長いだけでまるで中身のない話:Baldur’s Gate#118

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
海外ドラマを最初から最後まで全部観きったことがない伊達あずさです。
一番のお気に入りであるウォーキング・デッドですら、途中で止まっちゃってますからねぇ・・・海外ドラマは完結するまでの話数がとても多いので、どうしたって離脱率が高くなってしまうのですよ。ただまあ・・・何れ観ますとも!

長いだけでまるで中身のない話:Baldur's Gate#118_挿絵1
では、バルダーズ・ゲート(南東)にあるブレードアンドスターズの1階から再開です。
ここの2階、3階にも名のある人がいるのです。何か興味深いお仕事でももらえるといいのですが・・・

長いだけでまるで中身のない話:Baldur's Gate#118_挿絵2
では順番通り2階から・・・2階にはメイプルさんという名のある方が居ました。

メイプル・ウィロー・アスペン「何よ?私の名前を聞こうとしていたんでしょ、違う?皆それを知りたがっているし、あなたもそうなんでしょう!まあいいわ!教えてあげる、私の名前はメイプル(楓)・ウィロー(柳)・アスペン(ポプラ)。言わなくてもわかるでしょうけどあんたが思っている通り、私の親は木々が好きだったの!そして言わなくてもわかるだろうけど名前で馬鹿にされるのは嫌いなの!もういいでしょ!?」

自意識過剰な上、被害妄想が激しいみたいですね。まあ、被害妄想というのは自意識過剰の一種でしょうから、表現が重複しちゃってるかもだけど・・・

あずさ「実は、道を探していただけ」

本当はお仕事を探していたのですけどね。まあ、詩的に表現したと思えば、必ずしも間違いとは言えません。

メイプル・ウィロー・アスペン「み・・・ああ・・・道ね?わからないと、いうの・・・ふむ・・・それならば。ゴホン、何か教えてあげましょうか?」

あずさ「バルダーズ・ゲートに興味があるだけ。観光名所はどこかな?」

メイプル・ウィロー・アスペン「ああ・・・まあ細かい道具が好きだったらホールオブワンダーズは気に入るでしょうね。街の中西部にあるわ。ソーサラスサンドリーズもいいわね。そこは中東部にあるの。他は・・・知らない。他に何か?」

あずさ「いや、結構」

メイプル・ウィロー・アスペン「それではまた会う時まで」

中西部とか中東部って本当に正しい表現なのでしょうか。
現実世界で中東っていったら、すぐそばの東(近東)から最も遠い東(極東)の中間ぐらいを指しますけど、メイプルさんが言ってる中東って真東って意味で使ってませんか?実際、ソーサラスサンドリーズはバルダーズ・ゲートの中心から見た場合、中東ではなく近東だし。
何れにしても、メイプルさんからお仕事はもらえなさそうです。

長いだけでまるで中身のない話:Baldur's Gate#118_挿絵3
最後は3階にいるレジナルドさんです。

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「こんにちは!どこにいても今日は良い天気ですな!あー・・・何と言うか・・・私には見知らぬ者に話しかけてしまう癖があってな」

奇遇ですね。私にも全く同じ癖があるのですよ。ひょっとして同業者でしょうか。

あずさ「何してるの?私と同じ冒険家ですの?」

若干、口調がレジナルドさんよりになっちゃってるような・・・

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「冒険だ!これより他に充実した時間を過ごす事はできないのだ!世界一の山の頂上から海の底までを探求して、家のすぐ外にある広大な地上をかけまわって、誰も足を踏み入れた事のない土地に向かって旅立つのだ。単純な人生ではあるかもしれないが、このような人生はとても素晴らしいものであろう!」

あずさ「じゃあ、この街について言えることは?」

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「町が?何故だ。この街は素晴らしい所だ、一番わかりやすくて、一番驚きに満ちた所であるとは思わぬか。一度は目にするべき所であるし、一度味わったら言い表せぬ楽しみで一杯だろうが。静かな人々と町並みが、目の回るほどの美しさや驚きが混在している。どの建物の屋根から街の素晴らしさがうかがえるとは思わぬか。ここは完結さと驚きが共存する所なのだ。ここがバルダーズ・ゲートなのだ!」

実はレジナルドさんへの返事の中に「凄かった。あんなに喋って、実際は何も言ってないんだから」という選択肢が常にあるんですけど、確かにそういいたくもなるくらい話に中身がありません。
まあ、私も大人ですから?そう思ったとしても、実際に口にしたりはしませんけど。そんなことを言っても私にメリットないし。

あずさ「最近何かおもしろいこと耳にした?クエストとか?」

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「クエスト?探索だな!求められるものを求める。そして正しい所を探索し、はじめからあった場所にあったものを見付け出す。知られていたが、忘れ去られていたもののために冒険をするのだ!こういうものを探し出すのはとても価値のある行為である!」

なんかさ・・・会話になってないんですよね。まるで何かの字数でも稼いでいるみたいです。レジナルドさんが書く小説には無意味で冗長かつ分かりづらい情景描写が多用されてそうですね。

あずさ「ただただ素晴らしい。あんなに喋って、実際は何も中身のあることを言ってないんだから」

結局、レジナルドさんを罵倒しないと会話が終了できないみたいです・・・

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「まあ・・・ある程度はな・・・私の言った事にあまり・・・意味はないかも知れない」

じ、自覚あったんだ・・・

あずさ「役に立つ情報は全くないのね?」

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「どちらかと言うと未知の計画と統計上の私の見解が正しいかどうかという事を聞かれたら・・・まあ・・・私の見解は正しくないと言うほかはないだろうな」

あずさ「やめておくわ」

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「それならよろしい」

あずさ「ええ」

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「それでは、さらばだ」

あずさ「本当に」

レジナルド・「ロングトゥース」・ワージングトンⅢ世「そうだな」

会話が終了するまでのやり取りも無駄に多い!とにかくもう全体的に時間を無駄にした感が凄いです。
最後がこれというのも何だか虚しい話ではありますけど、南東エリアもこれでおしまいです。
まだまだ仕事探しを出来る場所はあるけれど、この調子だとあまり期待できそうにありませんね・・・次回に続きます。

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