの商人さんは、アイアンスロウンの息がかかった人ではなさそうです。そして、この忠告は善意からなるものだったみたいですね。
でもって、顔を変えた・・・ですか。この商人さんの証言で、アイアンスロウンの手先が姿を変える魔法か何かでセブン・サンズの人と入れ替わっている可能性が更に高まりました。
よし、他の商人さん達にも話を聞いてみましょう。
商人「このセブン・サンズへ遊びに来たのか。顔はわかるが、お前の名はまだ知らない・・・」
あずさ「名前なんかどうでもいい。遊びに来てるんじゃないの」
商人「もし、お前達が我々に静かにして欲しければ、お前達も静かにするんだな。邪魔をするんじゃない」
なんか妙ですね。コミュニケーションの達人であるはずの商人にしては、喋り方が無駄に好戦的というか・・・
それに私達はここに初めて来たはずなのに、何故顔が分かるのでしょうか。実に胡散臭いですね。本当は知らないくせに無理やりこちらの名前を聞き出そうとしてるようにも見えます。
商人「ほっといてくれないか?別にここにはなにもない」
何もないの!?商品も??
商人「まだ邪魔をするのか!恥を知れ!自分のしてることがわかってるのか!」
あずさ「本当に商人だというなら、なぜ商品を売りたがらないの?」
商人「買うだけの金がある奴に売ってるんだ。お前らみたいに見てるだけの奴には売らない。他に行け。お前の無礼は許してやる」
私達が見てるだけなら売らないのではなく、売れないんだよ!だって見てるだけなんだから。それにいつ誰が商品を買わないだなんていったのよ。物凄く良いマジックアイテムなら、例え物凄い値段で売ってたとしてもちゃんと買ってあげるから、早く商品を見せなよ!
商人「え?お前達は本当のことを知るためにすべてを失うことができるのか?」
あずさ「危険は承知だが、命は落とさない。お前らは商人じゃないし、私もアホじゃない。本当の姿を見せろ。知り合いかもしれないわ!」
商人「お前達は両方に関して間違っている。ここに来ただけでもお前達は愚か者だ。俺達は実際に、お前達の良く知らない商売をしてる商人だ。俺達は顔と名前、人の存在を売る商人なんだ。俺達はドッペルゲンガーなんだ。わずかな皮を隔てて、愚か者に死を売っている」
1階にいた2人の商人がドッペルゲンガーになりました。
なるほど・・・アイアンスロウンはこのドッペルゲンガーを使って、影からセブン・サンズ交易商会を操っていたのですね。
もちろん、このドッペルゲンガー達は2体ともとっちめさせていただきました。
私達が1階で騒ぎを起こしたためか、地下にいたドッペルゲンガーも本来の姿で臨戦態勢をとっていたので瞬殺しておきました。
そして、ドッペルゲンガーの死体の向こう側には・・・ジャッソさんですね。確かスカールさんがセブン・サンズ交易商会の責任者だって言ってた人です。この騒ぎの中でも人間の姿を保ち続けているということは本物?
ジャッソ「何もやるものはない。悲痛の叫びも、何の教えることもない。シェイプシフターめ、近寄るな」
あずさ「お前の言うモンスターではないわ。友達よ。スカールにセブン・サンズの情報を仕入れて来るよう頼まれた者だわ。お前は誰?」
もう少し礼儀正しく喋れないものでしょうか・・・
ジャッソ「スカールを知ってるのか?私はジャッソ、彼の友であり、セブン・サンズのオーナーだ。ここから出してくれ!」
なるほど・・・本物のジャッソさんはここに監禁されていたのですね。
あずさ「見つかってよかった。これでここで何が起きているのか分かる。連れて行く前に話してもらいましょう」
ジャッソ「この怪物、シェイプシフター達はセブン・サンズに数カ月前から侵入し始め、最初は下の方の者から徐々に近づいて行った。その内私も囚われ、奴等のリーダーに顔を盗まれた。私は拷問にかけられたが、口を割らないので殺されずにいた。目的が何なのか分からないが、私の仕事はめちゃくちゃにされている。私を助けてくれたお礼をやろう。スカールに次会った時、彼がくれるだろう。それでは私は行く。まだ沢山の怪物退治が残っているので。上の階物達は片付けたのか?まだだったらフレイミング・フィストに来てもらおう。奴等の臭いを消すまでには大分かかるだろうが」
そう言うとジャッソさんは外へ逃げて行きました。
これでスカールさんとの約束は果たせたみたいですけど、折角ですから、上の階にいるドッペルゲンガー達も倒してしまいましょう。大して強くない割に、経験値を210ももってますしね。
2階にもドッペルゲンガーが2体いたのでとっちめてやりました。
さ~これで気兼ねなくスカールさんのところへ行けるようになりましたが・・・会いに行くのは次回にしようかな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。