ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
これまで正体、目的ともに不明だった七英雄のことが少しだけ分かった伊達あずさです。

帝国は七英雄の1人に息子を殺されたという理由だけで、七英雄全員を末代までの仇敵として定めたわけだけど、直接の仇であったクジンシーを真っ先に討伐できちゃったこともあって、私としては今一つ七英雄討伐に情熱を注げませんでした。

何だかんだで、ワグナスやボクオーンとも戦う事になってしまいましたが、それも成り行き以上の何物でもなかったですからね。帝国にとってみれば、七英雄などよりも武装商船団の方がよっぽど敵らしい敵でしたよ。

帝国の国益を度外視してJRPGらしく在り来りな正義の心だけで戦うとしても、七英雄について一切語られることなくここまできてしまったこともあって、七英雄を世界の敵と定めるに至る要件が無かったのです。

今回ひょんなことから、七英雄の正体が何千年も前にこの辺りに住んでいた人達だったということが分かったわけだけど、そうだったからといって世界の敵と見なせるかというと・・・実に弱いところがあります。

七英雄を含む何千年も前に住んでいた人達は、この辺一帯に発生した大きな変動から逃れるべく別の次元に移動したらしいのですが、その人達が変動が収まったこの世界への帰還を望んでいて、そのための先遣隊として七英雄が送られてきた・・・とかなら、七英雄を別次元からの侵略者と見なして戦うこともできそうだけど、塔にいた龍の話によると、七英雄は塔の動作不十分によって何千年も前に住んでいた人達とは別の所に飛ばされちゃってたみたいなのですよね。であれば、その人達と七英雄は無関係と考えるべきでしょう。

じゃあ、七英雄は自分達を変なところに飛ばした何千年も前の人達を恨んでいて、復讐するために元の次元に戻ってきたとか?
龍は塔が上手く作動しなかったと言っていましたが、その原因が過失ではなく故意だったとすれば、七英雄にも恨む理由ができそうです。

ただ、その場合であったとしても、七英雄の恨みの相手はもうこの次元には居ないってことなのですよね。もしかして、七英雄はそのことに気付いていない?いや、そんなわけないですよね。だって、自分達を別の次元へと飛ばしたテクノロジーがこの世界ではすっかり失われてしまっていますし、仮に七英雄が時をも超えて戻ってきたのだとしても、今この世界に居る人々が自分達の復讐相手ではないことぐらい直ぐに気づきそうなものです。
何気にクジンシーがアバロンに攻めてきてからもう1761年も経っちゃってますし、彼らが不老の存在なのだとすれば、別に時を越えたりせずとも、辻褄は合うのかもしれません。

う~ん・・・やっぱり、七英雄って私達が戦うべき相手じゃないのでは。
もしかすると、ロックブーケはあの神殿やこの塔を探ることで、何千年も前にこの地を去った人々を追跡しようと考えているのかもしれません。それが復讐によるものなのか、或いは単に合流を求めただけなのかは分かりませんけど、何れにしてもこの世界にとっても帝国にとっても敵にはなり得ません。

何かクジンシー個人に対する恨みを七英雄全体に向けてしまった初代皇帝の人間性に問題がある気がしてきたよ・・・これじゃプチオルステッドですよ。

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵1
ますます七英雄と戦う動機がなくなってしまったところで・・・いい加減、この塔から脱出しましょう。ロックブーケがいた塔とは違って、ここには帰りのショートカットすらありません。これまでに探索したダンジョンの中でも、この塔は屈指の意地悪な作りになっていたけど、最後の最後まで余すことなく意地の悪い構造です。

それにしても、ロックブーケを無視して神殿やら塔の調査を進めてしまったせいなのか、ゲーム的には全く進展しませんね。いや、むしろロックブーケを無視した状態でも龍と話せたことを評価するべきなのか・・・これがもし前作だったら、あの龍は話し掛けられないシンボルとなっていたでしょうし。

ロックブーケが何を求めているのかについては、まだ推測の域を出ませんが、少なくともエイルネップの神殿もこの塔もこの世界の人達はもちろん、帝国の脅威にもならなそうですし、ゲームを進展させるためであれば、中に入れるようになったことを教えてあげないこともない・・・

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵2
一度ロックブーケのところまで行ったんだから、ショートカットさせて欲したかったよ・・・

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵3
物凄く今更ですけど、ダッシュにはその最中に敵に触れると陣形が崩れるという致命的なデメリットが既にあるのですから、視界まで狭くする必要なんてなかったんじゃないかな・・・
大体、こんなに動体視力が低かったら敵となんて戦えないよ!

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵4
やっと着いたと思ったら、ラッフルツリーまで復活してる・・・

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵5
ロックブーケ「私を助けに来てくださったのね!ここのモンスター達を物ともせずにここまで辿り着くなんて、とってもお強いのね。とっても強いあなたを見込んでお願いがあるの。神殿につよ~いモンスターがいて奥へ行けないの。何とかして頂けない?」

まるで初めて会ったかのように全く同じやりとりとなりました。

皇帝「あいつなら、もう片付けました」

選択肢無しで話が進んだ!?

ロックブーケ「スゴイ、スゴ~イ!!」

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵6
ロックブーケ「あなたの事、一生忘れませんわ!」

ロックブーケは最後にそう言い残して、例のショートカットを使い塔から出て行きました。
まあ何です。ちゃんとお礼を言ってくれるだけ、ゲームの世界の人としてはかなりましな方だったのかも?

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵7
ロックブーケ・・・さんの目的を知るためにも後を追ってみましょう。

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵8
うっ・・・私が神殿の守護者を倒してしまったせいか、神殿の中にモンスターが蔓延っちゃってる!

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵9
でもこのモンスター達・・・単に神殿の中に迷いんだわけじゃなさそう。

蛇「この先には行かせんぞ」

皇帝「一体何があるのよ?」

蛇「お前には関係ない!」

皇帝「どけ!」

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵10
意思疎通が出来た割には何てことの無い雑魚です。
もしかして、神殿の中にいるモンスターってロックブーケさんの仕業だったりします?

ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵12ロマンシング サ・ガ2のプレイ日記43:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵13
蛇を倒して先に進むも、既にロックブーケさんの姿はなく、前にきた時と全く同じガイダンスが流れただけでした。

モンスターに多少は行く手を阻まれましたが、結構急いできたつもりだったんだけどな・・・もう塔の方へ向かっちゃったのでしょう。
ならばこちらも塔へ向かわねばなりません。私が変な選択をしたせいで、完全な二度手間になっちゃってるけども!

ただし、再び塔を下りるのは次回です。

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