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皆さんこんにちは。
実際に北海道へも行ったことのある敏腕警部の伊達あずさです。
さ、捜査メモを入力して、捜査を再開しましょう。
ポートピア連続殺人事件の時みたいに、毎回最初からやり直さずに済むのは楽で良いですね。
さ~て、何処から調査しますかね。
猿渡から「ボスは北海道初めてですか?」って尋ねられましたが初めてじゃないですよ~1度来たことがあります。
取り敢えず、被害者の増田に宛てられていた葉書を見て住所を再確認し、増田が住んでいたと思われる緑ヶ丘へ向かうことにします。
猿渡の案内で葉書に書かれていた住所までやってきました。
表札にも「増田」と書かれていますし、ここが被害者の自宅みたいですが・・・家の前に人が居ますね、奥さんでしょうか。
彼女の名は増田たえというらしく、予想通り被害者増田文吉の妻みたいです。警察手帳を見せ、事情を説明した上で、被害者の写真を見せると、あの遺体が増田本人であるという確認が取れました。
彼女は、夫が人から恨みをかうような人だとは夢にも思っていなかったらしく、ちょっと前に、夫の世話になったと言う人がお金をくれたことがあったなどと話してきました。彼女の話を素直に受け止めれば、昔お金を貸して上げた人がお金を返しに来たと解釈することもできますが、それなら普通「お金をくれた」とは言いませんよね・・・
何にせよ、妻のたえは夫の事情をほとんど知らないのかもしれません。彼女が嘘をついていないのであれば・・・ですが。
ちなみに以前お金をくれたという人は北浜の飯島幸男と名乗ったそうです。
猿渡によると、北浜というのは網走の市内にある地名なのだそうです。彼女からはこれ以上、手掛かりになりそうな話を聞けそうにないので、とりあえず、増田に以前世話になったと言う飯島さんでも訪ねてみますか・・・
猿渡の案内で北浜にやってきました。ここは海辺にポツンとある寂しい駅みたいです。とは言え、無人駅ではないようで、ちゃんと駅員さんが居ます。折角ですから、駅員さんに飯島さんのことを尋ねてみましょう。
すると駅員さんから予想外の情報が・・・え!飯島さん殺されちゃったの!?
この世界にはまだ携帯電話が無いせいなのか、警察関係者である私が殺人事件に関する情報を一般人から教えてもらうという何とも悲しい状態に・・・
駅員さんによると、今朝飯島さんの遺体が浜に上がったと町中大騒ぎなんだそうです。
大急ぎで飯島さんの遺体が上がったという北浜の浜辺へ向かいます。
町中大騒ぎというだけあって、かなりの人が集まっているみたいですね。地元の警察も到着し、既に捜査が始まっているみたいですが、私達は私達で捜査させてもらうことにしましょう。
被害者である飯島の後頭部には鈍器で殴られたような跡があり、これが死因の様です。遺体のそばに凶器が見つからなかった点から、凶器は犯人が持ち去ったか、あるいは別の場所で殺され、ここに運ばれてきたかのどちらかでしょう。とりあえず、今後の聞き込みに役立つでしょうから、飯島の写真も撮っておきましょうね。
折角、大ぜいの人が集まってきているので、ついでに聞き込みもさせてもらうと、飯島幸男はこの町の実力者だったらしく、彼には「しんじ」という息子が1人居るそうです。近所の人によると、殺された飯島は最近妙にそわそわして落ち着かない様子だったみたいです。
増田の家にお金を渡しに行っている点からみても、増田に何か弱みを握られていたのかもしれません。しかし、両名とも殺されてしまっているという状況から見て、そんな簡単な話だけでは済まなさそうです。
とりあえず被害者の息子であるしんじさんを呼び、話を聞くことにしました。
しんじさんは父の幸男が誰かから強請られていたと感じていたようです。以前、50万ほど通帳からお金が消えていた時に、父親を問い詰めたことがあったそうなのですが、どんなに問い詰めても、父親が口を割らなかったため、誰に強請られていたのか、また、どのような弱みがあったのかについては見当もつかないそうです。増田という人物を知らないか尋ねてもみたのですが、そのような人物は知らないとのことでした。
念のため、増田の写真を見せてみると・・・「これはゲンさんに間違いない」と言い出しました。
え?増田って名を偽ってしんじさんの前に姿を現してたの?
しんじさんの話だと、ゲンさんという人物は札幌すすきのにある炉端焼き店コロポックリで働いているのだとか。
何だか微妙に話が噛みあわなくなってきましたが・・・とりあえず行ってみましょうか。
しんじさんから教えられたとおり、札幌のすすきのにやってきました。目の前にコロポックリというお店が見えます。
コロポックリの店内に入ると、殺された増田そっくりの人物が!警察手帳を見せ、事情を話します。
確かに似てますが、増田とは別人のようです。増田についても聞いてみたのですが、そんな名の人は聞いたことが無いとのことでした。てっきり双子の兄弟か何かだと思ったのですが・・・
ついでに飯島幸男についても尋ねてみましたが、知らないそうです。う~ん・・・
とりあえず、一度店を出て、増田にそっくりなゲンという人物について、この辺で聞き込みを行ってみたのですが、古くからコロポックリで働いているということぐらいしか分かりませんでした。困った・・・手掛かりが途絶えてしまいました。
一度、飯島の地元である網走へ戻って聞き込み調査を行ってみようと思います。
町の人から聞けたのは「あくつという大臣が地元から出る」とか「網走って言ったら刑務所を想像するかもしれないけど、穏やかな街でしょ?」とか、何ら事件とは関係の無いような話ばかりです。
その後も、緑ヶ丘の増田の家に行って、飯島の写真を増田の妻たえに見せてみたり(何故か飯島の顔に見覚えが無いみたいでしたが・・・あれ?直接会ったんじゃなかったの?)、飯島の息子しんじと再度話してみたりとあれこれ試すも、何の情報も得られません。
何の手ごたえも無いまま、再び網走市内へと戻ってくると、突如パトカーに網走港に男の水死体が上がったと無線連絡が入りました。(何がトリガーだったのかまったくわからな~い!)
とりあえず、網走港に急行します。
ポートピアの事件とは違い、殺人事件の発生ペースが物凄く早い!
被害者の内ポケットに入っていた名刺から被害者の名前は白木雄九郎、住所は東京都目黒区奥沢であることが分かりました。白木は東京にある大手スーパーの社長で、北海道には観光で来ていたみたいです。今度は東京の人が北海道で殺されたのですね。
白木の首には紐のようなもので絞められた跡がありますが、直接の死因は溺死だそうです。
つまり、絞殺しようとしたが、殺しきれなかった・・・つまり、力が弱い人物が犯人である可能性が高いということみたいです。
しかし、絞殺って普通に考えたら力が弱い人が一番選ばなそうな殺し方ですよね。絞殺の際、手などではなく、紐のようなものを使っている点から予め準備していた可能性だって高いのに・・・
遺体に残されていた財布の中には現金が入ったままですし、これは被害者と何らかの繋がりがある人物による計画的な犯行で間違いないでしょう。
その後もあれこれと現場を調べていると、急に見知らぬ男がやってきました。口ぶりからするに白木が経営していたスーパーの従業員でしょうか。
彼の名は「さかぐち たつお」と言い、白木の秘書だそうです。・・・ひ、秘書っぽくないなぁ・・・(顔が)
白木は秘書のさかぐちさんに摩周湖に行くと言って出て行ったらしく、網走に行くなどとは一言も言っていなかったそうです。
これまでの殺人事件と何か関係があるのではないかと踏んだ私は、増田と飯島についても聞いてみる事にしました。
どうやら飯島とは面識があるみたいです。何でも、東京にいる白木の下へ「おくむら」という人物と共に以前来たことがあるんだそうです。
なんでも、白木、飯島、おくむらの3人は古くからのお友達なんだそうな・・・
ほほう・・・薄らではありますが、殺された3人には接点がありましたね。
ちなみにおくむらと言う人物については、飯島と一緒に北海道から来たという事以外は知らないみたいです。
この流れで行くと、おくむらという人物の身も危ないという非常に切迫した状態ではありますが、今日の捜査はここまでです。
おくむらという人物について調べた後、一度東京に戻る必要がありそうですね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。