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皆さんこんにちは。
結局、新しいヘルシオに買い替えてしまった伊達あずさです。
よく考えたら、怪しい物を買うのもネットで物を買うのもあんまり好きじゃないし・・・
前回、あれこれするのは明日にしようっていって止めたはずなのに、何故かまだ明日になっていないごんたさくらの前から再開です。
でも寝ようね!明日にしようね!
・・・って思っていたのに、ふと桜の方をみたら木の陰からこぶとり爺さんが!
こぶとり爺さん「地震、雷に気ぃつけや。どぅおほほ」
そう言い残し、こぶとり爺さんはどこかへ行ってしまいました。
蘭丸「びっくりした~」
あずさ「変なおじいさん」
ほんとですね。
あずさ「あれ?雨だ」
蘭丸「何?急に・・・」
こぶとり爺さんが雷の話なんてするからだよ!
それにしても、こぶとり爺さんってどっちの意味だったのでしょうね。単に小太りなお爺さんだったという可能性もゼロではありません。
りんご「冷たい!雨だ!」
松之助「ちきしょう!」
そんなことを言ってる場合じゃありませんでした。急な雨で寝ていたりんごも起きてしまいましたよ。
とりあえず雨をしのごうと桜の下に逃げ込んだんですけど・・・雷まで鳴り始めましたね。
あずさ「雷の時、大きな木の下ってやばいんじゃなかった?」
蘭丸「そう?」
確かに落雷した木の近くにいると、木を伝って来た雷がより電気抵抗の低い人体に向かって側撃することがあるらしいのです。でも、例え木のそばから離れたとしても、不幸にもここは周りに何もない荒野なので、今度は人体に直接落雷しちゃう可能性もあるのですよ。
直接落雷した際の死亡率は、木からの側撃の二倍にも及ぶため、木のそばで立つか、荒野に立つかのどちらかであれば、木のそばの方がましです。
ただ、最善を尽くすのであれば、雨の中、匍匐前進するという解もある!
私達が意を決して荒野に向かって匍匐前進を始めた直後、桜めがけて雷が落ちました。
蘭丸「きゃ~っ!」
あずさ「うわっ!危ない所だったんだ」
一見するとふざけているかのようにも見えた匍匐前進によって、私達は九死に一生を得たのでした。
・・・で、これは桜の中に入れってことなのかな?
あずさ「いや~っ・・・しかし、危ないところだったな~」
蘭丸「桜、可哀想」
あずさ「大丈夫か?」
りんご「私は大丈夫ですよ」
松之助「けっ!あんなのでくたばってたまるかってんだ」
蘭丸「怪我はない?」
りんご「蘭丸さん、宮水の匂いがしますよ」
どうやら桜の中から宮水と同じ匂いがしているらしいです。
あずさ「ちょっと下りてくるから、松之助、ついてきてくれないか?」
松之助「俺はいいぜ」
蘭丸「気を付けてね」
りんご「泉があるはずです。探してきてくださいね」
特に蔓を使わずとも、壁伝いに下まで降りることが出来ました。
しかし、この先に宮水があった場合、蘭丸さんとりんごはどうするつもりなのでしょうね。その時は諦めて下りるつもりなのかな?
あずさ「気を付けろよ」
松之助「ああ・・・」
慎重に奥へ進んで行きます。
むっ、少し天井が低くなってきましたね。圧迫感が半端ないです。
遂に立ったままでは進めない程になりました。
更に進むと急に広くなります。ふ~狭いところは嫌いじゃないけど、立ったまま歩けないほど狭いのは流石にね~
更に奥へと進んで行くと・・・
松之助「あ~れ~」
あずさ「どうした松之助」
振り返ると松之助の姿がありません。そして、地面には穴が。
あずさ「お~い、松之助~大丈夫か~」
松之助「いてぇよ~怖いよ~」
あずさ「情けない奴だなぁ。今助けてやるぞ~」
蔓を持ってきておいて正解でしたね。もし、蘭丸さんに預けていたら取りに戻らなきゃならないところでしたよ。
あずさ「お~い、松之助~この蔓につかまって上ってこれるか?」
松之助「おう、ありがてぇ」
無事、松之助が戻ってきました。
あずさ「もう落ちるなよ」
松之助「おっ、おう」
それにしても、この穴の下ってどうなってるのでしょうね。
ちょっと私も穴の中を見てきましょうか。
持っていた松明を松之助に渡し、蔦を伝って穴を下りてみます。
地底湖ですね。壁に生えているキノコがほんのり光っているおかげで、松明なしでもなんとか辺りを見渡すことができます。
キノコマニアの私としては・・・このキノコ、頂いていくしかないでしょう!本当は食用キノコにしか興味ないんですけど、ひょっとしたら食せるかもしれませんし。
あずさ「松之助~変わったことはないか~」
松之助「ね~え~よ~」
しかし、この状態ではここから更に下りるのは無理っぽいです。とりあえず、松之助がいるところまで戻りましょうか。
戻って来たんですけど・・・上る際にキノコを落としちゃった・・・がっかり。
松之助の救助に使用した蔓を回収し、更に奥へと進んで行きます。
あずさ「何かあるか?」
松之助「何もねえ」
更に奥へと進んで行きます。むっ、今度は床に穴が空いてますね。
あずさ「渡るのか」
松之助「こんなの渡るくれえ簡単じゃねえか」
これ・・・絶対にフラグですね。私が渡ると下に落ちちゃうパターンなんでしょ!わかってるんだから!!
じゃあ、松之助に蔓の先を持って渡ってもらって、この鍾乳石の間にガイドとして蔓を張ってもらうっていうのはどうでしょう。丁度いい感じの場所に鍾乳石があるし、絶対にそれが正解だよ!
結局、そんな小細工なしに普通に渡れちゃった。考えすぎだったんでしょうか・・・
地底の川に出ました。この川が邪魔でもうこれより先には進めそうにありません。
あずさ「どうしよう」
松之助「けっ!そんなこと知るか」
この川の水も先ほどみた地底湖の水もどうせ同じ物なのでしょうから、この水でも十分なんじゃないかな~って思ったんですけど、この川に腕輪をつけてみようとしたら、「こんな急な流れの水に手を入れるのですか?」と尋ねられ、実行させてもらえません。
うるさいな~もう!入れるったら入れるんだよ!私の好きにさせて!
見守りスタッフの方の制止を振り切り、川の中に手を入れると、ばしゃっと水が跳ね、松明の火が消えてしまいました。しかし、腕輪を水につけたことで川が輝き始めました。
あずさ「水が光っている」
松之助「これが宮水ってやつなのか」
・・・で、ここからどうすれば?初めてひのえ様に会った時と同じ仕様なんだとすれば、蘭丸さんの首飾りも必要になるんじゃ。
一方その頃、蘭丸さんは・・・
蘭丸「入ってくるわ」
りんご「あずさが待っててくれと言ったじゃないですか」
私が呼びに戻らないとダメみたいです。
でも、蘭丸さんを呼びに戻るのは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。